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太陽よ、ムーンショットを止めろ!  作者: 白い月
カイアス王国潜入
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ミカエルの菱形

「ミカエルの菱形ひしがたって知ってる?」 

 といきなり、さゆがそんなことを言ってくる。

「なにそれ。聖遺物?」

「まぁ~~~~っ半竜ったら自分のあそこが聖遺物だなんて、なんてハレンチなんでしょーか! あなたの下半身は聖遺物を産むのね~っ、まぁや~らし!」

「はぁ?――――何言ってんのぉ?」

「あぁ…………さゆがそう返しをしたくなるもの分からなくはない」

「な、なんですかミハエルさんまで……! えっ、なに……!?」

「息子さん! ボケてる半竜にお仕置きをどうぞ! わたしが許す! むしろしろ!

半竜はお風呂の時、自分の裸見てないの? 自分の体くらいチェックしろよ~」

「えっ、この流れって事は冬華のミカエルの菱形を揉めって事だよな。怒らない? 冬華」

「えっ、揉むって胸ですか? 胸はちょっと……」

「いや胸じゃない。その反応を見るに本当に分からないんだな……さゆは知ってるのに」

「えっ、何? 何ですか! 菱形? 体で? えっ肩甲骨ですか? そこは別に触ってもいいですけど……ふ、服の上からどうぞ……」

「んまあ、エッチじゃん! さあっ、はやく息子さん触ってあげなさい――! 水鏡冬華のミカエルの菱形を――!」

「な、なんか聞くにエロい場所じゃアなさそうなんで、さ、さわ、さわっても……ぃ、いいですよ!」

「じゃあ、いくよ! ほいここっ」

 スカートの上から、お尻の上の方、

「やぁんっ! そこっやっ! ちょっとまって!――やぁああぁぁっ! ダメッ! もうわかりましたから! そこそんな風にいうんですかっ! ていうかお尻が菱形って何!?」

「エッチじゃん! 半竜好きな男にさわってもらって気持ち良さそうな声上げてる~! 息子さん半竜はもっとお尻いじめて欲しいらしいよ!」

「バカ! そんなわけ、あぁ~~っ、ちょっと、そこ擦るのやめて!」

「脊椎と肋骨の最後の交点、お尻の割れ目のいちばん上をつなげると、正確な菱形ができるんだ。

 美術家ならミカエルの笑窪はまあ間違いなく知ってるね。わたし位のアマチュア絵描きですら知ってるんだから。

 地球だとアレクサンダー大王を産んだ母親がミカエルの笑窪すごかったって言う話だよ。

 女性のヌードを描く時はミカエルの菱形足す場合もあるね。モデルから付け足すよう言ってくる場合もある。

 このお尻のえくぼができる女性は健康な赤ちゃんが埋める事で世界中でこの特徴を持ったお尻の女は持てはやされたんだよ。

 痩せすぎた体では、お尻の笑窪えくぼがない、逆に太りすぎなお尻だと脂肪で脊椎と肋骨を~以前の問題だ。

 つまり変に数字、健康診断なんて数字脅し、薬を売りたい医者が勝手に決めたルールに従わなくても、人の体には健康を見られる場所があるというわけだ。

 それがミカエルの菱形だ」

「うぅ………っ、ももぉぅ分かりましたからぁ、あぅぅ……離して……」

 はぁ……っ、と水鏡冬華の吐息が妙に湿っぽい。顔も紅潮している。

 そして、セーラー服の背中がすっごいビッチャビチャだ。肌の色がセーラーから透けているくらいに。

 水鏡冬華の様子がおかしい。

 彼女は、その場でうずくまりそうだ。立とうとしているが太ももがしゃがんでいる状態からプルプルしてて動かないっぽい。おでこも汗がにじんでいる様子だ。

「ちょっと、あなた、本気で感じてる…………? ねぇ、冬華……?

 ごめんなさい息子さん、はなしてあげて……あれっ、おかしいなぁ、この子が腰抜けちゃうとは思わなかった。

「はいっ、離したよ!」

「あれ半竜そこ別に弱点じゃないよね。だって一緒にお風呂入った時わたしふざけてソコ結構攻めたよ……でも何にも感じてなかったよねあのトキ……」

「別に、何でもないわよ……ふぅぅぅううぅううっ」

「いや、なんでもあるでしょ、あんた、これ全然自分の力で立てないじゃん、今」

 さゆが冬華の腕を持って立たせようとするが、パンストにくるまれた足が中腰未満の状態でプルプルプルプル震える光景が見える。

「ほら、立てない! あの時と今のと違いって言ったら、触ったのがわたしじゃなくて息子さんくらいしか……あ~っそっか!

 冬華ったらエッチなんだぁ~もう!

 好きな男に触られたって事実のみで、腰抜けちゃうほど興奮してる――あなた恋を知ったばかりの女学生かよ!!」

「ぐっ…………ふぅぅう!」

 冬華は恥ずかしさのあまり目に涙をためて足をガクガク震わせている。

「でも街に入ってたら目立ってたね。ギリギリ街に入る前だから。

 いたずらしたい~とは思ってたけど親友を不特定多数のHな視線の的にしようとは思ってないから。ごめんね冬華」

「すみません、まだ、もう少しかかりそうです……、足にまだ力がミハエルさん……、ほんとっこれ、うぅぅ……!」

「いやいや、むしろ謝るのわたしだ。さゆに乗って刺激与えたの他でもないわたしだし……ごめん! ごめんね冬華!」

 困った風に苦笑いしながら自分の正面で手を合わせるミハエル。


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