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太陽よ、ムーンショットを止めろ!  作者: 白い月
生放送を止めろ
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『女が幸せって感じる』のはね

「あぁ…………大丈夫じゃないわ。あの事叫びたいわ、あのヒール野郎め、これあんのでたらめヒールのせいだろ、この精神の落ち着かなさ……!」

 水鏡冬華の様子がおかしい。彼女はRTAPTのリーダーの所まで行き通信器具をひったくった!

 そしてネット配信中の画面に向かって叫ぶ、

「フレッド……そりゃあ悔しいわよ。男を羨ましく思うわよ。涙も出るわよ……

 でもね、女はね今からいうこれをのぞんでいるのよ。

 『女が幸せって感じる』のはね。

 彼氏の心をわたしで染め上げている瞬間よ。

 そんなの、言語化するまでもないじゃない。

 だから、女は恋愛では平等もハーレムも嫌うんじゃない。そしてハンサムだろうが付け入るスキがない男は意外と不人気な理由よ。

 だって彼氏の心をわたしで染め上げるってのが難しいもん、それじゃあ!

 彼女が彼氏の生活圏に自分の物置きたがるもの同じ心理。彼女の彼氏を染めたい心理から出ている。

 好きな男の一番になりたいって普通でしょ! 女でハーレム嫌う人はこーいう心理!

 女でハーレム許容する心理はハーレム以外では『その人のそばにいられなくなる』から。全部失うくらいならってやつね。

 あと嫁何人いようがわたしと夫の二人の時なら100%近くわたし色に染め上げられる。だからよ。

 あなたの心の中にわたしを置いて、も同じ心理よ。

 フレッド! 俺の大事なダチを女の欲望でドロドロにするな、汚すなっていったけどね! あんたのダチもう100%わたし色に染まってるから!――残念だったわね! 悔しかったらブロマンスの関係だろうが男x男で赤ちゃん作ってみなさい! 誓約うけいって方法あるからできるわよ男同士でも赤ちゃん!」

 そして携帯端末をリーダーに乱暴に返す水鏡冬華。

 この後、”ヒールという何かの暴走”の影響が抜けきった水鏡冬華は自己嫌悪に苛まれる事になる……。

「うひゃー、これはネットの生放送で手痛いしっぺ返し食らったな~。

 ネットでって彼女酔ってんの? 竜神ッて酒では酔わないって聞いたけどな~。そして彼女に言ったのってだいぶ前なんだけどな~」

 フレッドも放送見ていた。

「…………な、なんと言っていいのやら」

 アリウスも見ていた。

「うひゃあ! 竜神というのは気が長い。長いがその代わり”怒ったことはいつまでも覚えて”いる。そういう性質なんだよ……。

 フレッド……冬華にえらいこと言ったっぽいな……。

 でも彼氏彼女の心に自分を100%住まわせるって精神的なセックスのやり方だからね。精神の融合的な。

 天火明命あめのほあかり瀬織津姫せおりつひめとそれやって酉の因子の天火明命は竜の因子を瀬織津姫後天的にもらったんだから。瀬織津姫は元々の竜の因子に天火明命の酉の因子+で。

 お互いにお互いの因子を精神的セックスで混ぜ合わせてる。セックスは精神的セックスが最上だよ。

 わたしも染められちゃったのは天火明命の例を知っているからわかるよ。

 例えていうなら飼い犬は飼い主に似るだ。アレはわかりやすい例」

 ミハエルも見ていた。

「でも彼氏彼女の心に自分を100%住まわせるって精神的なセックスのやり方だからね。精神の融合的な。男の天照と天照の妻がしてる」

 これだけコメント欄にかいとこ。ミハエルはそう呟いて魔導PCをいじった。

「出雲君わたし君羨ましいよ」

 とミハエルは、ミハエル家に立ちよってた出雲建に愚痴る。

「君の名字のように、雲のように気ままに生きたい」

「いやあ、僕言うほど自由気ままなタイミング多くないよ……13人の嫁から解放されたのヤマトくんに斬り殺されて死んでしばらくたった後だし……ヤマト君も似たような感じでしょミヤズヒメ、オトタチバナノヒメ……ってねっ(キランッ☆ミ)」



「びっくりしたー!

 いきなり何!

 いつから恋愛議論放送になったの!

 霊波動の遺伝子治療で1200歳まで生きられるから跡継ぎ目的での一夫多妻制ってヴァーレンスじゃあ意味薄れてるよね

 フレッドって誰

 RTA放送よね?」

 とリスナーも混乱済みである。

 ちなみにRTAPTの面々も桜雪さゆもサリサも驚いて固まっている。

「ちょっちょっと、半竜……春雷しゅんらいで吹っ飛ばしたのそんなに効いちゃった……?」

「どーしたのあの半分竜神…………酔っぱらってる?」



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



「わたし、わたし、ネットを通してなんて事を……!」

 水鏡冬華は地面に文字を書くふりをしていじけている。

「ちょっとわたし立ち直れないから、グリン君、あなたたち2人でしばらくお願い」

「え、ええー……。じゃあ罠ある所は目印おいておきますね」

 グリンは苦笑いな顔をしてその場を後にした。

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