表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽よ、ムーンショットを止めろ!  作者: 白い月
生放送を止めろ
38/414

もももも~ん、ここはわたしの出番かな~

「じゃあ、ゴーレム倒しますか。黒竜閃こくりゅうせん――春月しゅんげつ

 水鏡は水鏡鬼神流の技を披露してゆく。

 と――

(ターゲットがいない!)

「冬華さん! 後ろ!」

「!?」

 水鏡冬華はヒールと名付けられた訳の分からない呪文を後ろからまともに食らった。

「ぎっ!! 位置おかしい! さっきお前……これは……」

「ヒールで空間転移した。空間と空間の癒し具合を見極めれば可能だ」

「んなアホな――意味分からないわ!」

 思わず突っ込みのセリフが出る。

 腕や足が勝手に動こうとしている。

呪禁じゅごんなら解けるが……)

 水鏡冬華は暗殺対象を惑わせるために呪禁を唱えるかまよったが、

「もももも~ん、ここはわたしの出番かな~」

 そう言って桜雪さゆが降りてくる。

「半竜ったら真面目な風でいて油断も隙もあるんだから~、相手してあげる」

「ふん、あんたとは毎日稽古してるでしょ!」

 そういって繰り出すのは黒竜閃こくりゅうせん――秋炎しゅうえん、炎の霊気を纏わせたリーチの長い乱切りだ。

桜閃おうせん――秋魔しゅうま

 さゆも黒竜閃秋炎と同じような技で対応する。

「やっぱり操られての水鏡鬼神流みかがみきじんりゅうは大したことないわねー、ちょっと吹っ飛ばすわね、春雷しゅんらい!」

 左手から発せられた春雷と名付けられた光の衝撃波が水鏡冬華をまるまる包みこむ。冬華は壁に激突して煙にまかれた。

「助かった。喧嘩してくれて」

 さゆの後ろからそんな声が聞こえた。

「べっつに、あんたを助けるつもりでしたわけじゃないけどね~サリサ」

 ヒールの意味拡大解釈してたルシファーの力やどした奴が脱力してる。

 なぜならサリサに左手で喉笛をやられていたからである。

 RTAとして生放送されている画面では

「おい仲間どうしで戦いが?

 状況よめなーい。

 なになに~?」

 とリスナーが騒いでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ