ミニスカ履いたり、おっぱいも見せつけるんじゃなくて、賢い女にならなくちゃいけない
「エメラルドタブレットを勉強しましょうキャンディスちゃん!」
メイドの仕事もひと段落ついたその時、陽夏がそう勢いよく切り出す。
「もっとミハエルさんに気に入られるために……?」
キャンディスが返す。
「そう! さっきの様子どうよ! 知識がある冬華さんとばかり話してたじゃない! 他の男ならおっぱいとふとももだけで釣れるかもしれないけれど、ミハエルさんと近くで仲良い時間帯を過ごしたいなら、ミニスカ履いて彼に見せつけるんじゃなくて、おっぱいも半分くらい見せつけるんじゃなくて、賢い女にならなくちゃいけない!
じゃないと彼との会話に混ざれない事がさっきの会話で分かったわ! 寂しかった! 寂しかったのさっき!」
ばん! と書斎から借りてきた分厚い本を陽夏は広げる。
「これ! これから学んでいきましょう!
アトランティス人は、( )に乗り、エジプト、ペルー、メキシコなどあらゆる方向に散ら場っていった。何に乗っていったでしょうか!」
「え、船……」
「ぶっぶー」
「宇宙船……?」
「たいぶ惜しい」
「え、何……」
「飛行船ー宇宙船を地球専用として宇宙用パーツ外した飛行船なんだってさ」
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「じゃ次行くね。この民は何世もの転生を繰り返し、やがてレベルの高い( )高いへと生まれ変わっていったが、( )からレベルの低い意識の群がやってきた」
陽夏が次の出題をする。
「レベルの高い星はどこでしょう。レベルの低い星はどこでしょう」
「う~ん……レベルの高いのは金星?」
「あっ当たり当たり! 知ってたの?」
「いや、あてずっぽ。レベルが低いのは土星?」
「ぶっぶー土星はね低いの通り越してて悪魔がすむ島みたいなもんなんだってさ
Q・q=Φ=土星崇拝 土星=サタンを意味するwho=foo=闇 で闇カルト=土星崇拝らしい」
とそこで、キャンディスが、
「次はわたし出題役やらせてよ。本貸して」
と言い出す。陽夏は本を手渡すと椅子で腰かけて
「キャンディスちゃんの体温でお尻当たる部分温かい」
な~んて思ったりする。
「え~。2160年、これは占星術で時代を見る際の時代の平均的な長さである(水瓶座の時代など)。
1200年、金星が天空で五芒星をなぞるのにかかる時間である。
( )年、キリストの地上での生涯の期間である。
29と半年、悪魔の星土星の公転周期である。
12年、木星の公転周期である
キリストの生涯はどのくらい?」
「早くに亡くなられたよね……30歳ちょっとで。30と何さいかはわかんない~」
「33と1/3らしいわよ。
このような周期は現在の状況がそれを大幅に加速させる可能性があることを示唆する。
このような周期に乗っとって、第7期の終わりには、ちょうど洪水がアトランティス人の進化の時代を終わらせた、らしい」
キャンディスがぺらぺらとページをめくる。
「アーリマンの住処&黒魔術の源アーリマンの( )。アーリマンの住処とはどこでしょう?」
「ええ? アーリマン? 大気圏とか?」
困惑しながら陽夏が答える。と、そこに
「地球のコアじゃ~ん」
桜雪さゆがドアから乱入してきた。
「そんなん知らなくても地球に向かって妖気感知すりゃあ、コアにアーリマンの妖気あんのわかるじゃな~い?」
指をくるくると回しつつその指を地球方向に向けクルクルするさゆ。
それを見ながらキャンディスは本を読む、
「そこから解放されるアーリマンの悪魔力は、地球人類の現在の対処レベルを完全に超えており、高次の存在の助けによってのみ対処できるという。
土星魔方陣の示す数字23の二倍にアーリマンが動きやすいという。46分?
ソフィア、ミハエル、キリストがその助けになりうるらしい」
とそこでぎょっとした顔でキャンディスが朗読を止める。
「ミハエルさんが……!? 書物でアーリマン倒すって予言されてるんですかこれ!? ていうかミハエルさんてまさか神話に出てくるミカエル!?」
キャンディスが読み上げながら驚く。さゆは、微妙な表情で
「どーかな~。地球人がムーンショットに夢抱きすぎな現状ではミハエルさん地球の悪魔侵略スルーしそう。わたしも当然スルーね。
土星は神の作った世界とは別次元の世界を勝手に作り、多くの魂を黒いキューブに幽閉してきた。ムーンショットの行く末は土星で魂の永久監禁。人の精神データはキューブ(土星の象徴)の中に幽閉される。黒い太陽=土星。
もうちょっと悪魔の誘惑に耐えてムーンショット跳ね除けてくれないとね~
あぁ、あんたたちは一度ムーンショット食らったけどミハエルさんに助けられたんでセーフね。運が良かったわね~。
いつでもカギとなるのは、
個人の意志、
思いやり、
そして霊的な力との意識的な協力だって最後に書いてない? その本?」
「書いてます。どうしてわかるんですか? 前に読んだとか?」
キャンディスが問う。
「違うちっが~う! 悪魔と戦っていると自然とそれが大事って分かってくるのん」




