表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
太陽よ、ムーンショットを止めろ!  作者: 白い月
戦い終えて
28/414

わたしの本当の名前知ってる人少ないよ

「男としては最強にあこがれるじゃんかー」

 元ムーンショッターのグリンが一言。

「やはり女としては良い殿方を得るのが人生の目標ですわ」

 ムーンショッターのアンジェラ・ド・グードが一言。

「お、女ならやっぱりそーゆー事も考えるかと……」

 元ムーンショッター水野陽夏が一言。

 ムーンショッターがよくいう単語について聞いてみた感じがこれである。

 ミハエルのメイドが答える。

「とりあえず生きていて害意がなさそう。なのは収容しました。

 どこにって? ミハエル様の空いている家がアリウス様の研究施設で分かれましたがミハエル様の方で」

 水野陽夏がムーンショッターの行方を聞くとそう答えた。

「ミハエル様の空いている家ってどちらですか? 今すぐ行きたいです」

「どうしたの? ムーンショッターで気にかかる人いる?」

「ちょっと、仲良くなった子が……」

「分かった。場所はわたしが案内しよう。そいえばその子の名前は?」

「キャンディス。キャンディス・ディ・ディディエです」

「キャンディスね。オーケイ」



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



――ミハエルの普段使っていない家――

 ミハエル一行は揃って家に来た。

「アリウスく~ん、人の家勝手に使って~」

「あ。ミハエル君。ごめんごめんーでも」

「ああ、使えって合鍵渡したのわたしだからな。こういう時に使うものだ。

 それにムーンショッターに改心するものがいればわたしの騎士団に入れれば良い、というのもわたしの建物の方がやりやすいしな」

「あなたの騎士団……?」

 水野陽夏が聞く。

「自分の名を入れたミハエル黒騎士団ってね私設騎士団もってんの。

 この国は通常の近衛騎士団、遊撃担当になってる剣聖騎士団と裏のわたしの黒騎士団がある。騎士団と名がつくものはな。

 まあもうこの国は平和な時代だから騎士団もなまってんじゃないの~……近衛まとめてるレオ・リベルグはいつも血管ぶちキレてそうだけど」

 とそこで陽夏に尋ねる。

「君の連れのキャンディス嬢の髪色は?」

「銀髪です。あのホワイトライガー? のサリサさんと同じ色。ミニスカ騎士なのはわたしと同じです。スカートはあの子の方がプリーツこう広がってて」

「なるほど。あそこにいた。警戒心満ち溢れてるて顔だな~。

 そこの君! こっちおいで」

「なんだ。殺す気になったか」

「話聞きなさいな。殺すなら家に連れてかないで遺体遺跡に放置とかヤってる」

 その冬華の返しに睨み顔で答えるキャンディス。

「ルシファーからもらった力にしがみついて悪魔人間をやめないなら殺す」

 と、ミハエル。

「女神=ルシファーって言うけど全然そんな風に見えなかったぞ! 善意で――」

「悪魔は善意を用い堕落させるのも得意だ

 『世界をパンデミックから救うために』

 『弱い人たちを守るために』

  悪魔の常套句だよ

『地獄への道は善意で舗装されている』

 こちとら悪魔退治の専門家って言いたいくらい悪魔と戦っているからなぁ」

「あの、ごめんなさい。ここはわたしに」

 陽夏が前に出る。

「キャンディスわたしよ髪の色黒に戻ってるけどパオラよ!」

「あなた、そっちに寝返ったの?」

「聞いて! わたし体の悪い所この人に遺伝子治療してもらったの。あなただって」

「わたしはそんなもの受けない!」

「聞いてってば! あの女神に力もらってから卵巣いたくない!? わたしずっと痛かったの」

「…………っ」

 キャンディスが自分の下腹部を抑える。

「やっぱり! それも治るんだってば! この人達の事を信じられなくてもわたしを信じて!」

「……わ、わかった。パオラお前の言う事なら……」

「あとわたし本当の名前隠してたの陽夏っていうの、水野陽夏。わたしの本当の名前知ってる人少ないよ、ふふっ」

「あ、あぁ、パオラ、陽夏……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ