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神をしもべとして使うか、不敬な
「あぶなー…………
ありがと精霊神ウィル」
ウィルという女の子友達のようだが神らしい。
それを見ていた天津日高日子波限建鵜草葺不合命《あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと》は一歩前に出た。
「神をしもべとして使うか、不敬な。
神は人のしもべではない
神は召喚獣ではない
神はテイムできる動物ではない」
サモナーの男の子の前に立ちはだかるウガヤ。
「わたしをサモナーとして支配して扱うか?」
「できるんですか?」
「わたしと君の力比べの結果次第だな」
「………あの、手加減は」
「する理由がない。テイマーやサモナーに高慢さを感じている今はな」
とウガヤはサモナーを無視し背中を向けた。
「ラスト素戔嗚、わたしも現実に戻る。君たちもわたしがあけた道を使え」
「はい。ありがとうウガヤどの」
うん、とウガヤはラスト素戔嗚と呼んだミハエルに深くうなずいて
「道を照らすのが我ら光の神の役目だからな……」
と光で世界を渡るロードをつくった。




