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太陽よ、ムーンショットを止めろ!  作者: 白い月
ヴァーレンスに帰りましょう
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ギルド「まゆげそれ」

 ギルド「まゆげそれ」の中。ヴァーレンス国王と酔っぱらって賭けをして負けたギルドマスターが原因でこういうギルド名になった。

 まあ覚えられやすいという点では良い点かもしれない。

 ユーナ=ショーペンハウアー、アン=ローレン、天馬蒼依てんまあおい、ガートルード=キャボット、グリン、グリンの恋人レダ=ヴィヴィアーニと、ギルド内で飲み食いしてる数名だけがいる。

 あとはギルドの受付嬢と料理店の人か。ユーナたちから見える範囲では。

「ほら、蒼依ちゃん起きて! ギルドに報告だよ!」

 アンがゆっさゆっさゆらす。

「うひーねむちゃい~~~~~~よ~~~~」

 天馬蒼依てんまあおいはゆらゆら揺れながらなんとか答える。

「下水道掃除以外の依頼だから報告自分がするって言ってたじゃん! 今がその時間だよ!」

「うぅ…………」

「いけそう?」

「頭起きてきた……行ける」

「じゃあわたしも付き添うから、報告しに行こ! 立てる?」

「うん…………」

 と、アンに支えられた天馬蒼依てんまあおいが、ギルドの受付へ向かう。

 そこには、グリンとグリンの恋人レダ=ヴィヴィアーニが待っていた。

 先に報告を済ませて、天馬蒼依てんまあおいの報告も手伝うつもりだ。

「起きた?」

 グリンが天馬蒼依てんまあおいにきく。

「なんとか」

「僕たちも手伝うから報告しよ」

「うん」

 そうして寝ぼけまなこで皆の協力もあって久々に下水道掃除以外の報告を終えた天馬蒼依てんまあおいだった。

 そんなこんなで、今宵も更けてゆく――――。

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