水浴び
ユーナ、アンはあれからビキニの水着をアリウスに作ってもらった。
どちらもはっきりいってダイナマイト・ボディといっていいくらいボンキュッボンなのでビキニがよく似合う。
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「あ、ユーナはみ毛してる」
天馬蒼依が川辺でいきなり友達にそんなことを言う。
「え? 嘘! そんな! アリウスさんもいるのにみっともない姿みせらんない!」
ユーナは驚いて自分の股間をチェックする。
「…………」
自分の股間をじーっと見つめるユーナ。
「ちょっと! こら! 蒼依! 嘘ついたわね! はみ出てないわよ!」
「ひっかかった~ひっかかった~うふふ」
「こっの、いたずら野郎め~」
といいつつ、ユーナが蒼依に向かって川の水を手で飛ばす。
「野郎じゃないよ~女だよ~~冷たいよ~! ほら! 仕返しだぁ!」
「ふふふふふ…………」
「あたしも混ぜて~!」
アンが水浴びに入る。
「わ、わたし、も!」
ガートルードも参加する。
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地球から帰ってきたミハエル、サリサ、フィオラは水浴びの光景を見て空から降りてきた。
「アリウス君! 珍しいねきみがそんなに女つれてるなんて、彼女失った傷癒えた?」
「ミハエルくん! な、なんというかこれは流れに乗ったまでで……」
「? …………そうなの?」
キョトンとした顔でミハエル。
「それよりもさっき聞いたよ~木花咲耶姫から。地球強襲したんだって? 地球破壊するなら僕もいくのに」
「まぁまぁ。サリサとフィオラもいたし、木花咲耶姫も途中から地球に泣きっ面にハチしたし」
――と、そこで川から声がする。
「ミハエルさん一緒に水浴びどうですか~? 美人4人がお相手しますよ~アリウスさんもこっちへ~!」
天馬蒼依の声だ。
「わたしね~。ほっぽった家族の所に戻って家族サービスの続きして来る~男欲しかったらアリウスくんをどうぞ~」
「ミハエル……!」
アリウスはミハエルの言葉にちょい焦る。
「いいじゃん死んだあの人もさ、そろそろ君の笑顔が見たいっていう頃だよ」
「ミハエル……いつからそんなおせっかいになったんだい?」
と、アリウスが氷を魔力で製造して飛ばす。ミハエルに。30kmくらいの速さで。
ミハエルはそれを手で掴むとそのまま口に氷を放り込む。
「おいし! じゃあね、アリウスくん! 蒼依嬢にユーナにガーちゃんにアン!」




