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先輩の名は?二
放心状態の彼を横目で見ながら先輩は嬉しそうにその場を去った。
と入学式の最中に信は思い出していた。
そんな中、その先輩が不意に目の前で登壇する。
「私は副会長の桜ヶ丘 零です。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今回は会長が外国留学している為、私が代わりに務めさせていただきます。」
零は凛とした佇まいでそう言った。
信は、また唖然していた。
「そのうち分かるってそういうことか」
信は小声で呟いた。
無事入学式も終わり、体育館を後にした彼は、指定された教室に向かう。




