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勇者「魔王倒したし帰るか」  作者: 湯葉
僧侶の手記

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最終ページ

親愛なるあなたへ。


 本当は、こうするべきじゃないのかもしれない。あなたに恨まれるのかもしれない。

 でも、あなたが必死になって残してくれた薬指は、きっと私がこうする為のものだと思うから。


 ごめんね、あなただけ残してしまって。

 ごめんね、あなただけに背負わせて。

 ごめんね、大好きだよ。


 もし、私たちを知らない誰かが片手だけでいいから、片方の手のひらの指五本分だけでもいいから、あなたの手を取ってくれたのなら、どうか許してあげてください。

 きっと世界は、人は、そこまで愚かでも傲慢でもないから。


 もうそんな資格はないけれど、それでも最後に、神様にお祈りしようと思います。



 ずっといっしょにいれますように。

 またね。

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― 新着の感想 ―
一つになることを祈った結果、肉塊となり、勇者の血肉になったのか、皮肉なことに。
次々と次の街に向かおうとするがもう少し一か所にとどまってレべリングした方がいいんだろうね 追い払われない町なら 水があれば食料は現地調達できるみたいだし 食べ物の調理と保存(干し肉)とか磨けば食料問題…
よくわからんがとにかく勇者が強かったな 盗賊とかバッチシ討伐しちゃうし 近接戦闘担当者としてはすごい
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