表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者「魔王倒したし帰るか」  作者: 湯葉
僧侶の手記
36/50

131ページ~138ページ

 次の国は魔法に関することが秀でていると噂に聞く。

 魔法使いが少しだけはしゃいでるようにも見える。



     ◆



 滞在予定だった村は、魔物の手によって壊滅していた。


 つんとした腐臭が立ち込める。

 壊滅した後に野党に荒らされたのか、目ぼしい物は何も残ってなかった。

 予定を変更し、先にある街を目指す事にする。



     ◆



 先へ進むごとに段々と気温が低下している。

 火の近くで眠ろうとするも、寒さのためか眠りが浅く、何度か目覚めてしまう。



     ◆



 魔物が集団で襲ってくる。

 知性が高く、対処が難しい。



     ◆



 以前、砂漠で出会った魔物と同じように、言葉を理解する魔物がいた。

 どうしても武器を振るう腕が鈍る。



     ◆



 自分の叫び声で目が覚める。


 寝ずの番をしていた勇者が悲しそうな目で私を見ていた。

 きっと、ひどい顔をしていたのだろう。



     ◆



 食料が減ってきている。あれを食べるしか無いのか。

 だがそれは、人食いと何が違うのか。



     ◆



 見た目は干し肉だが、口に入れた瞬間にあの魔物の姿が目に浮かび戻してしまう。

 水で無理やり飲み下す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] アレらも知性が高く人と会話ができる。それに母親や子供もいるらしい。人間だって人を平気で襲うじゃないか?魔物と人の違いって?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ