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勇者「魔王倒したし帰るか」  作者: 湯葉
僧侶の手記
27/50

98ページ~101ページ

 移動先の村で宿を取り、久しぶりに四人で話した。


 これまでのこと、これからのこと。

 自分のこと、みんなのこと。


 お酒を初めて美味しいと感じた。



     ◆



 村の人から馬車を譲ってもらった。

 決して安くはないものの、これから先の旅が随分と楽になるだろう。


 早く海が見たい。



     ◆



 風の匂いに違うものが混ざり始めた。

 どことなく、空気がベタついている感じだ。


 だが、興奮からか不快ではない。



     ◆



 海を見ることができた。

 この感動は、文字でどう表現していいかわからない。

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― 新着の感想 ―
[一言] お酒を旨いと思ってしまった、僧侶の思い。人生をリセットしたのか、すでに再生者の集団になってしまった勇者一行。海の匂いを知り、海を見た感動が彼女に幸多い事を祈る。
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