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赤い月の向こう側  作者: 西葫芦《Rz》
4/7

真実

施設の中央には、巨大な円筒形の装置があった。その中には、透明な液体に満たされたカプセルが浮かんでいる。

カプセルの中には、一人の少女が眠っていた。

数え切れないほどのケーブルが、少女の頭部と背中に接続されている。彼女の周りには、心電図のような波形を示すモニターが並んでいる。

「これは……」

少女の顔を見た瞬間、世界が揺らいだ。

桜井美月だった。

「なぜ美月が……」

「彼女がこの世界の創造主よ」

萃香が静かに説明した。

「美月は三か月前、交通事故で意識不明の重体になった。現実世界では、病院で生命維持装置に繋がれている。でも、彼女の意識はここにある」

「どういうことだ?」

「彼女は事故の直前、君への想いを抱いていた。その強い感情が、この仮想世界を作り出した。君と過ごせる理想の世界を」

僕の前に、あの白い空間が現れた。

 この作品はとある女性を好きになったことがきっかけになって書いたものです。実際に彼女に告白はしたんですが、振られてしまったので、この物語の主人公にも同じ苦しみを味わってもらいたい……、そんな思いで書いてみました。

 次回作は別の物語(別ジャンル)を書きたいと思っていますので、宜しくお願いします。


     最期に、ここまで読んでいただき有難う御座いました。

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