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everyday pastime  作者: p129
プロローグという名のキャラ固め
8/33

同じく二麺も進化したいらしい

「進化ってなにさ。さっきも言ったけどそんな悩むこと?」

 相変わらず頭を撫でられている二麺が唐突に。

「飲めるようになりたいですよー。でもねー苦いから無理なんですよー、砂糖とミルクは必ず必要ですね」

 子供だから大人っぽくなりたいんだなぁ。生暖かい目で見てあげよう。うん。

「なんですかその眼はー。今、ぜったい失礼なこと考えたでしょう」

「ほらほら暴れるな。大人しくしてろって」

「ったくもう、キム先輩もそろそろやめてくださいよー、もう」

 より一層ふくれっ面になった。中学生っぽいなー。小学生かなー?

 二麺はじーっと光流を見た後


 特に何も言わなかった。

 なんか言う流れだった気がするんだけど…

 撫でるのをやめたが二麺を足の上に乗せたままの紀夢が

「じゃあこれから何しようか?こいつん家何もないからなー」

「失礼な、まぁまだ三時だしな」

「じゃあおやつ食べましょう。光流先輩、ポテチを」

 二麺が左手を出してくる。が、もちろんない。光流は手を置いてお手をした。

 左だから、おかわりか。

「あーもうっ私がほしいのはおかわりじゃありません。ポテチですポテチ!」

「だから、だからポテチが俺の家に常備しているわけないって。まぁある時はあるけど」

 ていうかおかわりだってわかっていた。

「じゃあじゃんけんで負けたほうが買いだしな」

 と紀夢がいうがこの流れは…

「ほぉ、キム先輩いいですねぇ。言いだしっぺは負けるのが定石ですよ?ていうか、放してくださいよ、もう!」

 言いたいことを言われた。

「じゃあじゃーんけーん…」

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