表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ

あなたは何を望む?

富?

名声?

悲しみ?

怒り?

憎悪?

力?

それとも…

戦い?

違うのかい?

だったら…あなたは何を望むのかな?

…人?

愛する人?

へぇ…

なら、いまここで戦っている彼は…あなたとそっくりだ


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「うぉぉぉぉ!」

一人の青年が一人の男と戦っている。

「チィッ!」

青年は刀を持っている。

男の方は光を発する剣だ。

今、青年の刀が男の肩をかすめた。

「許さねぇ…てめぇっ!」

青年の刀は鋭く、早い。

確実に男の体力を削っている。

「何だ…このすさまじい気迫は?」

男の光る剣が青年の首に向けられる。

「くっ!」

「ここまでだな…ガキ!」

男は剣を振りかざす。

が、青年はそれを刀で受け止めた。

「なにっ!」

「負けねぇぞ…」

刀で剣を弾き返した青年は、そのまま後退する。

「…ここまでか」

男が呟いた。

「今回は見逃してやるが、次は容赦せんぞ」

男はそういい、光る剣を消して走っていった。

「ま、待ちやがれ!」

走ろうとする青年を近くに居た女性が止めた。

「待って!今は休憩を取ったほうがいいわ」

「…あ、ああ…」

彼(青年)の名前は、イリー:ザイル。

近くの女性は、ミル:イルク。

「イリー、彼女は生きてるわ。焦らないで」

「分かってるよ、ミル。だけど…」

気持ちは分かるが、今は休めと言いたそうにミルが睨む。

「わ、分かったよ…」

そもそも、この世界に放り込まれたのはワケがある。

またまた新連載です。

結構書いたものが溜まっていますが、頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ