第8章 永遠の平和へ
「……ふふ、そうだね。お腹もいっぱいになったし、みんなの笑顔もこれ以上ないくらい輝いている。僕たちがやりたかったことは、全部形になったみたいだ」
僕はゆっくりと立ち上がり、黄金色の夕日に染まる王国を眺めたんだ。 かつての絶望も、鎖の音も、今はもう遠い昔のこと。 そこにあるのは、スパイスの香りと、幸せな家族の笑い声、そして自立して未来を歩む人々の姿だけ。
「リア、セーラ、カレン、ルナ、ガルド、タイガ。……みんな、ここまで一緒に来てくれて本当にありがとう。最高のパーティーだったよ」
僕はレベル1000の魔力を優しく解き放ち、この世界の「理」を最後にこう書き換えたんだ。
【世界律:美食と安らぎの不磨】
この地を歩むすべての者が、飢えることなく、愛を忘れず、自らの知恵で幸せを掴み続けることを約束する。
ミノルと仲間たちの伝説は、永遠の「隠し味」として人々の心に残り続ける。
「さあ、王様。あとのことは、知恵をつけた民たちと君に任せるよ。僕たちは少し、のんびりさせてもらうからね」
僕は仲間たちを引き連れて、喧騒から少し離れた、海と緑の美しい小さな丘へと歩き出した。そこには、僕たちが最初に作った小さなレストランが、温かな明かりを灯して待っている。
「ミノル様、次は……何を作りましょうか?」(リア) 「そうだね……。明日の朝ごはんは、焼きたてのパンと、みんなで育てたトマトのサラダにしようか」
【完:レベルの上限はない ~美食と解放の神王記~】 名前:ミノル(新川 稔) 状況:世界を救い、美食を極め、仲間たちと平穏な日常へ。
お付き合いいただき、ありがとうございました。 ミノルと25万人の民、そして最高の仲間たちの物語は、ここでひとまず幕引きです。 またいつか、別の美味しい物語でお会いしましょう!




