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under 500 Ⅱ

恋愛脚本家

恋愛脚本家。


それが、僕の仕事。


聞きなれないだろう。


僕が作ったものだから。


僕以外に、存在しない。




外見、内面、セリフ、シチュエーションなどなど、詳しく決める。


そして、女性に一日、その物語を演じさせて、恋愛サポートするサービスだ。




僕は色々決めて、脚本を書くだけだ。


完成した脚本を、依頼してきた女性に渡した。




ラブストーリーは、始まった。


相手の男性は、このことを知らない。


だから、途中で変更することは、やむを得ない。




指定したセリフが、うろ覚えの女性。


指定した服装を、恥ずかしがる女性。


芝居っぽい女性。


途中で台本チェックする女性。


休憩を要求する女性。




棒読みする女性。


台本を見続けている女性。


喋る前に喉を整える女性。




まだまだ、このサービスは、綻びだらけだ。


今日は、様々な書き換えなどで、忙しくなりそうだ。

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