ティアリーナ 10歳 血染め少女2
ティアリーナの時間が止まった。
『助けたい! オレはあの人を助けたい!』
ティアリーナが男の悲しい声が響いた。
これは大賢者アルフレッドの声ではないが。ティアリーナが妙な懐かしさを覚える。
『殺す! すべてを殺す!』
男の悲しみが怒りに変えて、まるで世界を覆い尽くすように怒鳴った。
私、何で涙が…… 知らなかったのに、何で悲しみを感じられる? ———ティアリーナが思う。
『おぬし、しっかりしてください!』
魔剣グラムの声が急に響いた。
グラムが抜き出される瞬間に、ティアリーナの心に潜り入った。魂を食べたいグラムはティアリーナの果てしない海のような精神に震撼された。
諦めて、帰りたい時。もっと深い場所から、自分より更なる闇の力を感じる。起こりを究めるために、ここに来た。
ティアリーナがグラムの声を聞き、少しだけの理性を取り戻した。
「グラム! これがあなたの仕業か?」
『我が輩ではありません! このような闇には、我が輩も初めて見ますよ!』
突然、彼女たちの前に、外のことを映っている。
血で全身を染め上げたティアリーナの動きが数秒間だけ止まっていた。
顔に不気味の笑みが露わになった。
ティアリーナが剣を前へ投げた。まるで操作されているように、十数人の盗賊を腰から真っ二つに斬った。
更なる不思議だったのは、ティアリーナの姿が剣の向こうに現れ、片手で飛んでいる剣を受け止めた。
盗賊たちが信じられない光景を見て、散り散りになって逃げている。
ルイズが痛みを耐えて、立ち上がった。シアに倒れるところへ走った。
シアに暴行するつもりの盗賊が既にさっきの攻撃で殺された。
ルイズがシアの服を整え、彼女をお越して、逃げたい時。信じられない光景を見た。
ティアリーナが剣に染めている山賊たちの血を舐めっている。さっきまた一緒にいる貴族のお嬢様が、既に血に渇く悪魔になった。そして、魔剣を持って、自分へ向かい来る。
「ルイズ! シア! 早く逃げてください!!!」
本物のティアリーナがこの空間を充満させるように叫ぶ。
「逃げて…… ください…… 早く!」
ティアリーナの声が外に伝えるように、血染める彼女が声を出した。
ルイズが声を聞き、すぐにシアを連れて、後ろに逃げ出した。
「魔剣のせいだ! ティアリーナが僕たちを救いため、魔剣の僕になっちまった!」
謎の空間に———
「良かった。彼女たちが無事で逃げ出した」
『あの…… 我が輩の気のせいかもしれませんが。我が輩は冤罪がされてしまったそうですよね』
「そんなことはどうでもいい! 早く私の体を取り戻す方法を探す!」
『はい……』
外にいる血染めた少女の殺戮がまだ続いている。僅かな間に、地面が既に盗賊たちの鮮血で染め上げていた。斬られた人の血肉だけではなく、目、内臓、骨まで散らばっている。隣の池が既に血の色になって、まるで地獄にいる血海のようだ。
奴隷商人が最初からすぐ逃げ出したため。既に拠点から離れたが。慌て道を間違った彼の前に、断崖絶壁が現れた。
この時、少女の姿が何の象徴もないように、彼の前に現れた。
全身が鮮血で染められた少女の手が斬られた人の首を持つ。鮮血が地面に流れている。
「もう殺さないでくれ! 早く! 私の体を返してくれ!!」
ティアリーナの叫び声が効いたそうに、少女の動きが止まった。
「許してくれ、このイヤリングをお嬢様に返すから! 助けてくれ!」
イヤリングが月光に下にキラキラして輝いている。これを見て、少女の瞳から涙を流れている。
「あれがジク様からもらったイヤリングだ!! 私の宝物だ!!!」
空間の中で急に光で充満している。ティアリーナが眩しい光で目を閉じた。
再び目を開く時、奴隷商人の姿が現れた。
(体が取り戻した!)
しかし、ティアリーナが鮮血で染められてしまった自分を見る。事実の衝撃がまるで血で氷結した氷に当たられように、キモイ寒さが肌に沁み込んでしまった。
奴隷商人がこの隙間に乗って、逃げたいが。足元に踏んだ岩が急に砕けてしまった。イヤリングが彼の手から離れて、断崖下の湖に落ちってしまう。
「私のイヤリング!!!」
ティアリーナが何も考えず、下へ飛び降りてしまった。
空中でイヤリングをしっかり掴む時に、彼女の顔には再び天使の微笑みに露わになる。
「トン!」
湖に落ちてしまった彼女が、息が苦しくなってしまい、意識がたんたんと消えていく。死に臨む前に、頭の中にジクーロイドの明るい笑みが現れる。
(助けて、ジク様!)
「ティア!!!」
ティアリーナが微かな意識で、ジクーロイドの姿が見えた。
(ジク… 様!)
「ジク様!!」
ティアリーナが驚いて起き上がた。目の前に現れるのは、心配で焦っているジクーロイドの顔だった。そして、二人の手がしっかりと繋がっている。
「ティア! オレはここいるだから! もう大丈夫だ!」
(怖がったよ! ジク様の胸に泣きたい! しかし、今はダメだ!)
ティアリーナが生と死の狭間で、やっと自分の気持ちを気付いた。しかし、世界樹を救い出した前に、決して恋で足纏られない。そして、自分の体にあれほどの恐ろしいものを存在するため。大切のジクーロイドに危ないことにさらしたくない。
あの方を救い出したら、すぐジク様に本当の気持ちを教える ———ティアリーナが思う。
「ジク様。心配してくれてありがとう~ ジク様は王子の仕事あるでしょう? 私はもう大丈夫ですよ! 」
「ティア! 医者は静養しなければならないと言いた。オレはずっと君の側でいるから、安心して寝てくれ~」
ジクーロイドはティアリーナを抱いて、手で頭を撫でている。
さっきの決心したことがまるでしなかったように。ティアリーナがジクーロイドの胸に泣きだした。
(今日だけ! 今日だけ我が儘にしてくれ!)
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