表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/14

ティアリーナ 10歳 血染め少女2

 ティアリーナの時間が止まった。


『助けたい! オレはあの人を助けたい!』


 ティアリーナが男の悲しい声が響いた。

 これは大賢者アルフレッドの声ではないが。ティアリーナが妙な懐かしさを覚える。


『殺す! すべてを殺す!』


 男の悲しみが怒りに変えて、まるで世界を覆い尽くすように怒鳴った。


 私、何で涙が…… 知らなかったのに、何で悲しみを感じられる? ———ティアリーナが思う。


『おぬし、しっかりしてください!』


 魔剣グラムの声が急に響いた。

 グラムが抜き出される瞬間に、ティアリーナの心に潜り入った。魂を食べたいグラムはティアリーナの果てしない海のような精神スピリットに震撼された。

 諦めて、帰りたい時。もっと深い場所から、自分より更なる闇の力を感じる。起こりを究めるために、ここに来た。


 ティアリーナがグラムの声を聞き、少しだけの理性を取り戻した。


「グラム! これがあなたの仕業か?」

『我が輩ではありません! このような闇には、我が輩も初めて見ますよ!』


 突然、彼女たちの前に、外のことを映っている。

 血で全身を染め上げたティアリーナの動きが数秒間だけ止まっていた。

 顔に不気味の笑みが露わになった。


 ティアリーナが剣を前へ投げた。まるで操作されているように、十数人の盗賊を腰から真っ二つに斬った。

 更なる不思議だったのは、ティアリーナの姿が剣の向こうに現れ、片手で飛んでいる剣を受け止めた。


 盗賊たちが信じられない光景を見て、散り散りになって逃げている。

 ルイズが痛みを耐えて、立ち上がった。シアに倒れるところへ走った。

 シアに暴行するつもりの盗賊が既にさっきの攻撃で殺された。

 ルイズがシアの服を整え、彼女をお越して、逃げたい時。信じられない光景を見た。


 ティアリーナが剣に染めている山賊たちの血を舐めっている。さっきまた一緒にいる貴族のお嬢様が、既に血に渇く悪魔になった。そして、魔剣を持って、自分へ向かい来る。


「ルイズ! シア! 早く逃げてください!!!」


 本物のティアリーナがこの空間を充満させるように叫ぶ。


「逃げて…… ください…… 早く!」


 ティアリーナの声が外に伝えるように、血染める彼女が声を出した。

 ルイズが声を聞き、すぐにシアを連れて、後ろに逃げ出した。


「魔剣のせいだ! ティアリーナが僕たちを救いため、魔剣のしもべになっちまった!」


 謎の空間に———


「良かった。彼女たちが無事で逃げ出した」

『あの…… 我が輩の気のせいかもしれませんが。我が輩は冤罪がされてしまったそうですよね』

「そんなことはどうでもいい! 早く私の体を取り戻す方法を探す!」

『はい……』


 外にいる血染めた少女の殺戮がまだ続いている。僅かな間に、地面が既に盗賊たちの鮮血で染め上げていた。斬られた人の血肉だけではなく、目、内臓、骨まで散らばっている。隣の池が既に血の色になって、まるで地獄にいる血海のようだ。


 奴隷商人が最初からすぐ逃げ出したため。既に拠点から離れたが。慌て道を間違った彼の前に、断崖絶壁が現れた。

 この時、少女の姿が何の象徴もないように、彼の前に現れた。

 全身が鮮血で染められた少女の手が斬られた人の首を持つ。鮮血が地面に流れている。


「もう殺さないでくれ! 早く! 私の体を返してくれ!!」


 ティアリーナの叫び声が効いたそうに、少女の動きが止まった。


「許してくれ、このイヤリングをお嬢様に返すから! 助けてくれ!」


 イヤリングが月光に下にキラキラして輝いている。これを見て、少女の瞳から涙を流れている。


「あれがジク様からもらったイヤリングだ!! 私の宝物だ!!!」


 空間の中で急に光で充満している。ティアリーナが眩しい光で目を閉じた。

 再び目を開く時、奴隷商人の姿が現れた。

(体が取り戻した!)

 しかし、ティアリーナが鮮血で染められてしまった自分を見る。事実の衝撃がまるで血で氷結した氷に当たられように、キモイ寒さが肌に沁み込んでしまった。


 奴隷商人がこの隙間に乗って、逃げたいが。足元に踏んだ岩が急に砕けてしまった。イヤリングが彼の手から離れて、断崖下の湖に落ちってしまう。


「私のイヤリング!!!」


 ティアリーナが何も考えず、下へ飛び降りてしまった。

 空中でイヤリングをしっかり掴む時に、彼女の顔には再び天使の微笑みに露わになる。


「トン!」


 湖に落ちてしまった彼女が、息が苦しくなってしまい、意識がたんたんと消えていく。死に臨む前に、頭の中にジクーロイドの明るい笑みが現れる。

(助けて、ジク様!)


「ティア!!!」


 ティアリーナが微かな意識で、ジクーロイドの姿が見えた。


(ジク… 様!)


「ジク様!!」


 ティアリーナが驚いて起き上がた。目の前に現れるのは、心配で焦っているジクーロイドの顔だった。そして、二人の手がしっかりと繋がっている。


「ティア! オレはここいるだから! もう大丈夫だ!」


(怖がったよ! ジク様の胸に泣きたい! しかし、今はダメだ!)

 ティアリーナが生と死の狭間で、やっと自分の気持ちを気付いた。しかし、世界樹ユグドラシルを救い出した前に、決して恋で足纏られない。そして、自分の体にあれほどの恐ろしいものを存在するため。大切のジクーロイドに危ないことにさらしたくない。

 あの方を救い出したら、すぐジク様に本当の気持ちを教える ———ティアリーナが思う。


「ジク様。心配してくれてありがとう~ ジク様は王子の仕事あるでしょう? 私はもう大丈夫ですよ! 」

「ティア! 医者は静養しなければならないと言いた。オレはずっと君の側でいるから、安心して寝てくれ~」


 ジクーロイドはティアリーナを抱いて、手で頭を撫でている。

 さっきの決心したことがまるでしなかったように。ティアリーナがジクーロイドの胸に泣きだした。

(今日だけ! 今日だけ我が儘にしてくれ!)


【作者からのお願い】


まず、自分の拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。


『面白い』『続きが気になる』と思われましたら、是非ブックマークの登録をお願いします。


そして、下に☆がありますのでこれをタップいただけると評価ポイントが入ります。


拙作を評価していただけるととても励みになりますので、大変嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ