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久しぶりの社交界 続

100pt越えていたので、二話更新です。

久々の予約投稿で・・・。

 どうしてこうなったのでしょう?私の周りには、大勢の人集りが出来ています。それらが身動きも取れない程に密集してくるので、ちょっと息苦しいです。王都の露店通りでもここまで酷くないですよね?


 公爵と別れた私は、一先ずの挨拶回りをする事にしました。でも周囲にいるのは伯爵家以上が多く、なかなか声をかけられないのです。他の三公爵家の当主も、なんと全員が揃っています。さすが最古の公爵家、大貴族への影響力は計り知れないものがあるようです。あれ、そうするとそこに真っ向から喧嘩を売ろうとした私って一体・・・?やめておいてよかったかもしれません。考えてみれば恩師ですし、やめておいて正解ですね。・・・貸し一つ、ですよ?

「失礼、マーネイン子爵でよろしいですかな?」

 見覚えのない老紳士に声をかけられました。決して嫌な予感のしない方ですが、全く見覚えがありません。あ、その紋章はもしかして、もしかしなくても・・・。

「お初にお目にかかります、ディアンサ・クロード・マーネインです。お見知り置きくださって、誠に光栄でございます」

 なんと、ジェダ・アダムス前侯爵でした。六ある侯爵家の中でも、最大級の権力と実力を持つ家です。準公爵とまで呼ばれるアダムス侯爵家は、王国の財務官を歴任されています。国の財布を握っているので発言力は強く、内容によっては公爵や国王ですら逆らえないのだとか。

「こちらこそ、話題のマーネイン子爵と会う事が出来、光栄の至り。ブルムント公に呼ばれ来てみたは良いものの、面白い人材にはとんと巡り会えぬと思っていたが。なかなかどうして、知らぬ所で意外な才が育っておる」

 話題、というのはどういう事でしょう。お父様に現状を簡単に説明する手紙は送りましたが、時折私を捕らえに来るセバス以外、人は来ていません。・・・セバス?やってくれましたね、あの野郎!


「なるほど、つまりここはこうなって・・・」

「それは早計でしょう。こちらの数値は、これと関連しているようです。ならば、狙いはこっちになるのでは?」

 別室に招かれ向かうと、そこで繰り広げられていたのは、財務局の人らによる討論会でした。広げている資料は、王宮に提出したうちの財務報告書です。国王様、持って来ていたんですか?というか、財務局員が集まって何をしているんでしょう・・・。夜会へ参加しに来られたんですよね?

「局長、何故こんな面白い物を隠されていたんですか?!」

 声を荒らげたのは、比較的に若い局員でした。全員が財務局所属を示す腕章を付けているので、一目瞭然です。というか、本当に何をしに来たんですか、あなた方は・・・。

「落ち着け、お前達。その疑問を解決する為に本人を連れて来たのだから、そちらから聞けばいいだろう?」

 ・・・取り敢えず、復讐対象にセバスを追加です。というか、本当にどうしてやりましょうか?まあ、アダムス侯爵から頼まれては、嫌とも言えませんね。万が一でも予算を削られたら、領地の発展に関わりますし。

「初めまして、ディアンサ・クロード・マーネインと申します。ご不明な点がありましたら、御遠慮無くお尋ねください」

今日はもう一話あります。

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