拝啓、過去
調子はどうだ 浮かない顔
それとなく上手くやれてるよ
前を思えば そうでもない
そんなことは見りゃ分かる
静かな夜は訳もなく
昔が恋しく懐かしい
笑いもあれば涙もあった
怒りでさえも友達だ
あの頃は確かに生きていた
夜空を仰いでため息ついて
昔に想いを募らせたって
進むことは無い わかってるけど
なんでだろうな 俺達は
何一つ捨てきれない
手紙が溜まって言葉は詰まる
寂しい気持ちも夢のうち
目が覚めたら誰もいない
なぁ、それでも朝日は昇るだろ
もう行こう、これからだ