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忌祓の守人~元ダメ人間の異界転生譚~  作者: 中野 元創
第三章:暗中の白、浄化の光
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第十九話:瘴気濃く

 卓克がアリュ―シャさまと話している間も、時間は経過していきます。

「な、何を…!?」


 友人と共に森の中へ歩いて行ったカルスは、その先で困惑の極みにあった。

 村でも有名な夫婦と友人が会話をし始めたと思ったら、何故か少しずつ不明瞭なものへと変わり、最終的に友人が唐突に気絶すると言う状況に陥れば、ほとんどの人間がそうなってしまうだろう。


「カルス」


 友人へと駆けよった彼に声をかけたのは、もう一人の友人。自らの暮らす村の長、その一人娘だった。

 倒れた友人の身体を、地面へと付く寸前で一度支え、その後ゆっくりと横たえた彼女からは、動揺などひとかけらも無いようだった。

 少しずつ彼女の人格について理解を重ねる事が出来てきたと考えていた彼にとって、彼女がここで、普段通りの冷静な声を出すことは想定外だった。想像の姿と重ねれば、いっそ激昂するのだろうと思っていただけに、薄ら寒さを禁じ得ない。

 だが、と再度思考を始めるカルス。

 いくらなんでもここまで落ち着いているのはありえない。ということは、ここまでは少なくとも予定調和なのだろうと思い、しかし、それが友人の意思に反している、少なくとも同意を得ていないものであることは間違いないのだろう事もまた、彼には理解が出来た。


「ラスティアさん、タクミに何する気?危険な事なら、いくらなんでも黙っていられないけど?」

「危険は無い筈。実際にタクミは、一度経験している筈だから」

「筈、なんて根拠のない事言われたって…流石に信用できない。それに、夫妻までこんな所に来ているって状況が怪しすぎる。―――タクミが僕を誘わなければ、誰もこの事を知らなかったんだろうしね」


 カルスはそう言いながらも、彼女等がタクミに本気で害を加える気は無いだろうと判断していた。深く知りあっている訳ではないが、これまでの人生、狭い村の中で暮らしていた相手なのだから、そのくらいの判断は付くのだ。

 …そして、ラスティアが自分の同行を拒否しなかった事もそれを後押しする。


「カルスをここまで連れてきた、それで信じてもらえることはできない?」


 根拠としている物を相手から伝えられて、僅かな警戒と共に、やはりそういう意図はあったのだろうと安心もする。

 彼だってそもそも、本気で人を疑うような気質を持ってはいないのだ。

 だがまあ、誰しも普段近寄らないように言われている場所で友人が気絶させられれば、それを成した相手を疑うものだろう。

 しかし、彼等は相手に許可を得るという手順が面倒になる事をしようとしてはいた。

 フィディがミィスの方に回した腕を動かし、彼女に合図をする。


「…分かったわ」


 ミィスはタクミの方を、僅かに痛ましげな視線で見つめ、フィディがよりかかっている木の後ろへと周り、何かを押して出てくる。

 カルスの目には、家屋を修復する際などに使用する木材を遠くから運ぶために使う台車に見えた。但し、それは木材運搬時のそれより二回りほど小さかったが。

 ミィスはその先端をタクミへと向け、手を放す。すると数秒後、ゆっくりと台車が動き出し、直進してきた。カルスはそれを魔術による現象だと判断したが、危険性など感じなかったので、放置した。

 十秒ほどで停止すると、もうそこはほとんどタクミに密着するような場所だった。

 ラスティアはカルスの方を向くと、


「タクミをこれに乗せる。頭側を持って」


 と言ってきた。


「これに乗せて、タクミを何処にやろうって言うのさ」

「すぐに終わる」


 答えにはなっていなかったのだが、しかし害意を感じさせないその声に、カルスは諦めと共に従うという決意をした。

 そのまま友人の頭と肩に、片腕ずつ伸ばして支える。そのまま持ち上げれば、ちょうどラスティアも持ち上げていて、何の問題も無く台車へと乗せる事が出来た。

 ラスティアは台車の取っ手を持って、夫妻の元へと歩き出す。狩るもそれを追って、今度は夫妻から情報を引き出そうと決意を固める。彼は十中八九、夫妻側から今回の実験が計画された物だと思っていた。だからこそ、内心ではあり得ないのだろうと思いつつも、夫妻に対しての警戒心は最低限の物を保ち続けている。


「一体どんな実験をするっていうんですか?タクミに危険が迫るなら、意地でも止めますよ?」


 そう言いながらカルスは、いつの間にか随分とタクミの事を大事に思っていたのだな、と考えた。

 家族を亡くして数年、親しい友人と言える人物がいなかった自分にとって、出会えば会話し、共に行動し、そうすることが楽しいと思えるような相手だからだろうと、すぐに答えは出たのだが。

 友人、相手がどう思っているかまではわからないが、自身が親友と思っている相手の危機に行動するのは当然だった。だからこそ、彼自身ではきっと対処は難しいであろう魔術師三人の前で、ここまで堂々と口を開く事も出来ている。


「壁の性質の実験だ。非常事態が起きた場合、彼を外へと逃がし、外側から対処を行う必要があるかもしれないからね」

「…壁を越える事ができると?ですが、それができるのならばそこまで困っていないのではないでしょうか?」


 魔術師勢どころか、村の全員がそれを目的としている筈だった。


「私たちには不可能だが、瘴気その物で傷付かない彼なら可能な筈だよ」


 そう言ったフィディに、今度はラスティアが質問を重ねる。


「無機物での実験は?」

「成功済みだよ?最初に石を、その次に木を、昨日の食事で出た肉と、動物の死骸、気絶させた動物…問題は無い筈だね」

「…そこまで、終わっていたのね」

「…焦りすぎているとは思うけれど、君自身も気が付いているだろう?余り時間がない事には。…毎日無理を重ねすぎだよ」

「…分かったわ」


 カルスにはその会話の深層までは分からなかったが、しかし、少し前のフィディの発言から、その会話の対象が族長を指している物だと言うことには感づいた。

 だが、容易に認めがたい物でもある。なぜなら、それを鵜呑みにすると、族長は余命幾ばくもないと言うことに―――。


「事故が起こることは?」

「人形で実験した。同じように動かせば何の問題も無いだろう」


 そう言うとフィディは、台車の取っ手をかわりに受け取り、こちらから背を向けつつ何かを呟いた。

 それは、彼の友人二人が時折呟く物と拍子が非常に似通っていて、カルスにもすぐ、魔術発動の為の、いわゆる『起句』というものだと分かった。


「待っ」


 片腕で頭を痛そうに押さえながらも台車と、そこに乗せられたタクミを見つめ続けるフィディに手を伸ばすが、それは聞き入れられない。

 台車も今までよりもずっと早く移動する。背から落ちる心配は、支えが作られているがために無さそうだったが、今回ばかりはその構造を憎むばかりである。

 横から伸ばされた腕により制止を振り切り、友人の身体を取り戻そうと森の中を掛ける。だが、十歩も進んだ頃に、頭に鈍痛を感じ、更に進めば強い吐き気。それでも進もうとするが、双方が強くなり続け、その痛みからか、新たな症状が出たのかまでは分からないが、四肢が痙攣、歩くことも難しい状態に陥る。

 だが、苦しみに感覚を乱され、瞳を細める時間はほんの数秒だった。

 いつしか少しずつ後退している自分の肉体に気が付くカルス。


「余り、無理はしないでくれ。それに、途中で干渉すると軌道も変わりかねないんだ」


 自分と同じ方向を見ながら、後ろ向きに進んでいるのは、友人を魔術で運んで行ったフィディ・ナルクだった。視線は台車の去る方向へと固定されたまま、しかし声音にはこちらへの心配が多分に含まれており、言葉では隠しきれない気持ちの表出に対して、やはり疑いきれるものではないと、カルスは苦しみながらも考える。

 視界の先、既にタクミの姿は無かった。彼が倒れ伏す間に、壁の中へと入ってしまったのだろう。

 それに後悔を得て、その感情のまま拳を握り、顔を伏せれば彼の体には腕が二本、巻きついていた。

 恐らくラスティアの物、フィディにはミィスの腕が巻きついているのだろうと判断し、脱力感のままに身を任せる。

 少々の反抗であった。

 そのまま引きずられ、途中で足を動かしながらも先程の木の元へと到着したカルスは、異様なほどに息の荒い人間しかいないという現状には何を感じることもなく、壁へと消えて行ったはずであろう親友の姿を探し、視線を彷徨わせる。


「…本当に大丈夫なの?一体どのくらいの時間で」

「すぐにでも帰ってくるさ。以前の実験時に壁の厚さは計測し終えた。余裕を持って動かしているけれど、…あの速度でも、もう姿は見える筈だ」


 その言葉を聞いたカルスは、更に目を凝らす。

 親友が帰ってくるその時を誰より先に見つけようと、その身体に駆けより、助け起こしてやろうと。

 彼の中において、現状は難解、その理解は終始困難極まりないものであった。

 事ここに至るまでの情報が足りていないのだから当然だ。より近い所に居るタクミでさえ、完全な理解などは出来ていなかったのだから。

 だが、友を想うことに理由などは要らない。

 だからこそ、


「タクミッ!」

「帰って…え?」


 実際、魔術によって動き続ける台車の軌道を完全に把握しつくしていたフィディによる宣言より一泊早く、その帰還すら感じ取ることもできる。

 だが彼の視界に、その後方で、全く同じ瞬間に顔をタクミの方へと向けた少女は映らなかった。

 立ちあがり、駆け寄ろうとした彼の体は、しかし動かない。

 瘴気による害の後遺症かと思ったが、それは、背中からのしかかられ、物理的に抑えられているからだった。

 理由はわかるからこそ、反抗は出来ない。

 今は台車の上に無事、親友の姿が有ることに安堵することにした。

 ―――神の血族であるという自覚が足りない、か。

 アリュ―シャ様から伝えられた情報を胸に、少しずつ浮いて行く意識を感じる。

 なんだか、今日のアリュ―シャ様は女神としての威厳が有ったように思えた。それは傷を負った姿から漏れ出ていた迫力か、神の世界にも影響する行動を俺に命じる為にそんな風に見せたのか、それとも、まさしく本来の姿だったのか…。

 だがまあ、どちらにしたって俺がやることに結局変わりは無かったな。犠牲なく、早期に壁を壊して外へ出る。

 但し、先に村の皆へと伝えなければいけないこともできたけど…ってあれ?どうやって伝えればいいんだろうか。

 神の血が入ってるんですよー。なんて言った所で、頭でも打ったのかと思われるだけだろう。しかし信憑性を持たせるために神のお告げだと言うことを伝えても駄目だろう。変な宗教を立ち上げようとしていると思われるのがオチだ。

 うむむ…また懸念事項か。だがしかし、早期に決着をつけなければいけない内容だよな。どうにか内輪で話を進めなければ…あ、待てよ、俺が気絶したのって四人に見られている訳だよな?多分ナルク夫妻か師匠、三人のうちの誰かが俺を気絶させたんだろうし…魔術の効果が変な風に働いたと思われそうだ。うわぁ…。


「タクミ!無事!?」

「…ッあ…。カルス?」


 目を開けるとすぐ側にカルスの顔が。

 どういう状況なのかと少し視線を巡らせれば、俺が何かの板の上にのせられていて、上半身をカルスに持ち上げられているのだと言うことが分かった。

 次に近くに居るのは師匠のようだが、夫妻は何処だろうか?とりあえず状況説明をしてほしいのだが。


「えと、カルス、結局何が有ったの?俺、イマイチ現状がつかみきれてないんだけど」

「あ…。僕にもよく分かってないことばっかりだけど、…夫妻から聞いて」


 そう言ったカルスの顔は不機嫌そうで、何が有ったのかを不安にさせられる。そんな顔今まで見たことないのだが、…状況から考えれば、俺を気絶させたのが夫妻で、それが分かったからカルスの対応も少し冷たい?いや、決めつけはよくないとも思うが、

 ともあれ、言う通りに夫妻から事情を聞こうと視線を向ければ、僅かに顔色を悪くしたフィディさんが目に付いた。

 ミィスさんも心配そうにしている…が、その二人がどちらも、こちらを気付かわしげに見つめている。

 一瞬、俺に対して何かしら…何かしら、してきたのは二人では無いのかもしれない、と思ったのだが、その視線に僅かな罪悪感が混ざっている事に気がついて、その意識を消す。

 まずは理由を聞かないと話は始まらないだろう。こちらからも伝えたいことはあるが、先ずはこの問題を解決しなければ、俺の話をまともに受け入れてもらえる余地は無いだろう。

 …さて、


「フィディさん」

「…タクミ君、許可を取らずに無理な実験を強行したことには謝る」


 そう言ってフィディさんは腰から身体を折るようにこちらへと頭を下げる。


「だけど、僕らにも譲れない物が有る。…最早一分一秒も惜しいんだ」

「時間との争いという事なら、俺の方でも最大限協力をしますよ?寝る間を惜しんで働け、と言われても、逡巡なく同意できるくらいには」

「え?」


 俺が同意する、という形でこの話を終わらせた上で自分の話へと繋げられそうな話題かと思ったので口を挟んでしまったが、フィディさんの反応を見るにまだ話の途中だったか、失敗だな。

 フィディさんは僅かにうろたえた様子で、


「あー…えと、うん。それは嬉しいんだけどね?…あれ?思ってた反応と違う」

「タクミ、先ずは現状の把握をするべき」

「え?あ、そうですね師匠」


 今まで沈黙したままだった師匠が、痛そうに頭へ手を添えながら俺へと言ってきた。…大丈夫だろうか?俺には感じないが、瘴気の効果が届いていると言うのならば離れた方が良いだろう。


「フィディさん、何が有ったのかは話して下さい。ただ、こんな所で長話というのもなんですし、村の方まで帰りませんか?」

「…分かった。そうしよう」


◇◇◇


 村まで帰って、夫妻の家へ。

 フィディさんの顔色が悪いのはやはり心配なので、謎の遠慮を押しきってベッドに腰掛けてもらった。体調が悪化するようであればもう寝てもらうしかないと思うが、事情その物は聞いておきたい。


「それで、俺を使って壁を越えられるかどうかの実験をした、って事で良いんですか?」

「あ、ああ。一応実験はしていたんだが、瘴気によって僕たちの身体が傷ついてしまうと言う事実が有る以上、タクミ君以外では実験ができなかった。

 何かあった時、タクミ君を壁の外へと逃がし、そして外から何らかの行動で壁を壊す…という方針についても考えていたから。ただ、実の所、タクミ君に先ほど言った通り、余り悠長なことは言っていられなくてね。だから、事前調査などは無し、その場で先に実験を繰り返すだけだった」

「…結局実験は成功なんですよね?少なくとも、俺はここに居る」

「ああ。意識が無い場合は瘴気の壁を越えられる、ということは分かった訳だよ」


 俺がフィディさんの出した結論に頷きを帰していた時、カルスが後方から肩をトントンと叩いてきた。


「ね、ねえタクミ?…怒ってないの?」

「え?…うーん」


 怒っているのか?と聞かれれば…怒ってはいないな。ああ、怒りは無い。

 困惑とか、『説明してくれればいいのに』、とか、不満ならあるのだが…。


「とりあえず、今は怒るより先に話を詰めないとね。…結局壁を壊すことには変わりないし、急ぐのなら尚更です」


 カルスに応えながらもフィディさんに対して言うと、カルスが小声で


「…結構お人好し?」


 と言ってきたのが聞こえたので、こちらも小声で


「…そうかな?」

「そうだよ。僕が怒ったって言うのに」


 カルスが怒った、という事実には少々の驚きが有る。ここで再び言ってくるくらいなのだから、いつもの御遊びの様なそれでは無いのだろうと言うことも考えられる。

 …ちょっと変だっただろうか。だがまあ、良いとしよう。


「まあ、俺がどうなってたのかって言うのは、俺には分かってないからね」

「…まあ、もう蒸し返さなくてもいいか」


 カルスは渋々と言った感じで少し俺の後方へと下がっていく。話し合いに集中しろ、ということだろう。


「それで、タクミ君。君が急いでくれるだろうと言うことは、まあ僕たちにも分かっていた。だが、今の君からは、今までにない積極性が感じられる。それは一体?」


 振りかえった先でのフィディさんの発言に、これは説明の時間が来たなと思い、どうにか説明しつくしてやろうと内心で意気込む。

 さて、どうするべきか…。


「実は、俺って偶に、神様の声が聞こえるんですよね。…神託、って言うんでしょうか?」


 いや、たぶん違うけれど。

 ただまあ、生まれ変わりとかを話すよりはずっと信じられるだろう。


「それは、神様側から意識していない場合、気絶したりした時に訪れる事が多い気がします」

「…それが、先程?」


 フィディさんも食い付いてきた。いや、正直いって俺にもどう説明すればいいのか分からないから難しいのだが、どうにかツッコミを回避できるようにはしておきたかった。


「はい。そして、そのお告げの中で齎されたのは二つの願い。神から願われたのならば、断われる筈もありません」

「…内容は?」

「早期に、そして犠牲なく脱出する事、ですよ」


 フィディさんの動向を待って、ここに補足情報を加えようと思う。自分から明かすより、質問に答えると言う形にしたいのだが…こればかりはフィディさんの食い付きぶりが問題だ。

 今の所、聞き手に回ってしまっているから…積極的に質問をしてくることを望むのは難しそうだ。

 だが、


「待ってタクミ。何でタクミの中の神様が、私たちの事を明確に指してそんな事を願うの?」


 思っていない所から助けられる。師匠の発言を渡りに船とばかりに利用し、更に言葉を続ける。


「神から見ても異常な事態ではあったらしいのですが、とある目的の為にこの世界へと下りた神が無羽化し、一柱いらっしゃったのだそうです。その目的は、瘴気を祓うこと。

 ですがこの世に下りることで人と同じ程度の力しか持てなくなったその御方は、子孫を残すことで目的を達成しようとしたのです」

「「―――――――――それって、つまり」」


 フィディさんと師匠が同時に反応してきた。確かに話題の出だしを考えれば、推測も付けられる頃にはなるのか。

 …よし、まとめよう。


「その子孫である村人全員を無事に、そして早期に壁から解放するように、そうおっしゃったのです。俺にとって命の恩神とでも言うべき、女神アリュ―シャ様が」


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