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忌祓の守人~元ダメ人間の異界転生譚~  作者: 中野 元創
第三章:暗中の白、浄化の光
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第七話:二ヶ月後

 ――――――正しい魔術の使用方法にたどりついてから、早二ヶ月。

 未だ、壁の破壊に成功してはいない。

『魔術の純粋な威力よりも、あの壁を突破するため、ただそれだけの、一点特化を目指すべき』

 そう、師匠は言ったし、俺含め、師匠以外の魔術士数人とも連携を取ってそんな魔術の開発を続けていた。

 俺の魔術の威力その物は、あの日よりも増加していた。恐らく、ロルナンで見たレッゾさんの『水槍』に匹敵、主観による脚色の可能性を考慮しなければ、(まさ)った様にすら思える。

 だが、それでも瘴気の壁は突破できない。

 一瞬で壁の穴が埋まってしまうからだ。『水槍』、『風刃』などの魔術を連発する事は…不可能ではない。だが、そんな高威力の魔術が飛ぶ中を越えて行くなんて事はただの自殺で有り、当然させられない…というより、案としてすら思い描く事は無かったであろう。

 瘴気が半固体で、触れるという事を喜んだ俺はバカだったらしい。その特徴は、悪辣に俺達を閉じ込める壁としての脅威となったのだから。

 それ以外にも、肝心の壁にギリギリまで近づけるのが俺だけだということで、まともに調査も進まないという事、瘴気というものについての理解が、俺を含めて足りていない事等など…問題は山積している。

 結果として、俺はそう簡単に、この壁を越えていく事が出来ないらしい。

 そんな俺は今、最近日課となりつつある、狩りへと参加していた。


「なかなか肉付きもよさそうなんだけど…どうかな?カルス」

「実際珍しいくらい美味しそうだ。腕を上げたよね、タクミも」


 カルスに、ウサギにも似た動物を見せる。最近、生命の感知の精度も随分と上がった様に感じられ…何より、気配を意図的に消す事が出来るようになった。

 カルスを含めて、この村の人々と生活を続けていくうちに気がついた事に一つとして、いわゆる『気配』という物は、魂から感じられる者様である。という事が有る。

 俺は、視界に入れない限り、ほとんどの場合に置いて彼等の気配に気がつけない。それは野生の生物も同じで、あっさりと後ろから捕まえられてしまうようなありさまだ。

 俺は、そこに彼等の言う『魂光』が関係しているのではと考えた。

 魂光は、その名の通りに光だ。それはむしろ、相手に自分の存在を伝える結果となってしかるべきものなのだ。

 それでも彼等に気配は無い。となれば、魂光はそれ以上の効果を持っているという事だ。

 魂の、光。それだけならむしろ、魂がその存在感を増したが故の光のようにも思える。

 だからこそ、そうでなかった場合について思考を巡らせてみた。

 その結果としてたどり着いた仮説は、『人体のどこかにある魂を、体中に分散させた状態で保持している』という物だ。

 どうやって、ということに関しては、はっきりした事など何も分かっていない。ただ、それを事実として考えた場合、彼等の気配が薄い理由も、少しは分かりやすくなってくる。

 例を上げるのならば、…水が良いだろう。

 石の床にたまった水溜りが有ったとする。場合によっては少し見えづらいが、しかし、目を凝らせば必ず見える。…これが、魂光を纏わない人々の気配だとすれば、彼等のそれは、蒸発して空気に溶けて行った水なのだ。

 確かにそこにあるが、当然のように目には見えない。床にも、何の痕も残っていない…そんな気配。

 まあ、簡単に言ってしまえば、ひと固まりの魂が放つ気配より、体中に薄く分散された魂の放つ気配の方がずっと薄いという事だ。

 俺も、それを利用した…とはいえ、魂を操ったりすることはできない、というより、何処にあるかもわからなかったので、魂から出る気配、という物をカルスや師匠に協力してもらって判別し、魔力で推しとどめる…まあ、いわゆる間違ったやり方での魔術だったが、全て体内で行うので魔力の消費がほとんどない、なかなかに効率のいいものが出来上がった。

 生物が相手なら自分以外にも使えそうなこの魔術を『隠匿』と名付け、日々の狩りで使っている、という訳だ。

 現在狩りに出ているのは、数人ずつの班が五つ。人数そのものは減ったが、以前の班が二つだった事を考えれば、効率は上がったという所だ。

 実際、二か月前の狩りでは大猟と表現していた収穫を、最近では普通の物としている。

 当然の事として、食事もかなり豪華なものになった。毎食肉が有り、魚の量も増えた。

 それとなくではあるが、族長にこの意図を聞いたところ、『どんな脅威が待っているか分からない外へと出る前に、皆に少しでも力をつけてもらわないといけない。これはその前段階だ』との、なかなかに詳しい話が飛び出て来た。

 実際、狩りに出ていない面々は、女性も含めて、戦いを少しずつ、学び始めた。狩りをローテーションで行っているので、俺も例外ではない。身のこなしに、武器の扱いなど、基本的な事ではあったが…めきめきと実力をつけていっている。ように感じる。まあ、調子に乗ると以前の『人喰鬼(オーガ)』のような忌種に出くわして、殺されてしまいかねないので、絶対に自分を強いと考えない方がいいだろうが。


「あとどのくらい狩りますかー?」


 それぞれの班で、狩りを切り上げるタイミングを決めていい事になっているので、頃合いを見計らって声を掛けてみる。

 この班で最も年の高い初老の男性…つまり、俺を食事に呼んでくれていたあの男性が、こちらへ返事を返す。


「確かに、十分な量が獲れました。そろそろ村に帰ってもいいでしょう」

「帰りましょうか」


 村へと帰りながら、今日の収穫を思い浮かべる。先程のウサギに似た動物二羽と、少し小ぶりなイノシシ一頭。

 同じような収穫を他の四班でも得ている筈なので、昔なら十分すぎるほどの肉が手に入っている事だろう。


「そういえば」


 カルスのそんな言葉で、意識が彼の方へとはっきり向く事を感じた。


「魔術の方はどうなったの?ひと月くらい前までは、朝から晩まで修業したり、村の外まで魔術士の人たちと何かしに行ったり、忙しそうだったけど」

「…まあ、行き詰ったというか、何というか。今は、もう少し別のやり方を模索中なんだよね」

「ふうん…。まあ、目的が有るのはいいことだよね」

「諦めたり、落ち込んだりとかしてらんないしね。でも、焦ってもよくないって諭されちゃったから」

「達成できる目標なら、それが一番いいよね。…どんな目標なの?」

「まだ言えないよ」


 今だ、壁そのものについての話は町の全員には伝わっていない。だが、村の中でも立場が大きそうな人たちには族長からその情報が伝えられているようだ。

 それを思うに、壁、そして、外についての情報が公開されるまで、もう猶予は無いのではないだろうか。

 壁を壊す方法も、早く見つけなければいけない。焦る気持ちとは裏腹に、その正体はつかめない。

 瘴気で出来た壁を壊す為の魔術。だとすればそれは、瘴気を分解する魔術ということになる。

 意地でも完成させなければならない。そのために毎日壁のそばまで出向き、思いつく限りの魔術を試してみた。

 現状、一度たりとも成功した事は無いが…。それでも、手掛かりはあったのだ。

 師匠や、それ以外の村の魔術士たちとも協力し、少しづつ完成は近づいているのだ。

 どうかその魔術が、瘴気を祓う事を可能とするものであるように。

 そんな事を思いながら歩いていると、何時の間にやら村へとついていた。


「じゃあ、獲物はこっちで持って行くから、タクミはもう休んだら?」

「ああ。ありがとうカルス。お言葉に甘えさせて貰うよ」


 ここ最近の睡眠時間の少なさが、カルスには見抜かれていたのかもしれない。

 二羽のウサギに似た獲物を抱えて村の中心へと歩く友人の背中へと向けて居た視線を、いつ見ても暗いままの空へと向ける。

 昼の太陽光も、夜の月光も、その全てを瘴気に遮られていると考えると、とても気分が落ち込む。

 …だからだろうか。少し思考も、暗い方へと向かっていく。

 あの壁を越えられなかったら、越えられたとして、ずっと後になってしまったら、と考えると、やはり怖い。

 レイリやエリクスさん、ボルゾフさん、ミディリアさん、クリフトさん。今ロルナンに居るかは分からないけれど、シュリ―フィアさんにだって、早く再会したい。

 でも、脱出する時にはここで暮らす皆も一緒に、と、前提条件として考えている事に気がついた。

 二か月、という時間は、彼らへと友情や、友愛を感じずにいられるほどに長くは無い。ましてや、その人格はなんだかんだで温厚なのだ。嫌いになる方がおかしい。

 だがそれでも、単純な日数経過で言えば四倍近い差を持つであろうこの村では無く、ロルナンで暮らしたいと思う心が強い事を感じて、俺は本当にあの町に愛着を抱いていたのだな、と再確認した。

 一度家へと帰って、すぐに広場へと向かう。もう昼食までそこまでの時間は無い。なら家でごろごろしているよりも、だれかと話して居た方が楽しいし…師匠や、それ以外の魔術士さんと会えたのなら、ぜひとも今の状態を聞き出したいと思うから。

 とはいえ、流石にまだ昼食も配られ始めてはいないようで、茣蓙を敷くのを手伝いながら誰かが来るのを待つことにした。

 そんな事を考えたそばから、


「タクミ」

「師匠!」


 師匠が背後に佇んでいる事に、声を掛けられてようやく気がつく。自分の気配を抑える事が出来るようになっても、その逆に関してはまだまだなのだ。

 その姿を認めてすぐに、事の進行について聞きたくはなったものの…。流石に失礼と、心を抑える。


「狩りも、また、大猟だって聞いた。腕が、どんどん上がるって。魔術と同じ」

「…はい。狩りというよりも、気配の消し方が、という事だと思いますけれど」

「…確かにタクミは、何処に居るのか分かりやすい」

「逆に、師匠の気配に俺は気がつけないんですよね…。ほんとに、まだまだです」


 そう俺が言うと、何故か師匠はうっすらと笑い、そして再び口を開く。


「魔術の方…というより壁の方の調査に、少しだけ進展が有った。聞きたい?」

「はい、もちろん!」


 ほとんどタイムラグなしで飛び出た俺の言葉に、しかし師匠は予想していたのだろう。その表情を変えることは無く。


「まずは、お昼を食べてから」


 そんな事を言って、俺をわずかに焦れさせるのだ。


「あ、…はい」


 僅かに残念そうな声音になったが、仕方がないだろう。どの道それほど変わりはしないので、残念に思う必要もそこまでは無いと分かっていても、気持ちの部分は別だ。

 ともあれ、その後も、壁の調査とやらの情報を引き出す為に話を続け、成果を出すよりも先に茣蓙を敷き終わった。

 その頃にはカルスもやってきて、大っぴらに話す事の出来ない内容である以上は、聞き出す事が出来なくなった。また、カルスがやってきたという事はもう食事の時間という事だ。少し視線の方向を変えれば、既に食事を受け取ろうとした村人たちが列を作り始めている。

 三人で列の最後尾に並び、料理の内容を窺う。…肉も野菜もふんだんに使われたスープが、メインの食事だろうか?

 それがわかった時に、米が無い事に対して物足りなさを感じる。この感覚は、最近少しずつ強くなってきているようで、環境には慣れても、早くロルナンに戻りたいという思考が強いのだろうと思わせる。

 ともあれ、茣蓙に座って食事を進める。すると、右隣に座ったカルスが俺の肩を叩き、


「午後はどうする?訓練に参加するかい?」


 と問いかけてきた。だが、少なくともこれから少しの時間は、師匠や魔術士さん達から話を聞かなければいけない。となると、ここで確約はできない。


「参加するかもしれないけど…ちょっと遅れるかな。師匠たちに、話を聞いてくるから」

「お、目標達成に近づきそう?」

「まあ、また一歩近づけるかな?」

「おお…。それで、その師匠の方は、どんな感じなの?ラスティアさん?」


 カルスからの問いかけに、師匠が視線を向ける。


「魔術の腕前自体は、今までよりずっと、良くなった」

「おお、よかったじゃないかタクミ」

「まあ、ね。でも、まだまだ先は長いって感じだよ」


 カルスと師匠は、そこまで仲が良い、という訳でも無かったそうだが、俺がカルスとご飯を食べたり、師匠と食べたりしているうちに接する機会が増えて…結果的に、村の中ではこの三人で過ごしている事が多いような気も、する。まあ、遊んだりするような時間も場所もないので、ずっと一緒に居るなんて事もないのだが。

 そんなこんなで食事も終えて、皿も洗って、解散という流れに。

 カルスは、族長たちから剣や体術を習いに行くのだろう。村の広場にとどまって、茣蓙の片づけを始めた。

 俺は師匠と、家々が立ち並ぶ方へと歩く。師匠の家ではない。もう一人の、この村の魔術士の家へ行くのだ。

 この村に居る、師匠と俺以外の魔術士は二人。一人は、四十代の男性だ。もう一人は、やはり四十代くらいの女性。今向かっている先の家には、その両者が住んでいる…つまりは夫婦だ。

 俺と師匠が夫婦のもとへ向かうのは、これが初めてではない。逆に、夫婦が家から出て、壁の調査に行ってみたり、という事は無い。なぜなら、夫であるフィディ・ナルクさんが非常に病弱で、日常生活にも介護が必要となる状態だからだ。

 そうなると当然、妻であるミィス・ナルクさんは、フィディさんの介護に回る事となり、そうなれば、外に出る時間も無くなるということだ。

 師匠よりも年齢が高いけれど、師匠が現状村一番の魔術士になっているのには、この夫妻が魔術の修行を十分には行えない環境であるという所も影響している。

 尚、夫妻の関係は非常に良好―――熱愛、と言ってもいい雰囲気を常に放っているので、むしろ見ている方が恥ずかしいほど―――なので、暗い雰囲気などは一切感じた事は無い。

 …実際、今だって。


「はい、あーん。おいしい?あなた?」

「あーん。うん。美味しいよミイちゃん。ほら、ミイちゃんも。あーん」

「あーん。…フフ、やっぱり二人で食べるのが、一番美味しいわね。…あら、二人とも来たのね?待ってて。温めた砂糖水が有るから」

「い、いえいえお気遣いなく。どうぞ、続けて下さい」


 もし俺がこの夫妻の立場であれば、こんな光景を他人に見られればそう問う恥ずかしくなり、そして落ち込んだりする事だろうが…この二人に、そんな様子は一切ない。何処までも自然体のままだ。

 見ている俺だけが胸やけのような感覚を覚え、しかしそれを解消する方法もなくげんなりとする。

 両手の指では数えられなくなるほどに見たそんな光景に、しかし慣れを感じない。…流石にこの夫婦ほどとは言わないが、恋愛経験なんかが有れば、もう少し変わったのだろうか?

 なんて、思考がそれている間に、師匠が二人に対して声をかける。


「少し来る時間が早かった。お邪魔だろうから、出直す」

「そうします。お二人は、ごゆっくりどうぞ」

「あ、あら。そう?…それなら、後三十分くらい後に来てくれるかしら?それでちょうどいいと思うわ」

「分かった。私がもう少し、タクミに話をしておく」

「それでは、また後で来ます」

「ごめんね二人とも。ミイちゃん。早く食べてしまおう」


 イチャイチャ、という擬音以外は浮かんで来ない夫婦に背を向けて、師匠と共に村の外れへ。心なしか、師匠の顔も胸やけを感じているようなげんなりとしたものになっているようだ。


「はぁ…」

「…師匠、そんな自然体でため息つくのはどうかと思うんですけど」

「でも、流石にあれは、目に毒」

「確かに熱愛ぶりを外に見せつけすぎじゃないのか、とも思いますけど…仲がいいのなら、結構な話だと思いますよ?」

「仲が悪いのよりは、ずっといいとは、私も思うけど。…それで、私たちが出来る範囲で、壁を調査した結果について。話してもいい?」

「あ、はい勿論!」


 少し唐突だったので驚いたが、否定する理由は何もない。…強いて言うのなら、三十分後を待つ時間が、少し増えそうだと思ったくらいだ。

 当然そんな事を気にかける必要は無いので、師匠の話の続きを待つ。


「タクミ以外は、壁そのものに近づく事が出来ない。だから、魔術を使って、あれがどういうものなのかを調べることにした」

「な、なるほど…。調査専用の魔術が有るのなら、俺に行かせるより効率的な筈ですしね」

「うん。で、調査した結果、タクミが言っていた、瘴気というものがどれの事を指しているのか、は分かった」

「…どれの事かが、分かったんですか?」

「うん。壁の向こうを外、こっちを内側だとすれば、一番内側にある半液体の物…だよね?後、紅い」

「…特徴としては有っているんですが、一つ質問を。…壁って、瘴気だけで出来ている訳じゃないんですか?」

「うん。といっても、瘴気の層と、ほとんど考えなくてもいいような、魔術によって作られた層が有るだけ。…実質的には一層」

「魔術によって作られた層…。あ、そうか…。単純に瘴気だけで、何時までもドーム型を保てている訳じゃないから」

「形を保ったり、壊された所を復元したり…。推測でしかないけれど、今までこの村が見つかっていないのなら、瘴気の壁そのものを、外からは見えなくするのかもしれない」

「…という事は」

「瘴気を吹きとばさなくても、魔術による形の維持を止めれば、どうにかここから脱出できるかもしれない。…壁に対する専用の魔術、少し形が見えてきた」

「お、おおっ!!…だったら、どんな魔術で対処するかを考える所からですよね!」

「魔術の解除の為の魔術、なんて初めての挑戦だけど…。出来ない事は無い筈。頑張ろう、タクミ」

「はい、師匠!」


 壁の中で過ごして二カ月。アイゼルにやって来てからの八割ほどの時間をいつのまにやら過ごしたこの壁の中から脱出する日も、随分と近づいたらしい。

 

 二か月たっても壁は壊せてません。滞在期間は、ロルナンよりずっとおおいです。

明日から試験の本番ですので、次の更新も週末になるかと思いますが、それ以降は通常のペースに戻ります。

 頑張れば、本日の午後に投稿できる可能性もあります。



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