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忌祓の守人~元ダメ人間の異界転生譚~  作者: 中野 元創
第二章:紅を知る、生活と別れ
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第六話:調査へ

「さて…こうして時間になった訳だが、まだ到着していない冒険者が多いようだな。まあ、恐らく皆理由は分かっているだろうし、放置された所でどうということも無いだろう。このまま本日の調査についての説明を始めさせて貰うぞ」


 何だか、俺には分からないけど他の人にとっては当たり前の事、という状況にも慣れて来たな。確かに昨日手を上げていた数よりも今ここにいる冒険者の数は少ないように感じるが、実際大した痛手でもないと思う。

 さて、ここからの話は真面目に聴いておかなければ。


「本日の調査内容は単純明快。今回の瘴気汚染が完全に終結したのかどうか、だ。但し、昨日の焼却処理において発覚した瘴気その物の異常点については、まだ完全には調べが付いていないので、出来る限り多くの、そして正確な情報を渡してくれると助かる」

「また、万が一にも強力な瘴気汚染体が生存していた場合に備え、今回派遣された守人であるシュリ―フィア・アイゼンガルドさんにも協力を仰いだところ、快くお引き受け下さった。…これで安心、と思った奴は居るか?もし居たなら、まず自分で先頭に立てよ?そのくらいじゃないと、守人に頼んでまで守る価値がなさそうだからな」


 ギルド長のその言葉に、冒険者の中から「オイオイそりゃねえよー」なんて声が幾つか上がる。もちろん、本気で言っているのではなくふざけた口調だ。やはり、こちらの緊張をほぐすのが目的なのだろう。

 まあ、皆そこまで緊張してもいなかったようだが。なんだかんだと言って、守人が着いてきてくれることに対する安心感はとても大きいだろう。


「今日は一日中拘束されると思っておけよ!何らかの形で収穫が有るまでは帰らないからな!…説明はこのくらいだ。それでは、出発するぞ。…準備は良いな?」


 そう言い、ギルド長はこちらへと歩みを進め、そして門の方角へと向かって行った。

 その後に続くのは、もちろん俺達冒険者だ。自然、ギルド長を先頭にした集団が出来上がる。

 ………まるで、戦場に向けて出陣しているかのような状態に思えるのだが、何故これを一昨日に行わず、今日に回してしまったのだろうか。今の方が真面目さと言う意味では勝っている様な気すらする。

 さて、結局どんな形で調査を行うのだろうか?瘴気その物がなんなのかもイマイチ分かっていないというのに、それがさらに異常を起こした原因だなんて、正直さっぱりだ。冒険者のような防具では無く、研究衣の様なものを着こんだ人が何名かいるあたりその辺の対策はしてあるのだろうが…あまり役に立てなさそうな気がする。そもそも、シュリ―フィアさんも合流するうえに、ギルド長までいるのだからこんなに冒険者がいる必要もないのかもしれないが。


「…あれ?と言うかほんとにこんな人数の冒険者が参加する理由って無いんじゃないのか?むしろ調査の邪魔になるんじゃぁ…」

「ん?なんだよタクミ。変な事でもあったか?」


 俺の言葉が耳に入ったらしいエリクスさんから問いかけが来た。隠す必要はないので、正直に答えてみる。


「いえ、今さら何ですけど、今回の調査ってこんなに大勢で向かう必要って会ったんだろうか…と思いまして。正直、邪魔になりそうじゃないですか?」

「ん?…まあ、確かになあ。全員こんな状況でふまじめな行動をしたりはしないと思うが、調査について、冒険者の中で詳しい奴なんてそういないだろうし。

 ただ、単純に調査って言うよりはな、将来守人になりたいって考える連中や、そうでなくても強くなりたいって奴らに守人の強さを見せたり、関わりを持たせようとするって面も多いんだろうぜ…俺みたいにな!」

「なんですかその笑顔…と言うか、恋愛関係かはともかくとして本当に今日はライバルが多いって事じゃないですか。結局、どうするんです?何か策とか有るんですか?」

「………いや、無い。正直な所行き当たりばったりだ」

「ええ…それで大丈夫なんですか?」

「全然大丈夫じゃねえよ…。だがなぁ、女性から魅力的に映るやり方なんてそもそも知らねえし、どうしようもなかった」


 これはかなり不安なお答えだ。このまま行っても空回りするか何もできないかのどちらかで終わってしまいそうな気がする。というかそんなエリクスさんの姿を見たからって含み笑いするのはどうなのレイリ。流石に可愛そうだよ?

 と、進む道の先に門が見えて来た。そこに、すっかり記憶に残った蒼髪がたたずんでいる事に気がつき…。


「(うおおヤベエ!全く何の策も立ってねえぞ!?)」

「…が、頑張って下さいとしか言いようがないです」

「アタシは、もう諦めても良いんじゃないのかって思うけどな」

「そんな事笑いながら言っちゃぁ…」


 エリクスさんが傷つくと言おうとしたのだが、既にダウンしてしまったので今さらだったらしい。


◇◇◇


 シュリ―フィアさんが集団の先頭付近で合流し、エリクスさんは少しでも近付くために先頭へと向かってしまった。

 尚、他の冒険者もいっせいに向かいそのペースに合わせるように先頭も足を速めたので、純粋に集団のスピードが上がった。もう全員速歩きだ。エリクスさんを追うため、レイリと共に一度は前へと向かったのだが、余りの人の混雑っぷりにあえなく断念。今は集団の中ほどで戦闘の方を窺っている。

 恐らくは、後十分もしないうちに森へと到着するだろう。

 …しかし、レイリはシュリ―フィアさんの所に行かなくていいんだろうか?そりゃあ今はエリクスさんの方が大事だけど…そう言うのは行動で表したりしない様な気もする。


「ねえレイリ。レイリは守人さんの所に行かなくていいの?」

「ん~…。いや、今は良いよ」

「そうなんだ…。でも、昨日はなんだかんだで話しに行くって言ってたけど」

「いや、こんな混雑した状況じゃなくってさ、作業が始まってからならある程度時間も取れて、印象にも残るんじゃないのかなって思っただけだぜ。

 それに、タクミがもう知り合いだって言うなら、話す機会も多そうだしな」

「あ、ああ、確かにそうだね。俺も自分で話しに行こうって思ってはいたし。…あれ?って事は…」


 もしかして、エリクスさんの事も紹介できたんだろうか?ああ…でも結婚目的の人をいきなり紹介するのも悪いか。

 でも、いざとなった時に取っ掛かりくらいにはできそうかもしれないな。後で一応提案してみよう。


「と言う訳で…今回は一緒に作業しようぜ?いっつもなんだかんだで仕事中は離れてたしな。コンビになるかどうかも考えていかないといけねえんだし、相性は確かめねえと」

「あ!そう言えばそのコンビって言うのはどうするの?結局詳しい話を聞いてない様な気がするんだけど…?」

「ん?ま、兄貴やボルゾフさんの言う通りで、タクミなら年齢的にも実力的にも申し分ねえんじゃねえかとは思ってるよ。ま、そこまで深く考える必要もねえとは思うんだけどな」

「ふうん…コンビって事は、仕事を二人でやったり?」

「そうそう。基本的に討伐依頼なんかでもよっぽどの相手じゃなきゃあ、ズルをさせないために人数無制限なんて事にはならず、一人だけで仕事する所を、コンビだったら二人でも、ついでに言えばちょっとランクの高い依頼にも挑戦できるって事だな」

「なるほど…。じゃあ、基本的には得なのかな?」

「その代わり、報酬も半分ずつだけどな。ま、自分でコンビは決めるもんだし、これが悪いことにつながることもねえけどな」


 …つまり、実力が近い人同士で一緒に活動するための措置ってことかな?まあ、俺の場合レイリには勝てない気がするけど、そうやって信頼してくれるというなら凄く嬉しい。


「………じゃあ、頑張るよ」

「…?お、おう。ッて、そうか。もうこんなとこまで来てたのか」


 …どうやらレイリは、俺の言葉を『今日の仕事を』と言う意味に捉えたみたいだ。…俺にとっても、口に出そうと思っていた言葉では無かったので、勘違いしてくれて良かったのだが。

 ………さて、異常の中心地に向かうとしますか。 森に入ると奥に向かう班を三つに分ける事が決まった。さっき一緒に作業をすると話をしたばかりなのに、いきなりレイリとの約束を破ってしまうことになるのかと思ったが…運よく、同じ班になれた。

 と言うのも、その時点で調査隊が立っていた場所を三つに分けるようにしただけなので、隣で立っていた以上ほとんど当然だっただろうが。

 …ちなみに、エリクスさんも、ボルゾフさんも、更に言えばシュリ―フィアさんすらもこの班に所属している。合計八人のうち半数以上が知り合いなので、俺の勝手な思いでしかないが正直助かった。やはり俺は人と話すのが苦手らしかったから。

 話は変わるが、エリクスさんはまだあまりシュリ―フィアさんと話が出来ていない模様。だが、この状況は大きなチャンスへと変わるだろう。そしてその体制を出来る限り磐石にする為には…ボルゾフさんの協力が必要だ。

 例えば、ボルゾフさんがエリクスさんの事を、『自分と同じように才能ある者』として紹介すれば、シュリ―フィアさんはエリクスさんに興味を持つことになると思う。もちろん恋愛的な意味合いはないが、きっかけ程度にはなる筈だ。

 と言う訳で、レイリと一緒にボルゾフさんのもとへと向かう。


「でも大丈夫なのか?ボルゾフさんは守人大好きだから、もしかしたら恋愛とやらせない方向に動く可能性も…」


 しかしその途中、レイリから投げかけられたこんな疑惑に、ふと足が止まる。


「う、うーん…。でも確かにありえない訳じゃないか。そうなられると厄介だけど、…うわぁ」


 随分と面倒な状況なのかもしれない。それに、調査隊としての仕事も忘れてはいけないのだ。

 瘴気の濃度が高い場所を探し当て、そこにそれ以外の異常がないかどうかを調べる…言葉としてしまえばこれだけの事だが、実際の作業はなかなか簡単には進まない。

 と言うのも、瘴気の濃度を探るというのがなかなかに難儀なことなのだ。空気中に漂う瘴気は、しかし無色透明、当然肉眼でとらえる事は出来ない。故に魔術で探査することになるのだが、…この魔術をシュリ―フィアさんしか使えない。

 しかも、何となく感づいてはいた事だが、シュリ―フィアさんはどちらかと言うと細かい制御では無く大雑把に攻撃性の高い物を放つ形の魔術が得意らしい。つまりこういう精密な作業には向いていない、と自分で伝えて来たのだ。今もまさに集中し続けているシュリ―フィアさんには、そもそも余り話しかけない方がいいという状況である。

 この状況を回避するため、シュリーフィアさんから魔術のやり方など教えてもらおうとは思ったのだが…まだできていない。

 この魔術、『探査:瘴』と言うらしいのだが、そもそも瘴気と言うものがなんなのか良く分からない俺には、何を探ればいいやらさっぱりなのだ。とはいえ、瘴気その物に忌種は集まるのだから、これからもこの魔術が有ると便利な機会はあるだろうと思い、こうしている間も修行を続けている。

 と、これについては今考える事では無い。ボルゾフさんに今の状況を明かすか否か、を考えなければ。


「ボルゾフさんがもしもエリクスさんの邪魔をするように動いたとしたら…かなり厳しいっていうのは分かるんだけど、でも、そこまで悲観的に考えなきゃいけないほどのリスク何だろうか…?」

「うーん…そりゃボルゾフさんがそこまでひどいことするとは思えないけどさ、守人が関わると何仕出かすか分からない所はあるからなぁ…」

「…いや、俺はやるよ」

「まじかタクミ。と言うか、その妙な決意は一体」


 いくら守人が関わっているからって、ボルゾフさんが人の恋路を邪魔するような真似はしない筈だ。ここは、正直に協力を求めるべきだろう。

 ボルゾフさんの側に歩み寄り、そして声をかける。


「ボルゾフさん、少しお話が有るんですが、いいでしょうか?」

「ん?いいぞ」


 そこで立ち止まり、少し小声で本題を伝える。いざ口に出そうとすると微妙に逡巡してしまうが、ここで誤魔化してはいけないだろう。


「実はですね…」


◇◇◇


「ふむ…エリクスが一目ぼれ、ねえ………よし、協力してやろう」

「ほ、本当ですか?良かったです」

「おお…ボルゾフさんぐらいに守人が好きだと、結婚とかには反対するんだと思ってたぜ」


 レイリと二人、今の状況を出来る限り懇切丁寧に説明した結果、どうにかボルゾフさんの協力を取り付ける事も出来たらしい。やはり心配のしすぎだったようだ。

 とはいえ、どちらにしろ今の状況ではあまり大きな動きは出来ない。恐らくは、瘴気の中心部を見つけるまで。

 エリクスさんはエリクスさんで稀に出没する忌種をシュリ―フィアさんの目の前で素早く討伐したりして、まあ、格好付けている。…守人に実力を見せても、恋に落ちるような衝撃を与えるのって不可能ではないかとは思ったが、シュリ―フィアさん自身もエリクスさんの事をなかなかの実力者として見ているらしく、俺が紹介したりしなくても自分から興味を持ってくれそうでなかなかいい調子なのかもしれない。

 俺が、再び現れた【小人鬼(ゴブリン)】を一刀の下斬り伏せるエリクスさんの方に意識を向けていると、ボルゾフさんが話を続け始めた。


「エリクスの奴が悪人なんかじゃねえってのは俺も良く知ってる。あいつなら、安心してシュリ―フィアさんを任せる事も出来るだろうよ。…もちろん!シュリ―フィアさんの気持ちが第一だけどな!」

「ちょ、ちょっと声が大きいですよボルゾフさん!…シュリーフィアさんもこっち見てるし…」

「…任せるって、どういう立場だよボルゾフさん」


 だが、流石にそれだけでこちらの話の内容すべてが露見したりはしていないらしい。少し安心だ。

 ………レイリの言葉と同じく、俺もボルゾフさんが一体シュリ―フィアさんをどういう相手として見ているのかが不安だが。敬意を払いながらも、そこに父性の様な何かが見え隠れするのは気のせいですか?年の差、いくらなんでも親子ほどは別れてないし、家族もいるんですよね?

…まあいいか。別にそこまで悪い事ではないし。

 そんな事を考えながら、何故か首を縦にゆっくりと振るボルゾフさんの姿を見ていると、その後ろの茂みが僅かに揺れ動いている事に気がついた。


「…ボルゾフさん、後ろの茂み、何かいるみたいです」

「だな、アタシも今動いたの見えたぜ。まあ、多分【小人鬼】だろうけど」


 ボルゾフさんがそちらを向くために振り返るのと同じタイミングでレイリが前に出る。俺も、もしもの時に援護をする為に、茂みを中心にレイリと90°の角度になるような位置に着く。


「まずアタシが様子を確かめてくる。何の問題も無ければそのまま切るけど、何かあったら魔術で援護頼むぜ!」

「分かった、じゃあやっちゃって、レイリ!」

「おう、ま、こんくらいなら…おッ!?」


 突如、レイリが飛び退る。この反応…【小人鬼】では無かったということかッ!

 その茂みに潜んでいた忌種は、流石に刺激されたのだろう、その身体をズルズルと引きずって(・・・・・)こちらへと這い出て来た。

 その身体的特徴は、端的に表して、


「へ、蛇…?」


 文字通りの蛇だ。ロルナンで討伐した【岩亀蛇(ペルーダ)】も蛇と言う字を…少なくとも俺の視界の中では使われていたが、あれの体はむしろトカゲ、こちらこそが蛇。

 …昔見た映画に出て来た密林に生息する大蛇みたいな感じだ。あれとの違いは、鱗の色が金属的な光沢を放つ緑だということか。


「…あッ!そう言えばミディから前に聞いたな。東の森の奥は珍しい忌種が出るとか何とか…。被害とか出る訳じゃないから放置されてるって話だけど、こんなの住んでたのか」

「へ、へ―…なんて名前なんだろう。…じゃなくて!やるよ、レイリ!」

「おう!確かそこまで強い忌種じゃなかった筈だしな…兄貴は来なくていいから!」

「エリクスさんはそっち担当でお願いします!こっちは二人で対応しますので!」

「お、おう…まだ何もやって無かったんだけどな」


 こっちにはボルゾフさんもいるのだ。本人は俺たち二人に任せるつもりらしく動かないが、エリクスさんが助けに来るほどではない。

 蛇の顔めがけて何度か『風刃』を放ち、動きをけん制すると同時に目を潰して周りの情報を得られないようにする。確か蛇にはピット器官とか言う、温度センサーの様なものが有った様な気もするが…、あれは視覚情報と共に情報を処理していた筈、その効果は半減だ。そもそも頭部に傷が多いので、ピット器官そのものが無事かどうかも不明だが。

 その間に蛇の横合いへと入ったレイリが剣を思いっきり突き立てる。俺の魔力を少し節約して放った『風刃』では鱗を割る程度だったが、軽い抵抗程度でたやすく貫通したらしく、軽くのたうちまわった蛇もすぐに沈黙した。

 その時、ボルゾフさんが呟いた一言が耳に入る。


「…相手が弱かったとは思うが、連携して相手を倒すって事は二人とも理解できてるみたいだな…これなら大丈夫だろう」


 ボルゾフさんとしては、俺たち二人の相性は十分合格点であるらしい。

 ふとレイリの顔を見れば、彼女もその言葉を聞いていたらしくこちらを見つめていたので思考回路が近いのかもしれない。いやそれはおいといて。


「…コンビ、組もうか」

「…おう、そだな」


 とにかく、これでおおよそレイリとコンビを組むことは決まったらしい。



 こんなかんじで、人間関係に関してはゆっくり進行させていこうかな…なんて考えています。


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