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冒険者ギルドにおける各種システム


・ランク

 H~Aランク、実力順で分けられる。年二回公式での登録試験があり、基本的にはそこでHランクかGランクのどちらかに決定される。

 それ以外のタイミングで登録する場合、少し条件が厳しくなるので基本的には選ばれない。また、それでも登録する場合は馬鹿か強者との扱いであり、強者なら高いランクに、馬鹿なら二度と冒険者になろうなんて考えを持てなくなる。…ような目に会う。


・依頼

 大勢の人間の命がかかわったり、それに近いような緊急の依頼以外の場合は依頼掲示と呼ばれる板に貼ってある依頼布の中から自由に選ぶことができる。

 もちろん、ギルド側にとっても受理されない依頼が溜まっていくのは自らの仕事量を増やし、民衆からの信頼を失ってしまう結果も招いてしまいかねないものだが、大港湾町ロルナン等の都市では、ほとんどの場合依頼を達成するたびに新たな依頼が追加され続け、管理することが不可能な状態になっている。冒険者の協力が、この世界の生活を回していると言っても過言ではないので、ある種、彼らには目に見えにくい権力があるともいえる。


・コンビ

 Fランク以上、忌種を討伐することを目的とするような実力となった冒険者たちに推奨される制度。

 実力の近い者、信頼できる相手などと二人一組で依頼をこなすことで安全性と成功率を高めることが目的とされている。

 名称は発案者からもたらされたもの。


国家


・レイラルド王国

 主人公が転移した国家であり、その大陸の中では五指に入る大国。水産資源、農業資源、鉱山資源などに恵まれているが、隣り合った軍事大国であるミレニア帝国との衝突は絶えない。貴族制。


・ミレニア帝国

 レイラルド王国に隣り合う大国。帝国との名の通り、軍事によって領土を拡大してきた。

 近年は、一度は緩やかになっていた信仰の手を再び苛烈なものとし、近く王国との開戦もあるのではないかと言われている。


・クィルサド聖教国

 レイラルド王国から、間にいくつかの小国を挟んで大陸東端に位置する。

 信仰する宗教の教えから戦争を嫌っているが、それ以前に民を守る為の戦いは聖戦であるとし、自ら攻め込まないことで自国はほぼ完璧に護りきっている。

 その方針は大国だからこそできたことだったが、25年前の絶忌戦争では守人たちをまとめ上げた国家でもあり、その影響力はいまだに強い。


制度

・衛兵隊

 基本的には各町に配置されている、貴族運営の自警団のようなもの。但し、内部における上下関係は明確で、その点を見れば軍隊にも近い。だからこそ、自警団ではなく衛“兵隊”と呼ばれる。

 ほとんどの場合、その構造は総隊長を頂点とし、また第一部隊隊長を兼任し、それ以外のいくつかの部隊の隊長が、総隊長の部下とされる。

 本来、隊長、ましてや総隊長ともなれば、領主の家系、または領主の所属する派閥の家の次男三男などが選ばれるものだが、大港湾町ロルナンは、大都市であるにもかかわらず帝国出身の若者が総隊長をしていたり、部下も貴族ではなかったり、特殊極まりない。

 ここには、ウェリーザ=ロッド=ガードン伯爵の意向が大きく絡んでいる。


守人について


 Aランク冒険者の中でも更に実力の高いもの、どこかの戦場で武勲をたてた戦士、魔術の深淵へと近づいたもの、それ以外の、しかし異才を見せる者たちの中から、更に人を救おうという気概の強い者たちへと送られる称号…だった筈が、いつの間にやら大国から監視、管理される存在へと変わっていったという経緯を持つ。(尚、大国からしても守人が本気で牙をむいてきた場合はなすすべもないと思っているので、それほど悪い状態ではない)

 絶忌戦争の折に、強力な守人が前線に立って【滅亡級】と呼ばれる忌種と戦った結果わずかに戦力という視点では質が落ちている。

 だがしかし、それだけの大災害が起こってもわずか十年ほどで完全に復興を遂げてしまった事により、現場に立った人間以外にとっては、その時代に生きていた人間でさえも実際のところそこまでの危機ではなかったと思っている。それだけの功績ともいえるが。


忌種


 人を襲う、あるいは喰らうもの。基本的に生物としての形態を持つが、実在する生物と同じ姿とは限らない。

 その判断基準は、体組織に元来から瘴気を内包し、また、人を襲う以外に何らかの形で瘴気を得ようとする事。

 種類を判別することができる以上は生物として繁殖しているはずだが、類似した生物のいない忌種も存在しており、『最初の一体』がどう発生したのかは未だに謎のままである。




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