キャラ別反省会 忍編
「はい、皆さんお久しぶりです。司会のミコトお姉さんです。もう出番はないと思った?ごめんね、出番がないのはお姉さんじゃなくてしの猫ちゃんなの」
「どうも、アシスタントの早川ミコトです……遂にアンタがここを乗っ取るのか?」
「いやいや、そうじゃないよ。今回は忍ちゃんを司会から降ろすことが目的なだけだから。それともミコト君がやる?」
「遠慮しとくわ……ところで、今回はなんだ?」
「今回はヒロイン達にスポットを当てて反省をして行こうって趣旨。だから主人公兼語り部である君と本編には出演していないミコトお姉さんがこのキャラ別反省会を仕切りろうとしているって感じなんだ」
「なるほど、だいたい分かった。だから忍が居ないのか」
「そゆこと♪じゃあ最初は忍ちゃんです!どうぞ!」
「はぁい!忍ちゃんです!(キラりん」
うっざ
「はい、今回は脱線させるつもりはないから気をつけてね」
「えぇ~つまんなぃ」
それが普通なんだがな。
「というか、二度も何を反省しろって言うの?」
「お前に関しては反省点は大量にあるだろ」
「例えば?」
「なぜ唐突に俺の部屋で黒魔術を行ったのかとか」
「日曜と言う一週間で一番暇な日に退屈しのぎをしようかと思って」
「……なぜ俺を巻き込んだのかとか」
「特に意味はない、友達の家に遊びに行くのにそれほどの理由が必要とも思えない」
「……もう良いです……」
「こりゃそうとうなダメ女だね……」
「それはどういう意味?ミコトお姉さん」
「お姉さんはこの反省会の司会だからね。もちろん今までの傍観者達とは違うんだよ」
「へぇ~、ならば見せてもらおうか、ミコトお姉さんの実力とやらを」
どこの彗星だよ、お前は。
「忍ちゃんは欲求に素直すぎる気がする。だから忍耐強化だ!」
お!なんかちゃんとしそうだ。
「忍耐強化って具体的に何をすれば良いの?」
「ふっふっふ、簡単だよ。ミコト君が君に突っ込まない!」
……あれ?なんで俺が?
「なっ!?」
しかも効果覿面!?
「というわけでこれが今回の反省会の趣旨なんだ。脱線させずに読者を楽しませる、それにはミコトお姉さんの存在が不可欠と判断したためこうなりました」
「理由は理解できたけど、具体的に俺は何をすればいいんだ?」
「突っ込まなければいいんだよ?適当に空返事をすればいいだけ」
なるほど、よく分からんが俺に発言権がないのか?
「いや、大丈夫。気付いてると思うけどさっきから地の文があるでしょ?だからそこで地の文を活用してもらえば読者にはちゃんとしたコントに見えるから」
コントじゃねえよ!!
「ほら?」
「こんな感じで大丈夫か?」
「たぶんね」
「はぁ……で?何について話すんだ?」
「いろいろ、さて忍ちゃん、弁護士はいないから自分で弁護してね」
「自分で!?」
そりゃ、そうだろ。お前がお前を弁護しないで誰がお前を弁護するのさ?
「もしも、ここで弁護しなかったらどうなるの?」
「お姉さんがイジメちゃうぞ☆」
こいつにはイジメられたくないな。
「…………ちょ、ちょっと待って。今考えるか……」
「はい、考えないと出て来ないなら時間切れです!」
「ちょ!?あっ……えぇ……」
「さて、ミコト君。では話し合おうか」
「俺とアンタで何を話し合うと?」
「いろいろ愚痴を言いたいんじゃない?」
もう十分言ったからなぁ……。
「言いたいことは皆無なの?」
「そうだな、強いて言えばチンコが欲しい」
「……まともな会話にならない……」
「別に殺したいほど憎くないからな。本気で憎んでたら、たぶん萌えアニメのくせに終盤シリアスに走りたがる作品みたいな所謂誰得シリアスってのになことになってるだろうから」
「ここは2人の友情に感動するシーンなのかな?」
「感動する場面でもないだろ?一章から剃毛やらバスト採寸やらしてきたし下衆なのは確かだし。今後はそういうネタを減らしてもらいたいものだな」
「まぁ、忍ちゃん以外にもミコト君をセクハラするための要員は十分居るからね。ストルスフィア女王、パティ、ダナー、アンの4人にもセクハラされてたし、ミコト君の被害妄想とか色々パターンは作れてたし今後もマンネリにならない程度に色々やっていけば良いし」
「酷いなぁ……エロコメだからってそれはないだろ……」
「問題ない。いざとなれば男の娘の新キャラをハーレム要員として投入すれば良いから。むしろ入れよう!!」
「アンタがそういう展開を見たいだけだろ!」
「だから突っ込んじゃダメだって」
突っ込めないのも辛いな。
「うずうず、うずうず」
「ダメだよ、忍ちゃん。今の君には発言権はないんだから」
「な、何もしゃべっちゃダメなの?」
「もちろん」
確かにこういうのはこいつにとっては辛いのかもしれん。
空気を読まない奴には沈黙するってのはかなり苦痛か?
「あ、言いたいことがあった」
「なに?」
「忍エンドだけは回避したい」
「……うん、まぁ……最近は幼馴染は負けフラグって言われてるからね……」
「ふざけんな!『柚原こ○み』とか『○島小恋』とか『蟹○きぬ』とか可愛いだろが!いい加減にしろ!」
「あ、あれ?なんでミコト君に怒られたの?」
「幼馴染だから忍エンドがないんじゃない、忍だから忍エンドがないんだ。この違いはデカいぞ?」
「う、うん、そうだね。ラヴコメとかギャルゲーとかじゃ幼馴染ってのは王道かな?2人の思い出とかを回想したりするネタが出来るけど、そういうのあるの?」
「ない」
「キッパリだね」
「いや、そのネタはやっただろ?『幽霊少女の共犯者のおかげで一発逆転のチャンス到来!?その壱』で『こんな妄想しても事実は変わらないんだよな……』って存在しない過去を妄想してただろ?」
「け、けど忘れてたってオチは?」
「ない」
「またキッパリと……」
「そういう展開は当作品にはございません!!」
「ラヴコメ展開はなし?それでどうやってハッピーエンドにするつもりなの?」
「…………」
「忍、しゃべっていいぞ?」
「いや、流石のボクでも最後の展開をネタバレするつもりはないよ?」
「流石のお前もするつもりはないか……」
「うん、存在しない引き出しは引けないから」
「…………考えてないだけか!?」
「あぁ~あ、突っ込んじゃった」
「別に良いだろ?というかこれって何の訓練だったんだ?」
「主人公が突っ込み役を担うってのはワンパターンでしょ?」
型から外れれば良いってもんじゃないと思うが
「じゃあアンタがやるか?」
「え!?良いの!?」
「もちろん、ダメだ」
「……お姉さんもこういう扱いに慣れてきたよ」
「はっ、ざまぁ」
「忍ちゃん、嘲笑禁止」
「だが断る。この栗原忍が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるバカに「NO」と断ってやる事だ!」
大御所のセリフをパクるな!!
「はっはっは、ボクがそんな簡単に篭絡できると思った?空中楼閣なんだよ!」
「お前、空中楼閣の意味知らないだろ」
「え?空中に楼閣を造るくらい難しいことじゃないの?」
「違ぇよ、空中に楼閣を造るくらい有り得ない事だよ」
「ほへぇ~」
「お前は難しい言葉の意味をちゃんと記憶しろ。他の国の言語の前にな」
「それも断る!」
「もう死ねよ……」
「無論、断る」
「はぁい、ストップ。脱線なんて許さないよ」
「そもそもこの行き当たりばったりの企画をやることが無謀なんだよ」
「初回からこれ!?あと4人残ってるんだよ!?」
「1話が問題だったから打ち切りってのは珍しいが有り得ない訳ではない」
「ダメだよ!!せめてやりきるよ!!」
「これ以上、読者が減ったらどうするつもりだ?責任取れるのか?」
「責任……。おっと、ミコトお姉さんは健全だから脱がないよ?エロイベントなんてないよ?」
「いや、需要ないから」
「ホガァ!?」
「今のはダメだよ、ミコト。ヌードに価値がない女性ってのはそりゃ甲斐性無しのモヤシ野朗くらい価値がないよ?」
「追い討ちしやがった……」
「さ、ここら辺でお開きにしましょうか。ボクには反省点なんて無いんだから」
「お前って奴は……なら他作品への批判とかはどうだ?」
「何度も言ったけど、ボクは間違ってない」
「ほぉ?じゃあこの『小説家になろう』に常駐している読者の皆様が納得できるだけの理由が当然あるんだろうな?」
「もちろんよ、何度も言ってるけど転生モノが多すぎるとかはどうなの?」
「けど、この作品だって異世界渡航じゃねぇか?」
「作者はもっと硬派な作品が書きたいんだよ!!けど人気が出ないし、異世界渡航が人気って聞いたからこんなバカみたいな駄作を執筆してるわけ!!どんなのが書きたいかってのは今(2014年夏)やってる『アル○ノア・ゼ○』みたいな作品さ。主人公チートでもなく、中二病的なご都合主義要素もなく、それでいて心臓がドキドキするような展開なんだ」
「なるほど、この作品とはずいぶんとかけ離れてるな」
「言うな……言うんじゃない……『7人の魔女と3人の魔王』が人気でなかったからって作者をイジめるな……」
「あれは序盤がちょっと残念だったんじゃないか?」
「……もう言うな」
「はいはい!作者の前作についての会話はストップ!!」
「脱線したな、で?バカの一つ覚えで転生モノが多くてそれに満足している人がいる事とこの作品が相対的に質が上がることにはならないはずだ」
「別に転生モノの存在を否定してるんじゃないよ。ただ質が低いんじゃないかって思って。例えば神様が都合よく主人公に甘かったり、当然のように主人公だけ優遇されてたり、前世や元の世界に未練がなかったり、その他いろいろの設定が甘かったり」
「なるほど、今のラノベがマンネリって叩かれてるのと同じだな。俺も常勝無敗のチート主人公には飽きて来た所だ。かかわったヒロインにはほぼ確実に好意を抱かれたり、苦戦はしても絶対に勝てたりってな。その辺、ジョ○ョって凄いよな、高確率で仲間はもちろん、主人公はラスボスとの死闘で命を落とすし恋愛要素は3部以降はそんなにないし」
「だよ、作家は読者に展開を読まれないように造らないといけないって聞くじゃん?某大御所のアニメ監督も『予定調和で何が面白いの?』って言ってたし。それに異世界トリップってのも嫌い」
「トリップ?聞かない単語だな。どういう意味なんだ?」
「小旅行とか外出とかそういう規模が小さい日帰り旅行のことを指すみたい。つまりトラベルの下位互換みたいな?」
「それから麻薬による快楽や幻覚効果を意味することもあるんだよ。きっと最初に『異世界トリップ』って言うジャンルを使った人はそういう意味もこめたのかもだけど、それの意味が分からずに適当に使う人が増えてしまった、って感じかな?ここの上位作品を見ると」
「それに旅行ってことは帰ってくるつもりあるの?って聞きたいんだ。どうせIターン永住なんでしょ?ならそうやって他人が考えた言葉を思考停止で使うのもどうなんだって言いたいのさ」
「旅行っていうのは『居住区から遠く離れた場所へ行くこと』であって帰ることが前提なんだ。前提じゃない場合は流浪や放浪と言った『特定の拠点を持たずあてもなく彷徨う事』となるわけなんだ。もちろん永住するつもりならただの転居だね」
「……日本語って難しいな」
「難しいからこそ、小説が書ける人間は先生って呼ばれるんじゃない?」
「なるほどな」
「だから、ボクは他作品を批難する」(キリッ!
「『キリッ!』じゃねぇよ!!調子に乗りすぎだろ!」
「それに誰かが言ってた『良い芸術家と言うのは良い批評家でもある』って」
「だからってお前がそういうことを言うのを許容されるわけじゃない!!」
「皆が仲良く手をつないで何かを作ってそれが売れてそれで良いのか?そんな売れるための、自分が面白いと思うだけのモノが創りたいのか?いや違う、少なくともウチの作者は違う。誰かの心を動かすような隠れた名作になりたいんだ」
「言ってることは良い事だ。お前(エロコメの登場人物)が言うセリフじゃないってだけでな」
「しょぼ~ん……」
「そうそう、お前が必ず反省しないといけないモノがあったぞ?」
「何?矛盾でもあった?」
「あぁ、第三章の反省会のpart3だと『男の娘』について知らないようだったのに第一章の反省会のpart2だと知ってるような口調だったぞ?」
「え!?マジで?」
「あぁ、ここ」
パ「はい、おそらくこの作品が人気にならないのはご主人様のキャラクターが悪いのではないでしょうか?素直に男の娘にしたら良かったんじゃないです?」
し「男の娘が主人公って斬新だね」
ミ「斬新なら良いってもんじゃねぇぞ!最近は主人公に自己投影するのが主流だから『何処にでも居る極普通の男子高校生』と言うのが王道なんじゃないか!
何処にでも居る極普通の男子高校生でありながら試験の点数はほぼ全て80点以上だったり、多人数の女子から好意を抱かれたり、男友達がほぼ0だったり、進学校なのにバイトOKだったり補習がなかったり携帯を持込んだり授業をサボタージュしたりetc」
「あ、本当だ……ここは『男の娘』を『中性的な男女』に変換しようか」
「え?変換するのか?」
「ここは第三章のpart3への整合性を取るために変換すべきだと思うよ」
「ここで話したけど良いのか?」
「分かってないなぁ。犯罪ってのはバレた時に犯罪になるんじゃない、犯罪が成立した時点で犯罪なんだよ」
「当然だな」
※というわけで本当に変わりました。
「……な、なんかグダグダだけど皆さん。今回はここまでです。次回はパティさんとミシェルちゃんの2人に来て頂きます。お楽しみに」
強引に〆たが不安しかねぇぞ。




