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第二章、幼馴染の黒魔術(以下略 の反省会 part1

忍(以下し)「は~い♪『小説家になろう』に常駐している読者の皆様、お久しぶりでございます!またこのクソコーナーが懲りずに帰ってきましたよ?あ、自己紹介がまだでしたね。『栗原忍』です!」

ミコト(以下ミ)「……同じく『早川ミコト』でございます。なぁ?またやるのか?このクソ座談会を」

し「オフコース!もちろんだよ。やらない理由がないよ。ボクらはやれる!まだまだやれる!」

ミ「なんの話だ?」

し「打ち切りだけは嫌なんです!」

ミ「……いや、まぁ……俺もそりゃ打ち切りコースだけは嫌だけどさ……」


し「ボクはね……この駄作に可能性を感じてるんだ……なのに……なんで……」

ミ「それ以上は言うな……言うんじゃない……」

し「なんでテンプレみたいな設定ばかりの有象無象に負けるんだ!!」


ミ「本当な……泣きたくなる……。続きを書くのが辛くなってくる。毎日毎日趣味を削って更新しているが、増えるのはアクセス数だけ。ptは大して変わらない。

 そしてランキングの上位に居るのはご都合主義にギャルゲーや乙女ゲーみたいなハーレムや逆ハーレム、そして強くてニューゲーム的な転生してからのチート能力が覚醒。でもさ、分かるか?こうじゃないと受けないんだよ。誰かが言ってた『たまには型にはまらなければならない』と。つまり流行に便乗するというのも生産者には必要なのだ。もちろん、流行を生み出すことが出来ればそれが一番だろうけどさ」


し「そ、そこまで言うほどじゃ……」

ミ「何を馬鹿なことを。良いか?作者にとっては非常に不愉快なことなんだ。必死に頑張って書いた自身の物語がつまらないと書かれるのならばまだ割り切れる。しかし、中途半端にお気に入りがもらえると『この作品は人気が出る』と錯覚してしまう、いや錯覚してしまった。だからこそ、この作品が科学も理解してないようなバカが語呂が『かっこいい』と言うだけの理由で適当に重力だの光子だのを用語として使って書き上げた邪気眼要素が全快の駄文に負けていることがしゃくなのだ。短編にいたってはネットの大手掲示板やSNSでコピペされるようなただのネタだしな。誰かの猿真似をすることは簡単、難しいのは誰にもできない、ついて来れない事をすることこそが本物だってある人が教えてくれたんだ。なのに……」

し「うちの作者は1発ネタで勝負しようとしてないからね。流れで勝負したいから」

ミ「そう!だがしかし!読者様のニーズには叶わなかったようである!」


し(ヤバイ、何かスイッチが入っちゃったみたいだ……。でも、こういう時はパティが静止してくれ……ない!?そもそもパティが居ない!?)

ミ「作者が新作を作り出しそうで俺達も不安でいっぱいだよな……」

し「え?なにそれ?新作?」

ミ「知らないのか?作者はこの作品がこのまま伸びが悪いままだと」

し「ま、まさかの打ち切り?」

ミ「打ち切りまではしないだろうけど、休載コースだ。だから『小説家になろう』の皆さんが好きそうなご都合主義とチート能力とハーレム要素を含んだ感じの新作『悪魔と契約してご都合主義的な環境と最強スペックを手に入れてウハウハ(仮称)』を作るつもりなんだ。我等の中の人の友人が買った『小説家になろう』出身のプロの作品を見たか?」


し「最近、話題の『魔法○高校の○等生』のこと?」

ミ「いや、違う。それのことじゃない。えっとたしか……現実世界(たぶん日本)出身のチート能力の勇者が異世界でハーレムを築くって感じのやつ」

し「あぁ~、なんかあったね。……ところで最近人気の『チート』ってなんなの?」

ミ「たぶんゲーム用語だろ。憶測だけどチートってのはネトゲからの派生なんじゃないか?原義はズルってことだから異常なくらいのご都合主義や主人公補正のことが『チート』なんだろうな。最近は幼馴染ってだけだったり、自分を倒しただけだったり、優秀な兄や姉が居ただけだったりと理解に苦しむ理由で惚れられたりするからな。たまに何のイベントもなしで唐突に惚れるケースもあるし」


し「なんだかんだでハーレム主人公って長い間続いてるよね。おまけに完全無欠、自己投射したいならエロゲをやれば良いと思うんだ」

ミ「今の時代は何でも有りだからな。エロゲのライターもラノベ書いてるもんな」

し「エロマンガ家も一般誌で活躍してるよね。別名義とかで」

ミ「声優だってエロゲにも一般アニメにも出てる人いるからな」

し「昔はAV俳優もテレビに出てたみたいだしね……はぁ……エロって何なんだろうね」

ミ「それは哲学だな。セックス、つまり性交は生殖行為という素晴らしい行為であると言う一方で、理性を持っている人間としては非常に低俗な行為であるという理論もある。これらはどちらも理にかなっているように思える。けど、人間は動物であるから、本能的にエロを求めているということは確実だろうな。そもそも人間の三大欲求の1つが性欲の時点でエロからは回避不可能なんだろうさ」

し「深いよ。……業が深いよ」


ミ「まぁな……。なんでこんな話になったんだっけ?」

し「この作品が人気にならないからじゃなかった?えっと、ここの人気作は同じようなのばっかりだってさ」

ミ「あぁ~思い出した。だいたいオタクがオタク向けの作品を作ってる時点で終わってるんだよ」

し「それってダメなことなの?」

ミ「プリ○ュアのような女児向けアニメに本気になる大きなお友達って居るだろ?あれと同じだ。あれは大人向けに作られてない、あくまで女児向けだ。それでも娘さんが居るお父さんも熱狂してるんだろ?もちろん、俺は知らないけど。日曜のあの時間はまだ寝てるからな」

し「なるほど、最近は受け狙いが露骨過ぎるよね。主人公やヒロインがオタクだったり、オタクじゃないのに身内はオタクだったり中二病患者だったり、東京在住だからか秋葉原に行ってメイドカフェに行ったりね。地方民には分からないネタを自然にされても困る困る」

ミ「イベントとかは基本的に地方はしないからな。やるとしてもご当地アイドルやご当地ヒーロー、マンガやラノベと言ったモノを嗜む二次元オタクの趣味とは異なる」

し「特にあの国内最大規模の即売会ネタが一番困るんだよね。こっちはネットのニュースとかでしか本物を知らないから『ほへぇ~』としか言えないのに、オタクなら必ず行くみたいなあの謎の風潮。なわけないだろがってんだい!なのになんであんなに東京贔屓なんじゃい!」


ミ「語尾がおかしくなってるぞ」

し「おっとっと、失礼。でもさ、そもそもオタク全員が同人誌を読むって考えがおかしいよね」

ミ「まぁな、原作者がその作品を作るから良いのであって、同人の場合は原作愛があっても技術がなかったり、技術はあっても愛がなかったりと言うのも多いからな。プロがその作品が好きだからって理由で作った同人誌はもちろん質が高いが、そもそも自費出版の同人誌はコスパが悪すぎるという欠点がある。プロならアンソロジー作ってくださいよ、アンソロ」


し「同人誌はボクも基本的に手を出さないな」

ミ「違うだろ?作者が基本的に手を出さないから必然的に俺たちも手を出さない設定なんだろ?」



し「……け、けどさ、ラノベは今じゃかなりの人気になって一般層にまで浸透してるよね」

ミ「(話を切り替えてきたか)確かに、某動画サイトなんかがオタクをかなり増やしているような気がするな。おそらく全て無料って言うのが悪い。金を出さずになんでも手に入れられるってのがな。そのせいでネットの広告がバカみたいに増えてゴミみたいなアプリの宣伝ばかりになる。『○○○万ダウンロード突破!』とかな。けどさ、ダウンロードは無料なんだからダウンロードくらいするだろ?しかもアフィリエイトがもらえるタイプなら。なのに『大人気です!』みたいなことを言われてもな」

し「映画でよくあるよね。PRするところがないのか知らないけど『全米が泣いた!』とか『興業収入○○億!』とか『今年、今世紀最大の話題作!』とかね。あとは公開初日の早朝から『大絶賛公開中!』とか」


ミ「ホント、印象操作が酷いよな。悪質な洗脳だろ。そうやってソシャゲとかが人気になって中毒者が出てきてコンプガチャみたいな問題に発展。ソシャゲのガチ勢ってのは俺達が思っている数倍ヤバイからな。なんであいつらはあんなに金持ってるんだろうかね?」

し「ニュースでたまに聞くけど、親のクレカを使う子とかもいるらしいよ?他に考えられることとしてはたぶんオタクがファッションや対人関係にお金を使わないからじゃない?それが真相なんじゃないかな」

ミ「まぁ……親のクレカを使う奴はクズと一言で片付けるとして、対人関係は金を必ずしも使うとは限らないしな。野球やサッカーなら費用もあまりかからないイメージだし。恋愛?いや、それもな、男が払うべきという謎の風潮は酷い。あれは『奢るから体で払え』って遠回しな口説きだろうに誰がそれが常識みたいにしたのかね?男女平等とはなんだったのか。男卑女尊の間違いだろ?そしてファッションはパリとかに居る偉いオッサンが売りたいものを工場とかで作るように命令して雑誌なんかで『今年のトレンドはこれ!』とか言わせて商品を売ってるからな。そしてバカな大学生なんかが思考停止でそれを買っていく。いと愚かなり。量産型女子大生や男子大生の爆誕なりけり」

し「本当にトレンドが来たときに商品が無くなって需要と供給が合わなくなったら困るからって流行を創り出すって発想がボクも嫌いだよ」

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