表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/45

機械の追跡者

彼が宿での戦いを終え、偽装したまま路地へと消えていった直後。


瓦屋根の上──


無数の視線が、ひとつの焦点を見つめていた。

木製の外装に身を包んだ、小型偵察機。にとりが開発した「観測型自律探知ロボット」だった。


> 『──目標、移動中。行動パターン、乱数多発。追尾難度、中。』




その背後、通信を受ける別のロボが、地下水路の奥で目を光らせる。


> 『対象判人、非河童製義体パーツ多数。

カラクリ由来の技術あり。独自進化あり。優先度:高。』




別画面。にとりがモニター越しに言葉を吐いた。


> 「……あの裏切り者、どこまでのものを作ったのかしらね。

まあいい、全部データにしてもらうわ」




にとりは微笑む。


> 「おもちゃが壊れる前に、どこまで走るか見せてもらおう」

追跡はすぐに始まった。


偵察ロボは数体が交互にターゲットをマークし、各所に配置。

地下水路、街道、空中──逃走や潜伏、動きの一つ一つが記録されていく。


それに気づかぬまま、彼は旧都の奥へと歩を進めていた。


が、彼の背後には、電子の瞳が光り続けていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ