表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

インバスト! ~やってくれる友人が好きだ~

作者: 栗野庫舞

最初は地方アイドルものでしたが、設定を変更しました。内容は変わっていません。

 あなたは見ていた。


 統一された衣装を着た十人の女子ダンス部員が、ステージ上で踊っている。激しい曲調に合わせて素早く的確に手足を動かす。晴天の下で、落ち着いた色合いの衣装がなびく。


 本日、特設の屋外イベント会場では、数組の地方アイドル・グループや高校の部活が、歌やダンスを披露する。友人の所属するダンス部の活躍が、女子高生のあなたのお目当てだった。


 友人は長めの黒髪を左右で三つ編みにしている。部員の中で三つ編みにしている子は、友人しかいない。


 部員達の上半身の衣装は、半袖のセーラー服風だ。色はベージュとブラウンの市松模様になっている。三角襟は焦げ茶色で、正面には大きくて派手な白リボンがつく。


 下半身は、白のプリーツミニスカートだ。ただし、(ふち)のほうに焦げ茶色の模様が入っている。


 おへそを見せる衣装の部員達は、演技中に勢い良く一回転した。スカートが大胆に舞い上がる。


 彼女達はスカートの下に、見せてもいいパンツを身に()けていた。ただし、見せパンのデザインがそれぞれ違う。あなたの友人のように、幾重(いくえ)にもフリルがついた白いショートパンツ型の子もいるし、似たデザインの白の子も、黒いショートパンツ型や黒スパッツ型の子もいた。


 そんな彼女達を見て、あなたは快楽を得ていた。なぜなら、あなたは見せパンと太ももが好きだからだ。


 演技終了後、あなたは友人のところに向かった。見せパンと太ももが良かったよと、わざわざ感想を述べた。


「あなたってやっぱり変態さんだよね。でも、じっくり()てくれていて、ありがとう」


 彼女はいきなり、両手で衣装を持ち上げた。白一色の肌着があなたに(さら)される。かわいらしさよりも運動性を優先させた、肩ひも部分の広いスポーツブラを見せつける彼女は、変態と言ってもいい。


「……お礼をしてあげる」


 あなたの頭は彼女の両手に押され、スポブラにギュッと密着させられた。苦しさも気持ちよさもある、素敵な時間が開始する。


 彼女はダンス部員の中で一番胸部が大きいわけではないし、一番人気でもない。しかし彼女は、あなたの中では一番の女子だった。


                    (終わり)

設定はスポーツブラなので、背中部分は交差しています。


最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ