インバスト! ~やってくれる友人が好きだ~
最初は地方アイドルものでしたが、設定を変更しました。内容は変わっていません。
あなたは見ていた。
統一された衣装を着た十人の女子ダンス部員が、ステージ上で踊っている。激しい曲調に合わせて素早く的確に手足を動かす。晴天の下で、落ち着いた色合いの衣装がなびく。
本日、特設の屋外イベント会場では、数組の地方アイドル・グループや高校の部活が、歌やダンスを披露する。友人の所属するダンス部の活躍が、女子高生のあなたのお目当てだった。
友人は長めの黒髪を左右で三つ編みにしている。部員の中で三つ編みにしている子は、友人しかいない。
部員達の上半身の衣装は、半袖のセーラー服風だ。色はベージュとブラウンの市松模様になっている。三角襟は焦げ茶色で、正面には大きくて派手な白リボンがつく。
下半身は、白のプリーツミニスカートだ。ただし、縁のほうに焦げ茶色の模様が入っている。
おへそを見せる衣装の部員達は、演技中に勢い良く一回転した。スカートが大胆に舞い上がる。
彼女達はスカートの下に、見せてもいいパンツを身に着けていた。ただし、見せパンのデザインがそれぞれ違う。あなたの友人のように、幾重にもフリルがついた白いショートパンツ型の子もいるし、似たデザインの白の子も、黒いショートパンツ型や黒スパッツ型の子もいた。
そんな彼女達を見て、あなたは快楽を得ていた。なぜなら、あなたは見せパンと太ももが好きだからだ。
演技終了後、あなたは友人のところに向かった。見せパンと太ももが良かったよと、わざわざ感想を述べた。
「あなたってやっぱり変態さんだよね。でも、じっくり観てくれていて、ありがとう」
彼女はいきなり、両手で衣装を持ち上げた。白一色の肌着があなたに晒される。かわいらしさよりも運動性を優先させた、肩ひも部分の広いスポーツブラを見せつける彼女は、変態と言ってもいい。
「……お礼をしてあげる」
あなたの頭は彼女の両手に押され、スポブラにギュッと密着させられた。苦しさも気持ちよさもある、素敵な時間が開始する。
彼女はダンス部員の中で一番胸部が大きいわけではないし、一番人気でもない。しかし彼女は、あなたの中では一番の女子だった。
(終わり)
設定はスポーツブラなので、背中部分は交差しています。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。