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リアドラ ーReturn to the Draftー  作者: Tsuyoshi&松山亮太
第一話『寒緋桜』
10/128

#10(完)

 紅葉がアパートを後にして、部屋の中に残された二人。紅葉が帰った数分後、


「じゃあ、俺も帰るわ」


 と、かやのが西小路に自分も帰る旨を伝える。その直後、玄関のドアポストに何か固い物が入った音がした。


「今の音は何?」


 西小路がかやのに聞くと、かやのは「さぁ?」と両肩を上げる。西小路がドアポストを開けて中を(のぞ)くと、金色に輝くメダルが入っていた。


「これは・・・・・・金のメダルだ!」


 そう言いながらメダルを手に取って、かやのにそれを見せる西小路。


「ゼクス、これ見て!」

「どうした、ダンテ・・・・・・って、うおぉぉぉぉ! マジかぁーーー‼」


 目を輝かせる西小路の肩に、かやのが組み付き、豊満なバストを彼の顔に押し付ける。


「やったな、おい! 金メダルだぜ!」


 かやのが笑顔で西小路の金髪をワシャワシャと掻き撫でる。


()ーーーし!」


 西小路も嬉しそうな顔でメダルをグッと握り締めた。

第一話『寒緋桜』完


最後までお読み頂き有難うございます。

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よろしくお願いします。


次回、第二話『春の星は、おぼろに柔らかい』

お楽しみください。

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