表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/28

第六話「初任務!!」

おはようございます!本日一話目です!

第六話


「お帰りなさーい。夕食もうすぐできますよー。」


と銀の帽子亭の看板娘の子が出迎えてくれた。俺はギルドを出たあとすぐに銀の帽子亭に戻って来ていた。

あ、そういえばこの娘は何て言うんだろ名前?


「えーっと、はい。ただいま。もうすぐできるなら、ここで待っていても構いませんか?」


と聞き「いいですよー。」と許可を得たのでここで席につき、夕食ができるまで少し考え事をすることにした。


(うーん、知力が計測不能ってのは異常に高いってことだとする。というかそうだと思う、実際レイスさんの反応を見る限りこれは明白だ。さて、そうするとベルリオンとやらと戦った時に咄嗟に熱強化を生み出せたのは知力が主な要因だと考えられる。確かレイスさんが知力の値は魔法とかステータスを上げたり生み出したりする応用力、効率を左右すると言っていたな。なら鍛えたり想像力を働かせたらかなり早く強くなれるってことか。うん、やっべぇな。

でもなぁ転生者が俺の他にいたとしてもみんな知力が計測不能何てことは無いと思うんだよな。レイスさんもそんな感じの反応だったし。

まぁ俺の場合知力が計測不能、というか高いのは神に天才って言われたこととか、ただここより技術が進んでる世界に住んでたってことだけじゃなくて、宇宙論とか量子、化学とかさらに研究してたからだろうな。それなら、無理かもしれないけどこれからどんどん量子とか宇宙論とか化学とかの知識を使って自分を強化できるってわけか。マジか超楽しそうやん。てかそう考えると"熱"ってかなり最強に近いんじゃね!?)


そんなふうに考え事をしていると自然に笑みが溢れてしまうな。早く色々試したいがまぁ明日だな。


「お待たせしたー。どうぞ召し上がってください。」


と看板娘の子が料理を運んできてくれた。


「ありがとう、頂きます。あ、そういえば君のことなんて呼べばいいのかな?」


「え!あ、はい。リリアと呼んでください。常連さんは皆んなそう呼びます。」


「分かった、ありがとう。リリア。」


リリアっていうのか。

おいどこぞのお前ら別にナンパじゃねぇぞ。


さて、今日の夕食はというと何かは知らないが焼き魚と何かのステーキ、サラダ、スープだ。控えめに言って全部めちゃくちゃ美味かった。



リリアに「ご馳走さま、美味しかったです。」と声をかけ、自分の部屋に帰る。


「何か随分久しぶりに帰ってきた気がするなぁ、、、。まぁ仕方ないか、今日一日はかなり濃い一日だったからなぁ。

さてどうするか。俺が知ってる中でいちばん効率が良くて効果ある筋トレでもするか。それでどんくらいステータスが上がるかも知りたいし。うーん、とりあえずスクワットと腕立て伏せと体幹トレーニングでもするか。」


何も今すぐステータスが上がるかも何てことは思っていないし、そんなことはあり得ないが継続して鍛えるということは少なからず必ず効果はあるはずであるからやるべきだ。


「さぁやるか!」


そう言って30分〜40分くらい筋トレをした。これはあくまで体感でしかないが。実は筋トレは1時間とか長時間やってもあまり効果がない。だからこのくらいが丁度いいのである。


「うーん、久しぶりに筋トレしたなぁ。めちゃくちゃ痛いんだが、、、。まぁ全く筋肉痛がなくて効果がないって思うよりかは全然いいけどさ。

今日はもう寝よ、、、、、」


そういって今日というとても濃かった一日は幕を閉じた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「んっんぁー。よいしょっと」


目が覚めていつも通り部屋の窓を開けに行くが、昨日ほど目立った痛みはない。


「何か治癒力高くねぇか俺」


と、自画自賛のようなことをしている。

ちなみにステータスを確認したが何と数値は攻撃、防御、体力ともに軒並み10ずつ増えていた。


「やっべぇなこれ。ちょっと筋トレしただけで、しかもたった一日で10も増えんのかよ。効率やばくね。これ何日も続けてたらもっとヤバいことになるぞ。」


筋トレというのはある一定の波があるらしいが波のいちばん高いところ、つまりピークが初日に来るということはないのだ。つまり今日を含め、ずっと継続していたらかなりのステータスアップが見込めるのである。


「さて、今日は朝ご飯を食べた後は、冒険者協会で依頼を探しつつ、行けたら魔の森とやらで魔法を編み出したいな。イメージ出来てるものが結構あるし。」


まだ俺は魔物という生物を見たことも、勿論対峙したこともない。だから戦って勝てるかなんてことは分からないが、今の時点で戦うには戦闘手段を増やす他ない。だから手っ取り早く使用魔法を増やすというのが最適解なのである。


「さてと、とりあえずこれ以上考えても仕方ないな。朝ご飯食べに行くか。」



その後、朝ご飯を食べたあと俺は冒険者協会へと向かっていた。

ギルド(冒険者協会)の中に入ると何だか昨日に比べて視線を多く感じた。まぁ昨日のような騒ぎを起こしたら当然かもな。


「おはようございます、エレナさん。今日は初依頼を受けようかと思うのですが、何か良いものはありますか?出来れば戦闘系がいいのですが。」


「あ、ソラさん。おはようございます、はい依頼ですね。そうですね、、、いくら特例飛び級のソラさんとはいえ初任務なので、ゴブリン退治でいかがでしょうか?」


うむ、やっぱり最初はゴブリンとかの方がいいだろうな。ゴブリンは多分最弱に近い魔物だろうし。魔物の強さの基準にもなるか。


「はい、ではそれでお願いします。」


そう言って、この任務の説明を受ける。


「はい、それではこの任務の説明をします。初回ということもあるので質問があれば、どんどんして下さい。

えー、それではまずこの任務の成功条件ですが、ゴブリンの討伐5体です。それ以上は随時素材換金で引き取ります。討伐証明として、ゴブリンの耳を取ってきて下さい。えー、場所は書いてある通り魔の森です。質問はありますか?」


なるほど、とりあえずゴブリンを5体以上倒して耳を持って帰ってくればいいんだな。


「大丈夫です、理解できました。」


「はい、それでは気をつけて行ってらっしゃい。」


そうエレナさんに見送られ俺は初任務で、魔の森へと向かった。


錫貨=10円

銅貨=100円

大銅貨=1000円

銀貨=1万円

金貨=10万円

大金貨=100万円

白金貨=1000万円

王金貨=1億円


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ