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第五話「俺の初期ステってどうなん?」

おはようございます!本日三話目です!一日二話って言ってたのにすみません( ・∇・)ストックが結構溜まっていたので出しました。

第五話


「さてと、まず君の名前は?」


と、さっきの出来事の後ギルド長のレイスさんにギルド長室に呼び出されていた。


「えっと新門 宇宙と申します。」


「ほぉ聞かない名だな。東方の方にそのような名を使う国があった気がしたが、その方の出身か?」


へぇ東方にそんな日本に近い土地があるんだな。いつか行けるといいな。

っと、今は辻褄合わせて話すのが良さそうだな。この世界での転生者の扱いが分からない以上そうするのが良さそうだな。


「えーっと、まぁはいそんなところです。」


「まぁいい。そこらへんの詮索はやめておこう。それにしても其方はかなりの強者だな。かなりの鍛錬を積んだことだろう。其方は冒険者協会に入るつもりか?」


「はい、そのつもりです。実はここにはつい昨日来たばかりで職と情報も欲しいですし、鍛錬ももっと積みたいですし。あと名前はソラでいいですよ。」


「分かった。ソラ、冒険者協会に入ってくれるなら勿論歓迎する。ソラ、魔法はどのくらい使える。身体能力が高いのは分かったが。」


「えーっと、魔法は使える属性がないんです。」


そういうと、レイスさんは目を見開いて驚いていた。


「あ、でも何か特殊魔法というのがあって、熱魔法というのが使えます。まだ、あまり試していないのであれですが、熱魔法の一つはさっきのベルリオンとやらを吹き飛ばした時の身体強化です。特に使用制限とかが無さそうなのでかなり汎用性は高いと思います。」


「ふむ、そうか分かった。あと、ソラが私のことを信頼してくれているのも分かった。ありがとう。」


とレイスさんは俺を歓迎してくれるらしい。やはりこちらの情報を与えて正解だったな。


「これから、お世話になります。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「さて、これでソラが私たち冒険者協会の仲間に加わった訳だが、まず水晶で能力を測った後、指定されたランクに割り振ろうと思う。」


この後も少しレイスさんの話を聞いた。

分かったことは、まずランクはF〜Aその上にS→Lと分かれているらしい。なんでも最高ランクのL(レジェンド)は世界にまだ1人しか存在していなく、特例的に与えられた称号のようなものらしい。

初期は水晶で判断できる能力によってF〜Dに割り振られるらしい。どうやら、どんなに能力が高くても依頼を達成できなかったり、人間関係が最悪だったりするやつを高ランクにすることを避けるためらしい。うむ、合理的だ。


「さぁそれじゃ測って来てくれ。エレナ入ってくれ。」


そうレイスさんが言うと、ギルド長室にピンク色の髪のエルフっぽい娘が入ってきた。

なんか、この世界で会う人みんな可愛いかったり美しいかったりする人ばっかなんだけど。まぁ悪い気しないから全然いいけどさ。


「エレナ、ソラを連れて行ってくれ。水晶で能力を測ってランク付けしてくれ。」


「はい!」


どうやら元気な女性らしい。俺もレイスさんに言われた通り、ギルド長室を出て先程の受付へと向かう。


「それでは、この水晶に手を触れて下さい。えっとその時、身体強化とかは使わないで下さい。」


そうか熱強化は使えないのか。


「あ、でも大丈夫ですよ。魔法とかはポテンシャルとかも十分ランク決めには左右されますので。」


そうか、俺の魔法は熱魔法だから、多分特殊魔法というだけあってランク決めに考慮はしてもらえるだろう。


「あ、あの個人情報管理は徹底していますので。」


と俺が言葉を返さず、考え事をしていると、あたふたしだした。なんだ?この娘は?俺が困っていると思ったのかな?何だ可愛いなw


「あの大丈夫ですよ。俺はギルドを信頼していますので。」


そういうとビクッとエレナさんはした。


「よかったです。安心しました。それでは早速この水晶に手を触れて下さい。」


どうやら安心してくれたようだ。

早速、俺は水晶に手を触れた。


「何だ?金色?」


何か水晶が金色に光ったぞ。それにどんどん光が明るくなってくけど大丈夫なのかこれ?気のせいか熱くもなってきたし。


"バキ、バキバキバキ"


「っとおい。割れたけど!大丈夫なのこれ!?」


「だ、だだ大丈夫ですか!?」


とまたもやエレナさんがあたふたしている。


「全く、会った時から魔力が強いだろうなと何となく踏んでいたが、まさか水晶が金色に光り割れるほどとは、しかも何だ水晶が溶けかかっているでわないか。」


とレイスさんがこちらへと歩いてきた。


「はぁーソラ、其方は私と一緒に来い。エレナ、エレナは水晶を片付けておいてくれるか?」


「は、はい!」


「ソラもいいな。」


「はい。」


半ば強制的に俺はレイスさんにギルド室へと連れていかれた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さてと、ソラ。悪いがステータスを教えてくれないか?勿論こちらは情報を絶対に漏らさないということしか保証できないが、、」


と俺はまたギルド室に呼ばれて、レイスさんと話していた。どうやら、水晶は称号までは分からないらしい。それにステータスといってもわかるのは大体の魔力量と攻撃力、防御力、体力くらいらしい。まぁこちらも信頼してもらうんだったらステータスくらいは教えてもいいか。レイスさんだし。


「分かりました。ステータスを教えます。でもレイスさんまでで情報ストップでお願いできますか?」


「それは勿論だ。そうだな、ソラが情報を渡すなら。私もそれなりのことをしよう。そうだなぁ、、、、。うーん、、、あ!そうだあれをやろう。」


とレイスさんは何かを取りに行った。どうやら情報の対価として、何かくれるらしい。


少したってレイスさんが奥の部屋から戻ってきた。


「これなんてどうだ?」


「これは?」


「うむ、これは魔道具の一種でな。この魔道具は"灼熱の魔眼"といって見た通り指輪だ。んで、肝心の効果が熱、火、炎魔法の効果を最大10倍まで引き上げる だ。まぁただしこれは使用者の魔力量によって効果はかなり変わるのだ。だがまぁ、ソラには問題ないだろう。」


「はぁ。でもこれだけの魔道具、かなり高価じゃないんですか?それに、何で僕なんかに。それこそ、Sランク帯の炎魔術師とかにあげた方がいいのではないですか?」


勿論欲しいには欲しいが、これはあくまで俺の本心だ。


「うーむ、何でと言われると単純に私の勘だな。あとソラの場合、いずれかなり強くなるということが私の中で明確なビジョンのようにして見えているからだな。」


「はぁ、分かりました。それならまず、僕のステータスについて話します。」


そういうと、レイスさんはゴクリと固唾を飲み込みこちらの話に集中した。


「まず、僕の基礎ステータスというか攻撃、防御、体力の数値は全く鍛えたりしていない今の状態で全部3000です。それでここからが多分異常です。えーっと、言いにくいのですが魔力が無限で知力に至っては計測不能です。」


「ほほぉー。私が思っていたよりもかなりの数値だな。ふーー、えーっとだな。まず基礎ステータスは攻撃、防御、体力3000らしいがそれで本当に鍛えていないんだな?」


そう聞かれて俺は頷く。


「えーっとなステータスは基本、水晶か神殿とかの特殊施設でしか見れないのは知っているだろうが、騎士団の一般兵の攻撃力が大体1200〜1500くらいだ。それに防御力に関しては600〜700くらいだったはずだ。一番個人差が大きい体力ですら1500〜2500くらいだったはずだ。つまりソラは全く鍛えていない状態でも、かなりの力を有しているということだ。」


なるほどそうだったのか。俺はいわゆるレベル1みたいな状態でも一般兵よりも全然強い力を有しているということだったのか。俺に常にステータスが見れるってのは転生者の特権なんだな。それに、それならベルリオンとやらはかなり強かったと認識されていても不思議じゃないのかもな。


「それにだな、ソラ。魔力が無限なんてかなりやばいことだぞ。それこそ世界がひっくり返るほどにな。理由は言わんでも分かるだろうが、魔法は勝敗、生死を大きく左右する要因の一つだ。その魔法は術師の魔力量に大きく左右されるし場合によっては勝敗、生死にそのまま直結する。その魔力量が無限だなんて、、、。

ま、まぁ次だ。知力が計測不能っていうのはどういうことなんだ?まずそもそもソラは知力が何を左右するのかは知っているか?」


うん、勿論知るわけがない。あと魔力量だけでも俺がかなりヤバいってことが分かった。


「いや、知らないです。」


「うむ、そうか。えーっとだな知力はおおかた魔法、物理含み応用力、効率を大きく左右するものだ。一般的に本人の知識や頭脳によって知力の値は変化する。それが計測不能ってソラは何者なんだ?味方だと分かっているがなんだが少し怖くなってきたぞ。」


そうレイスさんは言った。

うーんやっぱり転生者はみんなチートみたいな感じなのかもな。いつかのセリフを撤回しなくちゃな。


「うーん、そう言われるとなんだか自分でも自分が怖くなってきますね。でも安心してください。少なくとも敵なんてことはありませんから。」


「それは信頼しておるわ。でもそうしたらどのランクに割り振ればいいのかな。うーん、どうしたもんかなぁ。そうだなぁ特例としてCランクスタートにするか。Bランクのベルリオンも倒していることだし。それでいいかなソラ?」


「えーっと、でもいいんですか?」


「ああ、申請とかは私がやっておくから安心してくれ。それじゃ改めて、これからよろしくねソラ。」


「はい、お世話になります。」


そう言ってひとまずレイスさんとの会話は終わった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ギルドを出ると、もうすでに日が暮れかかっていた。だから早足で銀の帽子亭へと帰ることにした。


皆さんは兄弟とかいらっしゃいますか?兄弟喧嘩とかどうしてます(*´-`)

錫貨=10円

銅貨=100円

大銅貨=1000円

銀貨=1万円

金貨=10万円

大金貨=100万円

白金貨=1000万円

王金貨=1億円

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