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第三話「異世界で生きていく。」

おはようございます!本日一話目です。

第三話


門をくぐってから、取り敢えずしばらく泊まるための宿を探すべく露店などが多く出ていて人気の多い大通りのような道を歩く。


「それにしても、本当にこの街は活気があるなぁ。軍事都市って言ってたけど物騒なんてことは全くないな。さ、て、と宿はどこにあるんだろう。露店のおっちゃんにでも聞くかな。」


そう言って俺は露店で串焼きを売っている、おっちゃんに宿の場所を聞くために串焼きを買いに行く。


「すみませーん。串焼きを1本下さい。」


「あいよ!お兄さん見ない顔だね!ここ最近この街に来たのかい?」


「は、はい。実は今日それもついさっき来たばかりなんですよ。そうだ串焼きを買うついでにいい宿を教えてくれませんか?まだ泊まる宿決まってなくて、、、」


「おう、そうだったのか。それならここを少し進んだところに"銀の帽子亭"っていういい宿があるぜ。そこまでうるさくねぇし、看板娘もベッピンさんだ。」


「へぇ、ありがとうございます。早速行ってみようと思います。」


「おう、それと歓迎の意を込めて1本サービスしとくぜ。ようこそ、スターリングウォードへ。」


そして、串焼き屋のおっちゃんにありがとうとお礼を言ってから(ちゃんと串焼き1本分の銅貨2枚を支払ってから)早速、銀の帽子亭へと向かう。それにしても、上手いなこの串焼き。なんの肉だろ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少し道を進んで木の看板に帽子が描かれた宿チックな建物を見つけた。


「すみませーん。ここに宿泊したいんですけれどもー。」


「はーい。今行きまーす。」


と銀の帽子亭入ると、愛想が良さそうで可愛らしい雰囲気をまとった猫耳娘が出迎えてくれた。


「こんにちわー。ご宿泊ですね。何泊にします?ちなみに値段ですが1泊2日夕食、朝食付きで大銅貨1枚です。」


ほぉさっきの串焼きと今回の宿費を考えると、大体大銅貨=1000円で、銅貨=100円といったところか。取り敢えずここをしばらくは拠点にするつもりだから、1ヶ月分くらい取るか。取れるか知らんけど。


「えーっとそれじゃあ、30日とかって一気に取れたりしますか?」


「はーい、大丈夫ですよ。それでは30日分でちょうど銀貨三枚です。」


「はい、分かりました。それじゃ銀貨4枚で。1枚はチップです。これからよろしくお願いします。」


ここはいい関係を築くべくチップを渡すのが手っ取り早いだろう。


「はーい。えっと、ありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします。」


何か戸惑っているように見えたがまぁいいだろう。ちなみに銀貨って考えてみると1万円くらいなのか。それなら渡しすぎたのかもしれないな。


その後、看板娘の子に部屋まで案内してもらった。どうやら泊まる部屋は運良く角部屋で大通りに面しているらしい。窓もついているし、家具もちゃんと揃っていて過ごしやすそうでよかった。


「んぁー疲れたな。なんだかんだでもう今昼だしなぁ。昨日の夜というか昼間あたりからずっと起きていたからもう丸一日寝てないってことになるのか。そりゃ疲れるわけだわな。なら今日はもう寝た方がいいな。そうだ夕食断っとかないと。何か初日から申し訳ないな。」


と宿のロビーへと向かう。


「すみませーん。」


「あ、はーい。さっきのお客さん。どうなさいました?何か部屋にご不満な点でも、、」


「いやいや、全くそうなことはないですよ。ただ、昨日の昼頃からずっと旅で寝てなかったもので、疲れたので早く寝ようと思うんです。だから初日から申し訳ないですが夕食を断っておかないとと思いまして。」


「そうですか、それなら何かおにぎりでも軽いお夜食をお渡しします。少し待ってて下さい。」


と言ってトタパタの走って厨房の方へと向かっていった。これだけ愛想がいいとさぞ人気なんだろうな。

それからしばらくして、看板娘の子が作ってくれたおにぎり2つを受け取り自分の部屋へと戻った。その後はというと、おにぎりを食べて寝た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「んっんぁー。」


今何時頃だろうか?しかしこの世界には時計は無いのだろうか。

もしかしたら時計塔でもあるかもしれないなとか考えつつ、窓を開けた。そして眩しさに抗いつつ太陽を見るともう真上に来かかってたのでもう昼近いだろうなということは分かった。

部屋を出て、ロビーへと向かうと看板娘の子が「おはようございます。」と声をかけてきた。


「おはようございます。もう昼近いですよね?」


「そうですね。でも旅で疲れていたそうなので仕方ないと思いますよ。本当お疲れ様です。さぁ好きな席に掛けてください。ちゃんと朝ごはん残しておきましたので。」


とパンとスープ、サラダを持ってきてくれた。うん上手いな。それに健康できてなんだか体に染み渡るな。

それから、朝食はあっという間に食べ終えた。

朝食を下げた後は、街の見物をしつつ冒険者協会とやらに向かうつもりだ。


「すみません。冒険者協会というのは、どこにあるのですか?」


「はい。冒険者協会はここをでて、南門の方へと進むと木の看板に剣が交差している絵が描かれた大きい建物です。ところで冒険者になるのですか?」


「うーん。今のところはそのつもりです。それと今はとにかく情報と職が欲しいので。それと生き残るために鍛錬もしたいので。」


「そうですか。それではくれぐれも注意してくださいね。冒険者になっても死んだりなんてしないで下さいよ。」


と言われた。なのでなんの保証もないが、取り敢えず当然死ぬつもりなんてありませんよ間違っても。と返答して銀の帽子亭をでた。


話は変わりますが、皆さん花粉症はおさまってきましたか?私はまだまだ辛い時期が続きそうです(*´-`)


錫貨=10円

銅貨=100円

大銅貨=1000円

銀貨=1万円

金貨=10万円

大金貨=100万円

白金貨=1000万円

王金貨=1億円なか

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