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第十六話「第一部の終わりと第二部へ向けて」

こんばんは!本日は一話です!

第十六話


「ふぅー、かなり疲れたなぁ。もうしばらくは戦いたくないな。」


そう言って俺は全ての魔法を解く。俺はついに神話級の黒龍を討伐した。てか何だ?何か歓声が聞こえるんだが?皆んな避難したんだよな?そう疑問に思いスターリングウォードを方を見ると何やら物騒な人たちがいた。何か女性も一人いるけど。何やら"ウォーーーー!!!"だとか言ってるけど。王都からの応援かな?


そう俺が考えていると、その騎士団と思われる人たちがこちらに向かってきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おーーい!そこの者ーー!!」


そう言いながら馬に乗った、将軍?と思われる女性がきた。にしてもかなり綺麗だな。多分応援だと思うけど、、、それにしても舌噛まないようにしなさいよ。まぁ聞こえないだろうけどさ。


「おーいそこの少年ーー」


うん、来たかというか案外遠いとこで見てたんだな。まぁ安全に越したことはないけどさ。


「はい、えーっ貴方は?王都からの応援ですか?」


「う、うむ。そうだが何だ其方さっきの戦いは?規格外にも程があるだろ。相手は神話級だったのだぞ!」


まぁそれは驚くだろうけどね。


「えぇ、まぁ本当に勝てるなんて思わなかったですが、、、でも俺が戦うしかなかったんです。」


「あ、あぁそんなことは分かっている。大体の事情はレイス殿から聞いているからな。本当に感謝する。あぁ、それと紹介が遅れたな、私はこのハルバート王国第二王女エミリアだ。其方はソラでいいか?」


お、王女かよ!?慌てて俺は跪く。マジかよ!?でも何で姫様が軍率いてんだよ!!あれか!?姫将軍ってやつなのか!?


「よいよい、其方はこの国の英雄になったのだ。むしろ敬意を払うのはこちらの方だ。なぁ」


そう言ってエミリア姫将軍は今度は後ろの人たちに声をかけた。すると後ろの厳つい人たちは全員頷いていた。


「とのことだ。ソラこの後、レイス殿たちと合流しに向かうが、その後王都に着いてきてはくれないだろうか?」


ふむ、まぁスターリングウォード以外にもいつかは行かなくちゃいけないからな。ちょうどいいかもな。それに断ると何か、、、ね。王族だし、、、ね。


「分かりました。同行します。」


「うむ良かった。それでは早速レイス殿たちのいる交易街に向かうとしよう。ソラは私の後ろに乗るとよい。馬に乗って来ていないだろ?」


おそらく熱強化(ヒートアップ)の方が断然早いだろうが、ここは断らない方がよいだろうな。


「はい、お願いします。」


そう言って俺はエミリア王女の馬に乗り、エミリア王女のお腹あたりに手を回す。


"ヒャッ!"


とエミリア王女が急に言った。おいおい、周りの騎士団の人にめっちゃ見られてるんだが。と、とりあえず急いで謝ろう。


「す、すみません。やっぱり降りた方がいいですか?」


「い、いや。こちらこそすまない普段一人でしか乗らんものだからな。少し驚いただけだ。そうだよな、不安定になるから普通掴まるよな、、、。で、では早速行こう。」


ふぅなんとかなったみたいだ。本当に無意識だったからな。あぶねっ。何かエミリア王女顔赤くなってるけど、恥ずかしかっただけだよな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スターリングウォードをすぎ、しばらくエミリア王女の後ろに乗ってレイスさんたちと合流しに行こうとしていた。


「そう言えばソラ、冒険者になったばかりのようだが、その前は何をしていたのだ?傭兵でもやっていたのか?」


と前に乗るエミリア王女が聞いてきた。でも傭兵とかはやってないしな。でも本当のことを言うのは不味そうだしなぁ、それに嘘をつくと後々面倒くさくなりそうだし。ここは研究してたとかでいいかな。事実だし、大体のことなら知識としてあるから聞かれた時も答えられると思うし。


「えーっそうですねぇ。研究をしていましたね色々と。」


「そうなのか。ソラの魔法は何魔法なのだ?基本魔法では無いと思うが。いわゆる特殊魔法か?それと、研究というのはあれか?ソラの不思議な魔法に関係あるのか?」


「えーっまぁそんなとこですね。あと確かに俺が使ってるのは特殊魔法ですよ。基本魔法は俺使えないので。」


「そうなのか、それは大変だったな。まぁとりあえずレイス殿たちと合流しよう。」


「あ、そう言えば黒龍の死体はどうするのですか?」


「うむ、とりあえずレイス殿と合流した後、一度戻ろうと思っている。今はソラが魔物大暴走(スタンピード)で魔物を狩り尽くしたお陰で黒龍に魔物が寄ることもないし、人も皆避難しているし、国境のすぐ近くでもないからな。都合が良いと言えば良い状況なのだ。だからまぁ焦る必要はないが一応早くに合流しておくとしよう。もうすぐ着くはずだからな。」



それからしばらくして、スターリングウォードよりは規模が小さいが街が見えてきた。さっきエミリア王女に聞いたところ、ここは王都とスターリングウォードの間に位置していて、交易中心の交易街らしい。ちなみに名前はマーチャントというらしい。てかマーチャントって商人って意味の英単語やん。何か、、、うん安直過ぎ感が否めないな。


「よし、着いたぞ。ここにスターリングウォードからの避難民がいるはずだ。早く合流しよう。」


そう言ってエミリア王女たちが早速街に入っていく。それに続いて俺も街に入っていく。


「おぉ、流石にいっぱいいるな。さ、て、と、レイスさんはどこだぁ?」


俺はレイスさんを探し街の中にさらに入っていく。すると何やら店の前でエミリア王女とレイスさんが話しているのが見えた。そこで俺はレイスさんとエミリア王女の元に向かった。


「お、おソラ!!良かった!!無事だったか!!本当に良かった。」


「なぁレイス殿。ソラは本当に規格外だ。途中から戦いを見ていたが神話級の黒龍をほぼ一本的に倒していたぞ。なぁレイス殿。」


するとレイスさんが泣きそうになるかのような顔でこちらに向かってきた。ちなみにエミリア王女はレイスさんに俺がどうたらこうたらだと話している。まぁレイスさんは今相手にしていないが。


「はい俺は無事ですみました。でもそれは俺のお陰だけではありません。勇気ある聖剣使いさんのお陰です。彼が龍の首元に傷を与えていなかったら負けることはなくとも、勝てなかったかもしれないです。だから本当に聖剣使いさんに感謝です。」


するとレイスさんはその場で崩れ落ちた。そうだろう、おそらく聖剣使いの彼は命を削ってレイスさんたちを守ったのだろうからな。


「そうか、、、そうか、、、本当にありがとうな仇を打ってくれて。アーサー、、、お前のお陰だ。本当にありがとう、、、これでゆっくり、、安らかに、、眠ってくれ。」


そう言ってレイスさんは泣いていた。うん、今は一人にしてあげた方がいいな。そう思って俺はエミリア王女の手を引きレイスさんの元を離れた。


「離れ側にレイスさんは俺の方をしっかりと見て、ありがとうと言った。」


うんうん、良かったな。あ、ちなみにエミリア王女は俺に手を引かれて「えっ?」と混乱していた。まぁいいや。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、しばらく経ってレイスさんが戻ってきて俺、レイスさん、エミリア王女の三人で黒龍の死体は明日回収しにいくこととなった。それで俺が王都に行くことも話したがレイスさんは賛成らしい。どうやら王都にはかなり大規模な魔法学校やイベントなどがあるらしい。それでレイスさんが紹介状を書いてくれるらしい。


ヤベェ、ストックきれた

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