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みっけねこヘルパー それから  作者: 宮智沙希
精神科病院について
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430円の家族団欒か、千円のチョイ飲みか?

なんとなく、実家に帰りたくないな~と思う夕暮れがある。


今日は、みっけねことも友人とも、お茶できなくて、一人で飲みに行こうかなとも思ったのだけど、昨日、濁り酒をお猪口に一杯飲んで、軽く酔っ払ったので、精神科の薬との相性を考え、やめた。


ずっと、ドクターストップだったアルコールが週に二回、適量ならと許可がでた。


数年ぶりに飲んだ酒は、やはり、旨かった。


居酒屋の前で、1000円のチョイ飲みセットの看板をじーっと見つめ、入らずに、たこ焼き屋に向かった。五個430円なのだが、いつも六個入れてくれる。


両親と分けると一人二個か、7個入りにすればよかったなと、母にぼやくと、私とおじいちゃんは1個でいいわよ。4個食べなさいよと優しい言葉。


太る~


けど、しっかり四個食べました。


前に娘とテレビを見ていた時に、「口から物が食べれなくなったら、延命治療はしないでほしい」と言うと、「点滴でも長生きしてほしい」と嬉しいことを言ってくれたが、とりあえず退院して1年を迎えたての私は、再入院をしないことが課題。


コロナかの入院は、本当に不自由だった。

看護師さんは防護服を着て、冷たいお弁当を配られ、チンして個室で食べる。

お見舞いもおかしなどの差し入れを受け取るだけ。


私は、入院は嫌いじゃないのだが、コロナかは、希望の病院に空きがなく、主治医も「食事はとれていますか?睡眠はとれていますか?便はでていますか?じゃあ、この薬で様子を見ましょう」と、全く信頼できない初老の男性で、前回の入院は辛かった。


あの日々を思い出すと、430円のたこ焼って、幸せの象徴だな。

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