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みっけねこヘルパー それから  作者: 宮智沙希
精神科病院について
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両親との距離感

沙希は、バツイチ子持ちの出戻りです。一時期は娘と二人暮らししたくて、不動産会社をまわったりもしていたのですが、一年に一度位(最短で半年で入院、長くても二年半で再入院)入院を繰り返す日々で、温厚な父に、「そんなに家を出たかったら、まりあは家に置いて、一人暮らししろ!!」と言われたり、ずるずると、実家暮らしを続けてきました。


すると、私より先にまりあが大学の寮へ巣立っていきました。


寮に入りたいと言われた時は、躁転して、また入院しました。といっても、躁鬱病の躁転は、原因不明と言われることがほとんどで、遺伝、ストレス、が原因とされるのですが、姉妹のように一緒に過ごしていた娘が巣立っていく、そして歳老いた両親と残されるのは、予想外の人生でした。


経済的に、娘の学費に加えて寮費も仕送り。娘が、卒業するまでは、実家をでるのは、難しい。


母は、料理上手のコミュ障ぎみな、ぐいぐいくるおばあちゃん。


父は、最近、小さな商社を正式に退職し、庭にじゃがいもを植えたり、私が死んだように寝ているのを「焼きそばできたよー」と起こしてくれる優しいおじいちゃん。


実家暮らしが、いつまで続くか分からないけど、去年父親を亡くしたという知人が二人。


昔、主治医に家を出たいと訴えた時は「いずれは、二人ないし一人暮らしになるんだから」と言われ、いつ??とがっくりしたが、最近、両親ともピンピンしてるって、ありがたいことだなと思う。


ちなみにまりあには、「お母さんは、歳老いたら、施設にはいるんだよ。私、仕事も結婚もしたいし、子供も産むかもしれないし、お母さんの面倒まで見るの無理」と、バッサリ言われた。


まあ、寮は日曜は賄いがないので、今のところ毎週末、帰省する娘が実家大好きになって、険悪だったおばあちゃんと仲良く料理したりしているのを見ると、距離感つくづく大事と思う。



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