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サポート姐御キャラでも幸せは掴めるか

サポート姐御キャラでも幸せは掴めるか

作者: 玄月

 今まで生きてきたこの世界が前世(むかし)にプレイしていた乙女ゲームの世界で、自分がその中に登場するサポートキャラ「夕顔(ゆうがお)姐さん」だと気付いたのはもう三月(みつき)も前のこと。



 舞台は大江戸の花街として有名な吉原・遊郭。

 そこは女が花を売るのではなく、男が花を売るという立場が逆転した世界だ。


 堕ちてきたのは事情を抱えた色男ばかり。

 己の中に燻る闇から目を背け、隠して、偽って、金のために女を抱く。

 どんなに心が軋もうが、どんなに身を焦がそうが、一度堕ちて囚われてしまっては決して抜け出すことの出来ない地獄のような世界。


 そんな世界に存在する遊郭に身を置く男たちは突然やってきたある1人の少女と出会い、拒絶と歩み寄りを繰り返しながら甘く幸せな未来を見付け、その未来に向かって同じ時を過ごしていく――。




 …というストーリだったと思い出してからというもの、私の心労と溜息は増えるばかりだ。



 私は吉原の中でも群を抜いて人気の見世「天色亭」の女楼主である。

 幼い頃に当時の楼主だった父を流行病で亡くし、勢いのままに跡を継いだ身としてはよく頑張ってきたと思う。


 もちろん見世をここまで大きく出来たのは自分1人の力ではないと重々承知しているし、全ての手柄を自分のものにしようと目論むほど根が腐っているつもりもない。

 だからなるべく見世の遊男たちが住みよいと思える場所になるように還元してきたし、これからもしていくつもりだ。





「でもまさか、自分が夕顔に生まれ変わるとは思わんよなぁ…」



 ゲームの中に登場する夕顔は、吉原に迷い込んだ主人公が転がり込む妓楼の女楼主である。


 胸まである艶髪は黒く、瑠璃色の潤んだ瞳は奥深く、右目下の泣きぼくろが愛らしさを、紅のひかれたぽってりした唇は色気を生んだ。

 女は憧れ、男は情欲を掻き立てられる肉惑的な身体を着崩した着物で億劫そうに隠し、右手に持つ銀の煙管をふかす姿がまた似合う。


 顔には遊女顔負けの美しい微笑が常にあり、何事にも余裕を持ち、全てを受け入れる気量と善悪をはっきり口に出来る度量と、義を貫く覚悟を持った(ひと)

 その大きすぎる懐で主人公と花魁の仲をからかったりしながら、優しく見守ってくれる姉御肌なキャラクター。


 男も女も惚れてしまう魅力溢れる人物に生まれ変われたことは正直いって嬉しい。

 今までの努力も、苦労も、全てが報われるような気さえする。



 けれど手放しに喜ぶことが出来ないのは、今まで作り上げた立場も自分という人間性もゲーム設定によって成し得ることが出来たのではないかと思ったからだ。



 天色亭は吉原の中でも数少ない「大見世」として名を張る妓楼の1つ。

 現役の太夫を3名、太夫候補を2名も抱えるうえに教育も行き届いた格子の男も数多くいる。加えて年齢の問題で現役を引退し、裏で働くことになった若い衆も美丈夫揃いときたら人気も出るだろう。


 見世で働く男達は揃いも揃って男前ばかり。

 そりゃ花街で色を売る商売を張っているんだから人より整ってなきゃ仕事にゃならんが、他の見世に比べて天色亭に男前が多い理由が乙女ゲームの世界だからだと言われれば納得出来た。


 髪や瞳の色も、なぜ今まで疑問に思わなかったのだろうと不思議なくらいバラエティに富んでいるのも「ゲームだから」の一言で片が付く。



 だからこそ、歯がゆく思う。

 今までの私は見世にいる男たちの姉として、時には母として彼らと接してきた。

 男同士しか分からないことは信頼のおける番頭にお願いすることもあったけれど、それでも家族同然に生きてきた。


 楽しいことがあれば一緒に笑い、悪さをすれば拳骨付きで叱ったりもした。禿の頃には一緒にお風呂だって入ったし、大きく成長して大人の男になった今でも夜の闇に怯える日には胸に抱いて一夜を明かすこともある。


 現実の世界で彼らと真正面から向き合い、助け合ってきた。

 生身の人間同士、本気で、必死に生きてきたのだ。それはゲームだからじゃない。これが私の人生だったからだと強く言える。



「だからこそ難儀よなぁ…」



 ゲームのストーリーは主人公の咲良(さくら)を引き受けた時点で始まってしまった。

 肩口までの栗色の髪は真綿のように柔らかく、クルクル変わる表情は万華鏡を見ているように愛らしい。近付けば花の香りまでするなんてどんだけだと思うほど、完璧な主人公。


 そんな彼女は順調に花魁たちとの距離を縮めているようで、ゲームで見たことのある光景に何度か遭遇したこともある。

 その度に居た堪れなくなって逃げるように背を向けた私は、さぞ滑稽だっただろう。



 咲良が誰を選ぶのか、なんて正直どうでもいい。

 ただはっきりと言えるのは、彼女が危うい存在であるということ。


 多数の男と1人の女。

 “みんなで幸せ”なんてものはこの現実世界に存在しない。


 表面上には現れなくともそこには必ず優劣が生まれ、嫉妬や憎悪といった人間らしい情も生まれるだろう。胸が裂ける痛みを抱えながら笑う花魁も出てくるはずだ。そんな彼らは静かに、けれど着実に壊れていく。


 私は、そんな彼らを見たくない。


 だから今もゲームでいう夜桜イベントの真っ最中だと気付いていながら、私は自室に閉じ籠ったまま。

 着物の裾が(はだ)けるのも気にせず朱色に塗られた窓枠に腰掛け、相棒の煙管片手に朧月を眺めながら下から湧く花魁たちの楽しそうな声を聞く。



 咲良がやってきて、過去の記憶を思い出し、物語に沿った出来事が起こるたび胸を軋ませた。

 彼らが幸せを見付けられるというのなら、私はそれを見守ってやらねばならないということは分かっている。分かっていても素直に受け入れられないのは、そこに隠しようのない嫉妬があるからだろう。


 長い年月を共にしてきた強い女よりも、出会って数ヶ月にも満たないか弱い娘を気に掛ける男心はよく分かる。

 畳と女房は新しい方がいいとはよく言ったもんだと思いながら「じゃぁ自分は…?」と問答を繰り返すことが苦しくて仕方がない。



 …どうせなら煙管から立ち昇り、空気に溶けてしまうこの煙のように。




「自分が消えてしまえたら、ラクになるんだろうね…」

「そんなこと、僕が許さないけど」



 何気なく呟いた一言に、冷たい声が返ってきて肩が揺れる。

 弾かれるように戸口を見れば1人の男が柱に寄り掛かりながら冷笑を浮かべていた。



「…音も立てずに入ってくるなんて、アンタはいつ忍びになったんだい?」

「この程度で忍びを謳ったら、本業の人に叱られるよ」



 濃紺の着流しに練色の羽織を肩に掛け、困ったように笑う男の名は露草(つゆくさ)

 真っ直ぐに流れ落ちる長い髪は空気に溶けてしまいそうな真空色。瞳は明けるのを待つ夜空のような(はなだ)色。

 低すぎず高すぎない鼻は1本の筋が通り、弧を描く唇は薄い。肌も珠のように艶があり、その造形は羨ましいほど整っていた。


 一見 線が細く儚い印象を抱かせる露草だが、その着流しの下には引き締まった筋があるのを知っている。

 大の男1人くらいなら、その涼しい笑顔を崩さず簡単にねじ伏せてしまえる力があるだろう。


 色々な意味で完璧な露草という男はこの見世の1番人気を誇る太夫であり、ゲームの中でも人気が高かった主要人物に間違いない。

 だが実はこの露草という男、母親を目の前で殺されたという重い過去を持っていた。


 母親が殺された理由は露草にも分からない。

 ただ幼い頃に2人で行った茶屋で「必ず見つけ出して、殺してやるんだ」と己の過去を語り、冷たく笑んだ露草の顔を私は今でも忘れられなかった。


 そういえばゲームでは、そんな露草の過去を知った咲良はその闇に怯えながらも「復讐なんて己を殺すことと同じ。私は貴方に死んでほしくない…!」と涙ながらに訴えるんだよなぁ…と要らない知識を思い起こしてしまった。


 …ほんと、要らん事をなんで今思い出すんだ。自分は馬鹿か。




「中々下りてこないと思ったら、1人で月見酒?」



 煙管を持つ右手とは逆の手にある並々と入ったお猪口を見て、また笑う露草。

 その言葉と笑みにいつまでも下りてこない私を間違いなく咎める色が濃く見えるもんだから、なんだか尻の心地が悪い。



「…私がいたんじゃ、楽しい酒も不味くなるだろうよ」

「なんで夕顔が居たら酒が不味くなるの」

「……さぁ、なんでだろうね」



 言葉を濁して視線を夜空に返せば、そこにあったのは半分を雲に身を隠しちまった朧月の姿。

 どうやら月すらも私を見捨てたらしい。月だけは私の唯一の味方だと思っていたのに。私が勝手に思ってただけで、月には関係ないってか。人も月も薄情者ばっかりで涙が出そうだ。



「みんな、夕顔が来るのを今か今かと待ってるよ。桔梗さんが「間違っても襲うんじゃないよ」なんて意味深な言葉を残していくから」

「私に情欲を掻く奇特な輩は、この妓楼にいないよ」



 今、私が纏う着物は遊女の衣装そのものだ。

 見世を休みにしたせっかくの夜桜見物なのだから洒落込まなくてどうすると、昔からの友であり吉原でも数少ない遊女屋の花魁・桔梗によって素晴らしい遊女姿に施された。


 着物を押し上げるほどに大きく膨れた胸と、細くくびれた腰を持つ美女がいれば、男の中にある欲は確実に揺さぶられるだろう。

 おまけにその美女が遊女の格好をしていれば尚更鼻息も荒くなるはずだ。


 けど忘れちゃいけないのが、その遊女の格好をした美女ってのが夕顔だということ。

 長年苦楽を共にしてきた気の強い年増の女を誰が抱きたいと思うのか。自分たちを吉原に縛りつけて離さない看守のような女を恨みこそすれ、好く男はいないだろう。



「じゃぁ僕は、その奇特な輩ってことだね」

「ふふっ、何言ってんだか」



 思いがけない露草の言葉に笑い、酒を煽った。

 今の言葉が同情だということは確認しなくても分かる。だってゲームの中の露草は誰よりもこの吉原を憎んでいるはずだ。


 自分を閉じ込める吉原(じごく)と、その吉原に縛り付ける看守である夕顔(おに)を。



「…ねぇ露草」

「うん?」

「アンタはまだ、恨んでるかい?」



 母親を殺した人間を殺す。それは彼が幼い頃から抱き続けてきた恨みであり、生きるための理由だった。

 あれから何年経とうとも、1度抱えてしまった憎しみの炎がそう簡単に消え失せることはないと知っている。


 でも改めて聞いてしまったのは知りたかったからだ。—―咲良がどこまで露草の攻略を進めているのか。



 馬鹿だとは思う。

 どんなにこの世界がゲームとは違う現実なのだと思っていても、結局自分が1番その現実を否定しているのだ。


 見世が大きくなったのもゲーム設定のおかげ。

 露草のような美丈夫な花魁たちが集まっているのも、ここがゲームに必要な舞台だから。

 私がこんな容姿なのも、人望があると言われているのも、全てゲームの……。



 ——逃げ出したいと思った。

 全てを捨ててこの世界から、せめてこの吉原から逃げ出したいと。


 けれど同時に何を馬鹿なことを言ってるんだと自嘲する。私は楼主だ。彼らを地獄に引きずり込んだ鬼のような存在だ。そんな鬼が、今さら逃げられるわけがないだろう…?と。



「…実は、新しい夢が出来たんだ」



 ヒヤリと、心臓が冷たさを感じて震えた。

 露草から発せられる甘い声と、新しい夢という存在に心は恐怖に震えたのだ。



 やめて、言わないで、咲良と思い描く夢なんて語らないで…!



 大声で叫んで止めてしまえたらどんなに楽か。

 それでも私のプライドが、叫ぶことを許さない。露草の言葉を遮ることを良しとしない。


 だから私はいつものように余裕ぶった顔をして艶やかに笑う。



「へぇ…それはどんな夢?」

「気になる?」

「そこまで言って、今更もったいぶるんじゃないよ」

「ふふっ」



 露草は楽しそうに笑い声を零すと、衣擦れの音を立てながら私の座る窓へと歩み寄る。


 縁に腰掛けて見上げる私と、そんな私を見下ろす露草。

 楽し気な雰囲気そのままに露草は腰を折ると、その形のいい薄い唇を私の耳に寄せて囁いた。



「夕顔を僕だけのものにすること」

「…は?」

夫婦(めおと)って形が1番だけど、それがダメなら…孕ませちゃおっか」

「な…にを…」



 露草が、私を…? 孕ませ…? 夫婦…? ……は?



「愛してるよ、夕顔」



 彼から発せられる言葉があまりにも予想の上を行き過ぎて、私の頭は混乱を極めた。それと同時に物凄い強さで心臓が早鐘を打つ。


 客にも聞かせないような甘い声で紡ぐ「愛してる」の、なんと心地いいことか。

 でも彼は咲良の攻略対象で、私はそれを見守るサポートキャラのはずだ。攻略対象がサポートキャラを選ぶなんてことが、あっていいのだろうか。それこそゲームに反する流れになってしまう。



「露草は、咲良を好いていたんじゃないのかい…?」

「どうして僕があの子を好きになるの」

「だって…」



 それが、ゲームだから…。

 その言葉を声に出さずに済んだのは、露草の唇が私の唇を塞いだから。


 食むように包まれ、時折舐められ、吸われる音が艶めかしい。



「僕が愛しているのは夕顔だけだよ。昔も、今も、これからも、君だけだ」



 痺れるような口付けに息も絶え絶えになりながら感じたのは、誤魔化せないほどの幸福感だった。


 …いいのだろうか。

 サポートキャラである「夕顔姐さん」が、攻略対象と幸せになっても。ゲームの流れを丸っと無視して、彼の手を取っていいのだろうか。



「君が消えるなんて許さない。何があっても、どんな手を使ってでも、縛り付けて離さないから覚悟して」



 ……若干、いや、ものすごく不穏な声が聞こえたけれど。



「…望むところだよ」



 それでも彼の温もりが、存在が愛しいと思ってしまう私はこの僅かな時間に十分すぎるほど毒されてしまったらしい。


 自分らしくないと思いながらも露草の男らしい背中に手を回し、口付けをせがむ。

 そんな私の様子に驚いた顔をしたのは一瞬で、次の瞬間には蕩ける笑顔で顔を寄せた露草があまりにも幸せそうだったから。



「(こんな展開もアリ、かもねぇ…)」


「かあさまー!」

「ご準備まだですかー?」

「!」



 触れ合いそうになった唇に「待った」をかけたのは、閉じた戸の奥から聞こえた禿たちの無垢な声だった。


 粗方いくら待っても下りてこない私を迎えに来たのだろう。

 なんてタイミングだと思いながらも私は迫る露草の胸を押し返し、戸が開けられやしないかと緊張したまま廊下に向かい声を投げた。



「もうすぐ行くよ。アンタ等は先に下りて私の酒の準備でもしておいで」

「「「はーい!」」」



 私の心配をよそに戸は開けられることなく、聞こえてきたのはパタパタと廊下を駆けていく禿の足音のみ。

 足音が聞こえなくなって漸く安堵の息を付き、視線を露草に戻せば想像通りの不満顔があった。その幼い態度が妙に懐かしくて、ついクスクスと笑いが零れ落ちる。



「…なに笑ってるの」

「ふふっ、アンタのそんな顔、久しぶりに見たと思って」

「そりゃあ幸せな空気を止められたら不機嫌にもなるよ」



 けれどやっぱり禿は可愛い存在なのか、それ以上あの子たちを咎める言葉は口に出さず露草は笑って「行こう」と白い手を出した。


 その美しくもしっかりとした男の手を取って思う。

 この吉原で生まれた私は吉原で死ぬだろう。どんな理由で、いつ死ぬかも分からない。けれど確かに言えるのは、私はこれから先もずっとこの天色亭の楼主であり続けるということ。


 新しい孤児を買い、育て、この地獄に縛りつけ続ける鬼の看守で居続けることが、私の存在する意義に違いない。ゲームの中の「夕顔姐さん」も、きっとそうだった。


 でも私は、今この瞬間から自分の人生を自分の足で歩むことを決めた。

 ゲームなんか関係なく、私は「夕顔」としての幸せを見付けたい。だから…。



「露草の身請け金はいくらになるかねぇ…」

「なに急に」

「夫婦になるなら身請けしなきゃならんだろう。それとも何かい?天色亭に若い衆として永久就職でもするつもり?」

「永久就職も魅力的だけど、僕はやっぱり夕顔の旦那になりたいから頑張ってお金貯めてね」



 夕顔(わたし)を愛してくれるこの温もりを、大事にしたいと思う。そして決して譲らない。

 主人公(さくら)の存在は脅威ではあるけれど、そこは大人の余裕でなんとかなるだろう。古い畳には、古いなりの味があるってもんだ。青い女には決して出せない深い味わいが。



「(ゲーム設定なんて糞くらえ、なんてね)」



 乙女ゲームのサポート姐御キャラとは今日でお別れ。

 明日からはライバルキャラに、むしろ意地悪な小姑になってやろうと決意して、霞みを取っ払った満月に手を振った。





乙女ゲームのサポートキャラだって幸せになっていいんじゃね?と思って書き始めた一作。

少し設定が甘いかもしれませんが、自分の立場に気付いた時の葛藤が少しでも伝われば幸いです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


2017.10.01 初投稿

2025.07.09 再編集・再投稿

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[良い点] はじめまして。 起承転結が流れるようで読みやすかったです。 分かりやすい描写で話の世界の情景が頭に浮かんできました。 夕顔のいい女感が素敵! 自分を看守とか言いつつも、皆に慕われてるんだ…
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