第9話 決戦!小さな島!
色々戦い増えて楽しくなってきました(個人的に)
ど~ぞ
ロサイルは左手のジェットを使い、海の上を飛んでいた。
「バランス悪っ!」
なんやかんやで小さな島についた。
「はぁ……本当に近いな。んでリラ皇女はどこに……?」
小さい島とはいえ、木々がおいしげっているこの島。
見つけるのは、意外と困難だ。
ガサガサッ!
「そこかっ!」
猿だった……
しばしロサイルしょんぼり……
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その頃、オーシャンアイランド……
「おりゃ!!」
「うりゃ!!」
「気持ちいい!」
一人変態がいたがほっておこう。
戦いは、終盤にもつれこんでいた。
「はぁ……ロサイル君とリラ皇女さえいてくれば……」
戦いは、圧倒的に海賊が優勢だった。その時!!
「俺が相手だっっ!!」
一人の男が立ち上がった……
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「ここでもない……」
「ここでもない……」
「ここも違う……」
「いったいどこにいんだよー!」
ロサイルはまだ探していた。
「ぜぇ……ぜぇ……」
勝手に疲れている。
「くっそ~リラ皇女め~」
恨むのは海賊の方なのだが……
「ん?この洞窟……」
(いる!この感じは……いるぞー!)
happyな気持ちで洞窟に入って行った。
しかし、最後までそうは行かなかった……
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俺が相手だ!!!と言って出てきたのは、さっきの漁師だった。
「あ……あんたは……」
「ただいま!ばあちゃん!」
「キルト!」
さっきの使えない漁師は、ここに来たばかりだったから、状況を知らなかっただけだった。
「おかえり……キルト……」
「ハハハ……5年ぶりだな……しっかしえらい事になってるな~」
「なんだ?お前は??そんなに戦いてぇなら相手になってやるよ」
近くにいた海賊が話しかけてきた。
「じゃあ、お願いしようかな♪」
「いっとくが、おれは副船長だ。一筋縄じゃいかねぇぞ……!」
「いいね~その方がやりがいがある」
そうして、オーシャンアイランドの戦いも最終局面へ!!!!
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「いや~でっかい洞窟だな~」
この洞窟は、分かれ道などなく、一本道だった。
「ん?もうすぐ一番奥かな?」
ロサイルは、大きい広場のようなところに出た。
「誰だっ!!」
「は~い私ロサイルで~す!!……あれ?」
ロサイルは、寝てないせいか、変なテンションだった。
「ははははは……礼儀正しいじゃあないか……坊主……」
「だっ……誰だ!」
「こっちだよこっち……ははは」
「あんた……何者だ?」
「簡単に言や~海賊団のリーダーかな」
「……リラ皇女はどこだ?」
「いるよ……ほ~らここに……」
「ロサイル君っ!!」
「皇女……」
「その人、放してくれねぇか?」
「いいよ……財産をくれたら……」
「あいにく、そんなの持ってない。だから船に乗れなくて困ってるんだ」
「そうか……じゃあ放せねぇな……だったら力ずくで放してみるか?」
「あぁ、そうする」
「ははは……おもしれぇな坊主……気に入った」
「そりゃどうも・・・こっちから行くぜ!!」
ロサイルは、本を端っこにおいて剣に炎を灯した。
ジェットで勢いよく飛び出した!!……が!?
「ははは……そんな程度か……」
今度は目に見えない速さで斬られた……
「ぐっ……」
「はは……ははははは……」
こうして、二つの戦いは最終決戦へ!
読んでくれてありがとうございます。
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