第6話 突入!オーシャン城
何やら、おっさん出てきます。
おっさん好きにはたまらない?
バンッッ!!
ロサイルは、勢いで突入した。
そして、リラ達のいる部屋へと向かう。
「確か……この階段を上がって……」
田舎育ちのロサイルには、こんなの迷路だ。
「あれ?ここ会議室……間違えたっ!」
すぐさま戻る。
そうしてる間にも戦いは悪化していく。
「地図とか無いのかな……」
無い。きっぱり言う。
しばしロサイルしょんぼり……
その頃王宮入り口付近では……
「なっ何のつもりだ!!」
「へへへ……」
その海賊は、異端審問官達と同様、魔法陣を描いた。
その魔法陣から、炎の球がでて、飛んでいく。
おっさん(ってか王)に命中!!!
おっさん(ってか王)はその場に膝をついた。
「ははは……天下のおっさん、ってか王はこんなものか……」
「はぁ……はぁ……」
バタリッ……
おっさん(ってか王)は、倒れた……
「あ~~ここは、厨房……」
ロサイルは、まだ迷っていた。
「何だこれ……円周率最後まで出すくらい難しいよ……」
もちろん、そんなことは無い。
「お主何者だ!」
おっさん(ってか兵士)が話しかけてきた。
「あっ、ロサイルです~。王宮に行きたいんですけど……」
「王宮は、この階段を一番上まで行けばすぐだ」
意外と簡単だった。
「それより、お前何でこんな所にいるのだ」
「え~っとそれは……」
「今は大変なんだ。なんたってリラ皇女がさらわれたのだからな!」
「えっ!?」
その時一瞬、時が止まった。
だが、何んとしてでもリラを助ける!という決心はもうしている。
まず、王宮に行っておっさん(ってか王)と話をしておこう。
そう思った。そしてロサイルは、王宮を目指した。
今回、僕にしては、ながく書きました。
よろしくお願いします。