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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
小さな村のマジック編
42/88

第42話 激化!戦いと破壊

ロサイルとショウザンは、引き続きバトルを繰り広げていた。

「ロサイルも、少しはレベルが上がっているようだね」

「少しって思ってると大怪我するぞ」

そう言って、ロサイルはショウザン目掛けて突っ込んでいった。炎のチャージ状態で、目にも留まらぬスピードで、ショウザンの前につけた。

「チャージングキック!」

そのまま、チャージングキックを仕掛けた。だが、ショウザンはすぐに反応し、剣で受け止めた。

「甘いぞ……ロサイル」

「甘いのはお前だ!」

その瞬間に、炎のチャージを解除して、炎の手と剣の状態に戻った。そのまま一気に斬りかかる。ショウザンもそれはかわせずに、そのまま斬られてしまった。

「強くなったね……ロサイル」

「当たり前だ」

「なら……これでどうかな?」

すると、ショウザンの姿が消えた。ライトフォースだ。いきなり消えて、どこからでもいきなり現れて、そのまま攻撃されたりしてしまう厄介な技だ。この技をロサイルはやぶったことがない。

ロサイルは精神統一した。しっかりショウザンのいる場所を見る。後ろに気配を感じた。

「そこだ!」

ロサイルは勢いよく剣を振った。しかし、斬った感触がない。

「後ろだ!ロサイル!」

ショウザンは後ろにいた。そのままロサイルに斬った。今度はロサイルが斬られてしまった。

「ちくしょー……」

「さぁ、まだまだ行くよ!」

「こっちもだ!」

2人は再び剣を構えた。


               *


一方バレンアは、リカトル村を目指して走っていた。

先ほど、リカトル村から大きな爆発が起きた。理由は分からないが、とにかく大惨事には違いない。

バレンアがリカトル村を目指している道中、リラをおぶったエリスと出会った。

「あっ、エリスさん」

「バレンア君!」

「どうしたんですかその傷!?リラさんなんか、特に……」

「異端審問官のレミーにやられて……」

エリスはうつむきながら答えた。

「そんなに強いんですか……レミーっていう異端審問官は……」

「あんなの……レミーじゃなかった」

「へ?」

「まるで、破壊にしか興味がない目をしていた。おそらく、彼女らはリカトル村を滅ぼし、発展した町に変えようとしているんだと思う」

「……詳しいんですね」

「私の出身地、陰陽の隠れ里も、新聞によってはそうだったから……」

その時、また爆発が起こった。しかし、リカトル村ではない。もっと遠いところだ。

「荒れてますね……とにかく、リカトル村を目指しましょう!ここからは、僕がリラさんを背負います!」

「うん!行こう!」

2人はリカトル村へと走っていった。


                    *


そのころキソーリャでは……

「ははははは……凄いよ……純金鉱石……」

レミーは、キソーリャも滅ぼしてしまった。

「さぁ、次はエブナーファだな……」

レミーは、エブナーファへと向かっていった。

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