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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
小さな村のマジック編
41/88

第41話 滅ぼされた村

リラとエリスをあっさりと倒してしまったレミーは、再びリカトル村へと帰っていった。

「はぁ~……あの2人、弱かったな~」

そう言って、レミーは右手を見る。

「これが『純金鉱石(じゅんきんこうせき)』の能力か……」

ニッと笑いながら、リカトル村を見る。

「もっと試してみたいな……初めに、リカトル村を滅ぼすか……」

そう言って、レミーはリカトル村へと向かった。


                 *


赤い球(爆弾)の爆風に巻き込まれたと思われたショウザンだったが、光のフォースでバレンアの後ろに移動していた。

「嘘でしょ?」

「遅いよ……」

バレンアにショウザンが斬りかかった。もちろんかわす余地などない。

「チャージングキック!」

そのところに、炎のチャージ状態から、ロサイルがショウザンにチャージングキックを命中させた。そのおかげで、バレンアはしっかりとショウザンとの距離をとった。ショウザンは、後ろに吹き飛ばされた。

「俺たちは2人で戦ってるんだ。それを忘れるなよ!ショウザン!」

「そうだったね。だが、レミーの方はもう終わってるだろうね」

フンッと笑いながらショウザンは言った。

それについて、2人とも疑問そうな表情だ。

「……リラ達が弱いとでも?」

「違う。レミーが……強すぎるんだよ」

「何でそんなこと言えるんだよ!?」

「さぁ?勝ったら……教えてあげるよ。そして、君たちは何故関係のない場所全てを救うかも教えてくれ。僕が勝ったら……」

「またかよ……」

この展開は、陰陽の隠れ里と同じだ。バレンアは意味が分からないだろう。ロサイルにはしっかりと分かった。本当のリベンジマッチしたいと……

「バレンア……ここは俺に……」

その時、リカトル村から大きな爆発が起きた。煙がモクモクと上がっている。

「まさか……レミー!」

ショウザンがリカトル村へ向かおうとした。それをロサイルがとめた。

「ショウザン。俺との勝負は終わってない。バレンア!様子見てきてくれるか?ショウザンとは……決着をつけなきゃいけないんだ」

「分かったよ。見てくる!」

バレンアはリカトル村へと走っていった。

「さぁ始めようぜ。あの時のリベンジマッチだ!」

「さっさと倒して……リカトル村に行く!」

2人は剣を抜いて、突進していった……


                       *


エリスはリラをおぶってリカトル村の病院を目指していた。決して大きな病院ではないが、応急処置程度ならできるはずだ。そんな状況でリカトル村を見ると、大きな爆発が起きているのに気づく。

「あれは……」

エリスは思わず独り言をもらした。

「相当やばいことになってるんじゃ……」

エリスも急いでリカトル村を目指した。


                       *


レミーはリカトル村を滅ぼした。それでも満足しない表情だ。

「そうだ……この先のキソーリャ、エブナーファも滅ぼすか……」

レミーは笑いながらキソーリャへと向かっていった。



それぞれの戦いが激しさを増してきた。

果たしてロサイルたちは勝利できるのか……?

次話、いろいろとごちゃごちゃです!

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