第4話 南のアイランド
いよいよ新キャラです。&冒険です。
よろしくお願いします。
「ん……」
目が覚めるとそこは、何か豪華な感じの部屋だった。
「ここは……」
「目が覚めましたか?」
隣にいたおばあさんが話しかけた。
「あの……ここは?」
「ここは、オーシャンアイランド。島国一の都会かね~。南にあるから、結構温暖だよ」
「はぁ……」
それ以前に俺は何でこんな所にいるんだ。夢でも見てるのか……
「あっ、目が覚めましたか」
一人の女性が入ってきた。
「いやぁ~びっくりしましたよ。海に人が沈んでるんですもんね」
「あなたは……?」
「私は、リラ=デ=シャナーダと言います。オーシャンアイランドの皇女をしています」
はは~だからこんな豪華なとこにね~
「それで、あなたは?」
「ロサイル=クロウズです。助けていただきありがとうございました」
「エグレサッタの海に沈んでいたのですが、大変だったでしょう。あんな事がありましたから。何か疲れているようですし、風に当たってきてはいかがですか?暖かくて気持ちいいですよ」
「……そうさせてもらいます」
と言ってロサイルは、外に出た。
夕暮れの時間、ロサイルは、港にいた。
「しっかし、今日は色んなことあったな~」
深夜には、異端審問官に炎の球をぶつけられた。
その後、燃えた左手がジェットとなった。
その影響で、海へと沈んだ。
そして、リラという人に助けられた。
一日とは、思えない長さだった。数学の授業のような感覚だ。
辺りはすっかり夜だった。
「このまま帰ってもあの人達に迷惑かかるだけだしな~」
というわけで、野宿決定。
しかし、温暖とはいえ、冬の夜はさすがに肌寒い。
「そうだ!」
ロサイルは、薪に手をかざしてみた。
……何も起きない。ロサイルは、あの時の炎がでるかもっ、と思ったのだ。
「何だよ~か〇は〇波みたいにでないのかよ……」
そんな寒いままゆっくりまぶたを閉じた……
やっとファンタジーになってきました!
第5話は、ロサイルの持ってた剣が~だったりします。
よろしくお願いします。