第31話 やって来た3人と1匹
バトルで~す(^_^)
なんか久しぶりだな~
「「「ありがとうございました!!!」」」
3人は工場見学を終え、宿屋に戻ろうとしていた・・・その時!!!!
ドーーーン!!!!
すさまじい爆音がガルナタスに響き渡った。
皆が爆音のした方を向いている。
なんと、宇宙空間のような高速道路が爆発して、一部が粉々になっている。
ドーーーーン!!!!!!
今度はツインタワーが爆発した。
上の方が破損し、破損物が下に降ってきた。
破損物は地面に着陸し、凄い砂煙をあげる。
「どうなってるんだ!?」
「色んなところが破壊されていってる」
「自然に起きたものとは思えませんね・・・」
3人も何が何だか分からない状況だった。
次々と破壊されていくガルナタス。それを嬉しそうに見る者たちがいた。
「あはははは!!ガルナタスほ~か~い☆」
「あの時の憎しみはこれでは終わらない」
「もっとやるぜ!!」
「ワン!!」
入り口付近から、3人と1匹が入ってきた。
「あいつらか?破壊してるの」
「そうっぽいね」
「許せませんね」
「戦うか!!」
「「うん(はい)!!」」
ロサイルはマッチに火をつけ、左手に引火させた。
そして、剣にも引火させ、戦闘態勢が整った。
リラはリュックから本を取り出し、本を開いた。
エリスはポーチから札を出し、腰に持っていた弓矢を装備する。
「行くぜ!!」
「「おー!!」」
「ん~?何か来るよ~?」
「敵か・・・」
「とりあえず・・・あばれるぞ!!」
「ワン!!」
「私からいっくよ~~~☆」
そう言うと、女は木の棒をとりだした。
「ウッドシュート!!」
木が多くに分裂し、凄い勢いで3人に襲い掛かった。
「うおーい!!何か来るぞ!!」
「まかせなさい!!ウィンドトルネード!!」
速術法をフラージャで身につけたリラは、今までの3倍近くの早さで術を出した。
木はぼろぼろとその場に散った。
「む~~・・・」
「へ~、結構早いね。速術法か・・・」
静かそうに喋っていた男が、叫んだ。
「ピッチ!!!」
「ワン!!!」
「ゴーシュートボーン!!」
「伏せ札!光の弓剣!!」
ばらばらになって飛んでくる骨を、いくつもの光の矢で散らした。
「本当に意外だ。ガルナタスにまだここまでやれる奴がいたとは・・・」
「生憎、ここ出身じゃないですよ」
「ミーモ。こいつは俺とピッチが殺る。お前はそっちの女を頼む」
「りょ~かい!」
「俺はこのガキだな」
「頼むぞ、リキリョウ」
「分かったよ、ヴァーム」
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「さっき見たけど、あんたトルネード術を使えるのね」
「それがどうしたの?」
「なんでもな~い☆」
(同級生だったら殴り殺してるなこいつ)
こちらは、リラとミーモと呼ばれていた女との戦い。
「ひとまず名乗っとくよ。私はミーモ。ミーちゃんって呼んでいいよ」
「私はリラ。ちなみにミーちゃんとは絶対に呼ばない」
「そっ。まあいっか。敵なんだし」
すると、ミーモはまた木の棒を取り出した。
「ウッドハンマー!!!!」
そう叫ぶと大きな木のハンマーが現れた。
「でか・・・」
「死ね~~~☆」
「うざいな・・・本当に・・・」
速術法を使って、呪文を唱えた。
「トルネードキラーガード!!!」
風の刃のガードがリラを包み込んだ。
木のハンマーをゆっくり削っていく。
「む~~・・・しぶとい・・・」
「まだまだいくよ・・・」
「こっちもだよ~だ!」
次話は、ロサイルとエリスの戦闘風景をやろうと思います。