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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
機械工業の町編
30/88

第30話 最先端の技術、ガルナタス!!

30話到達!!!

やっとだ・・・


新章です!

どうぞ!!!!

3人はフラージャを離れ、ガルナタスを目指していた。

ここからは町が増えてきて、発展した世界が見れる。

だが、道中には村もある。

そんな最先端の技術を誇った地方に出る。


「おお!地面がコンクリートになってる!!」

「てことは、もう少しだね」

「凄いですね。コンクリートって初めて見ました」

普通の地面がコンクリートに変わっていく。

これは、田舎と都会の分かれ目のような物。

だんだんとガルナタスが近づいている証拠だ。


「お!あそこじゃね?」

ロサイルが指さした先には、大きな塔が真ん中にある町だ。

「そう。あれがガルナタスだよ」

ついに、ガルナタスに到着した。



~ガルナタス~

「「すっご~~~~~い!!!!!!」」

こんな都会を見たことのないロサイルとエリスは、興奮気味だった。

リラは色々と旅行したことがある。


当たり前に通っている路上電車。

真ん中に聳え立つツインタワー。

様々な機械が発明されている工場。

飛び交う飛行機やヘリコプター。

ジェットコースターのような乗り物で上を走る高速道路。


それはまるで、コンピューターで作ったような世界だった。


「すげ~・・・これが最先端の技術の町、ガルナタスか・・・」

「ありえないものがいっぱいありますね・・・」

ロサイルとエリスの目はキラキラしていた。

2人にとっては漫画のような世界なのだ。

「2人とも・・・この大きさで感動してたら、デューナでは倒れちゃうかもね」

「最先端はガルナタスって事は、ここが1番の都会じゃねぇの?」

「技術が最先端なだけ。ほとんどはデューナに渡してると思うよ」

「へ~~~・・・」


「ほら!2人とも!早く宿屋に行かなきゃ」

「「もうちょっと・・・」」

その場からなかなか動かない2人にリラは手をやいていた。


「ねぇ、ロサイル君・・・」

「どうしました・・・エリスさん・・・」

「工場見学・・・行きたくないですか・・・・」

「めっちゃ行きたいです・・・」

この景色にうっとりしすぎの2人は、工場を見てみたくなっていた。

「「リラ(さん)・・・・」

「行けるんじゃない?見学くらい」

「「やったーーーーー!!!!!!」」

「明日行こうぜ!!!!」

「そうです!行きましょう!!!」

「じゃあ、今日は早く寝るぞ~~~!!!」

「おーーーー!!!!!」

2人は宿屋に向かって走っていった。

「・・・全く・・・」

リラはあきれた様子で2人を追った。



~翌朝~

「じゃあナータス工場に行く。文句ないね?」

「「は~~~い」」

ナータス工場とはガルナタスの中でも、最先端の技術を誇る工場。

宇宙空間のような高速道路や、ツインタワーもこの工場が造ったものだ。

見学は自由で、お茶を飲んだり、子供が退屈しないような技術の遊具もあるらしい。

「うっし!じゃあ行くよ!!」

「「おーーーー!!!!」」

3人はナータス工場に向かった。



~ナータス工場~

「でっけ~~~~!!!!」

「大きいですね~~~!!!」

ここでも興奮する2人。

そこに向こうから人がやって来た。

「こんにちは、案内人を勤めさしていただきます、ノプフラーヌです。よろしくお願いします」

「「「よろしくお願いします!!!」」」

「じゃあ、行こうか」

「「「はい!!!」」」

3人は工場内へ入っていった。



「はわわ~~・・・すごい大きなパイプですね~~~・・・」

エリスがキラキラした目で見ている。

「これは、今開発している物なんだ。誰も考えていない最先端技術だよ」

「何なんですか?」

「町の歩く場所をエスカレータにする技術が進んでるんだ」

「町中をエスカレータ!?」

「まぁ・・・立ってるだけで移動出来るという事なんだけどね」

「へぇ・・・他にはどんなのがあるんですか?」

「バイクに空を飛べる機能をつけたり、書く場所じゃないところに書いちゃった時に、文字自体を違う場所に移動させる器具とかね」

どれも度肝を抜くような発想だった。


「昔は荒れ果てた村だったけど、横の山から金がたくさん見つかってね。それで発展していったんだ」

「人間、頑張ればそんなの出来るんだな~・・・」

ロサイルが凄いといった顔で言った。

「まぁ、でも俺はちっぽけで温かい村が好きだったけどな」

「そ・・・それも・・・いいかもね」

何故かノプフラーヌは動揺した様子だった。



その頃、ガルナタス入り口付近・・・

「はぁ~・・・これがガルナタスか・・・」

「ワン!!」

「皆笑って過ごしやがって・・・今こそが!!!」

「「「復讐のとき!!!」」」

「ワン!!!」

次話、久しぶりに戦いの様相です。

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