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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
フラージャ・特訓編
29/88

第29話 優しく背中を・・・

フラージャ・特訓編終了です。

29話どうぞ!!

フラージャ特訓場で修行を終え、3人はナージャの家にいた。


「そっか・・・もう旅立っちゃうのか。」

「うん。色々とありがとう。ナージャさん。」

「まぁ、もう夕方だし一晩だけ休んでいきなさい。」

「ありがとう。」

「それじゃあ、お休み。」

「お休み。」

そう言ってロサイルは、部屋に行った。


ナージャはエグレサッタ村の集合写真を眺めていた。

皆、今では考えられないほど笑顔だった。

そんな写真にナージャはしゃべりかけた。

「皆・・・あんな小さかったロサイルが、世界を救おうとしてます。時がたつって本当に早いね。」

もちろん写真からは返事がない。

「バレンアも、どこにいるか分からないけど、彼ならきっと皆を笑顔にしてる。」

少し微笑みながらナージャは言った。

「だから、2人の背中を優しく押してあげてください。」

写真からは全く返事がなかったが、笑ってる写真を見てると快く了解してくれた様に感じた。

それを感じたナージャも笑った。



~翌朝~

ロサイル、リラ、エリスの3人が起きてくる。

「おはよう~、ナージャさん。」

「「おはようございます。」」

「おはよう、3人とも。」

ナージャは朝ごはんを作っていた。

目玉焼きとパンがあった。


出来た朝ごはんを4人で食べる。

その時、ナージャが3人に聞いた。

「3人は、これからどこ行くの?」

「昨日話し合って、ガルナタスに行こうと思います。」

リラが答える。

「ガルナタスか~・・・確か、機械工業がとっても盛んな場所よね?」

「はい。そこから、リカトル→キソ-リャ→エブナーファ→デューナで行こうと思います。」

「しっかり考えてるのね~。これならロサイルの事も安心ね。」

「何だよ。俺1人じゃ危ないみたいなその言い方。」

ロサイルが膨れながら言う。

「その通りなんだけどね。」

ナージャが普通に言う。

「ごちそうさま。よし!行くぞ。二人とも。」

「「うん(はい)!!!!」」



「「お世話になりました。」」

リラとエリスが頭を下げる。

「ありがとな~。」

軽~くロサイルも礼を言う。

「こっちこそ、貴重な話が出来たよ。ありがとう。旅、頑張ってね!!!」

「「「ありがとう(ございます)」」」

もう1度頭を下げて、3人はフラージャを出て行った。


ナージャはその後、もう1回写真に語りかけた。

「昨日も言ったけど、本当に時がたつのは早いね。ロサイルが私より大きかったです。」

嬉しそうに言ったが、寂しそうにも聞こえた。

でも、写真の皆は笑ってた・・・・

次回は、フラージャ編の設定です。

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