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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
フラージャ・特訓編
26/88

第26話 特訓1日目

何か色々出てきます。

では、26話どうぞ!!

~リラ~


リラとフキチャは速術法について話していた。

「では、リラさん。この本を読んでくれ。」

「速読術の本・・・?」

「速術法の基本は速読。まずはこれを読んでから、この小説を・・・10分で読め!!!」

「10分!?無理に決まってるじゃないですか!?」

「これが・・・出来るんだな~~~~。はい、ずべこべ言わず読む!!」

「は~~~い。」

リラは、100ページ程度の速読術の本と、300ページ程度の小説を読み始めた・・・



~ロサイル~


ロサイルの課題は炎のチャージだ。

「じゃあ、まず炎の手と剣を発生させて。」

ロサイルは言われた通りに火をつける。

「2つとも前に突き出~~~~す!」

ロサイルは炎の手と剣を前に突き出した。

「そして、自分の体内に炎を注入するんだ。」

「出来ません。ってかやり方が分かりません。」

「では教えよう。炎の手の炎は自由自在に操れる、もとい移動させる事が出来るんだ。だから前に突き出した2つの炎を、お腹に向かって勢いよく注入する。すると、炎のチャージが発生するよ。」

「お腹に向かって・・・勢いよく!!!」

ロサイルは一気にお腹に炎を注入した。

すると、足から炎の渦が出き、次第にその炎は全身を包む。

「出来・・・・た?」

「完璧じゃないか。それこそが炎のチャージだよ。」

「これがか・・・」

「ただし!!注意が1つある!!」

「・・・何ですか?」

「炎のチャージが発生している時は、炎の手と剣が発生しないからね。使えるのは・・・足技!もといキックだ。」

「キックですか・・・」

「ただのキックじゃない、『チャージングキック』といって、炎をその足1点に集中させて放つキックなんだ。やってみなよ。」

「うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「出来ません!!!!!!!」

「練習が必要だね・・・」


________________________________


「あ~~・・・速読術の本読めた~~・・・・」

その頃リラは速読術の本を読み終えていた。

「あとは・・・これか・・・」

〔ラブラブハイスクール〕

(これじゃなきゃだめなんだろうか・・・)

恥ずかしい題名だがしぶしぶ読み始めるリラ。


~10分後・・・~

「あれ?読み終わってる・・・?」

リラは300ページの小説を10分で読みきった。

「一旦放ってみなさい。ウィンドトルネードを。」

「はい・・・ウィンドトルネード!!!!!!!!!!!!・・・!!!」

すると、指先から手のひらまでに来る時間が大幅に短縮された。

「すご・・・」

「速かったな。あとは狙いを定められるように特訓だ。」

「はい。」


___________________________


「チャージングキック!!!!」

ロサイルは大きく跳ぶものの、炎が1点に集中しない。

「くそ・・・もう1回!!!!!!チャージングキック!!!!」

これまた炎が1点に集まらない。

「また・・・」

「難しいだろ?チャージングキックは。」

「コツとかあるんですか?」

「いいだろう、教えよう・・・とはならない。」

「ええっ!?」

「だがヒントをやる。跳ぶ時だ。」

「跳ぶ時・・・」

「それがヒントだ。頑張れよ。」

「はい・・・」


こうして、特訓1日目は終了した。

3連休の間には、2回は更新したいと思ってます。

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