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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
フラージャ・特訓編
25/88

第25話 炎のチャージと速術法

特訓場に到着です。

「さあ!特訓場に行くぞ~~~~!!!!!・・・の前に・・・」


~フラージャ病院~


ロサイルとリラはエリスの病室に来ていた。

「調子はどう?エリスさん。」

「うん、だいぶ楽になってきたよ。退院は1週間程度で出来るみたい。」

「なら良かったな。」

「でも・・・いいの?お金。宿代もあるのに・・・」

「ロサイルの知り合いがいたから、そこに泊めてもらってるんだ。」

「だから、宿代は気にしなくていい。」

「ありがとう・・・それで、1週間も2人は何やるつもりなの?」

「ああ、フラージャ特訓場で特訓しようと思ってる。」

「そっか・・・頑張ってね!!」

「おう!」

2人は、病室から出ようとした。

「じゃあエリスさん、お大事に。」

「ありがとう。2人も頑張ってね。」

「「うん(おう)!!!!!!!!!」」

そう言って、2人は病院を出て特訓場に向かった。


______________________________


~フラージャ特訓場~


「へ~~、ここがフラージャ特訓場か・・・」

「私、道場的なとこなんて始めてきたよ。」

2人が周りを見ていると、向こうからトレーナーがやって来た。

「やぁ、君たちは初めてだね?」

「「はい!!!」」

「私はトレーナーのフキチャだ。よろしく。」

「ロサイルです。」

「リラです。よろしくお願いします。」

「よろしく。では、さっそく道場に行こうか。」

2人はフキチャに連れられて道場に行った。


「じゃあ、まずは君達の実力を見させてもらうよ。前にある的に攻撃してみてくれ。まずは・・・リラさんから。」

「はい!」

リラはリュックに入れていた本を取り出して、文をなぞった。

「ウィンドトルネード!!!!!!」

リラの手のひらから爆風が吹き荒れる。

的は粉々になった。


「よし、じゃあ次ロサイル君。」

「あの~~~~・・・・・」

「何だい?」

「マッチを貸してもらえませんか?1本でいいんです。」

「?分かったよ。」

トレーナーは不思議そうな表情で、マッチを取りに行った。


「あ~~あ、誰かさんがマッチを台無しにしたせいだ~~~。」

「台無しにしたのはショウザンだよ。」

「あの異端審問官、ショウザンって言うんだ・・・ちなみに女のほうはレミーだよ。」

「そうなんだ・・・」


トレーナーが道場に入ってきた。」

「はい、マッチ。」

「ありがとうございます。」

ロサイルはマッチに火をつけ、左手で握った。

そして、炎の手を発生させた。

剣にも引火させ、炎の剣を発生させた。

ロサイルは剣を両手で握った。

「炎のビーム!!!!!」

剣先から一筋の炎の光線が出る。

こちらも、的は粉々になった。



「うんOK!じゃあまずはリラさんから。」

「お願いします。」

「威力は十分だよ。だが、発生が遅すぎる。」

「そういわれてみれば・・・」

「だから1週間の間に、『速術法(そくじゅつほう)』を身につけるんだ。」

「速術法?」

「呪文や魔法を速く出す法だよ。これを使えば、今よりも3倍は速く攻撃できる。」

「3倍も・・・」


「そして、ロサイル君だが・・・」

「はい・・・」

「まだまだ炎の手が使いこなせてない。」

「・・・」

「ジェットを使っても、他の炎の手を持つものには劣るな。」

「そうですか・・・」

「君には1週間で、『炎のチャージ』を身につけてもらう。」

「炎のチャージ?」

「炎の手は何通りも使い道がある。その1つが炎のチャージだ。これを使えば、スピードが半端なく速くなる。」

「半端なく・・・」


「じゃあ、2人とも!!明日から特訓開始だ!!!」

「「おーーーーーー!!!!!」」


こうして特訓が始まった。

次話もよろしくです。


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