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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
フラージャ・特訓編
24/88

第24話 フラージャ特訓場

24話です。

どうぞ

「ナージャさん!本当に俺のおじいちゃんが生きてるんですか!?」


ロサイルは驚いた様子だった。

それもそのはず。

実際にロサイルはおじいちゃんと会ったことが無いのだ。

「ええ、生きてるわよ。もう・・・100歳くらいになるんじゃないかしら?ロサイルは会ったことは無いと思うわ。」

「てことは、エグレサッタ出身じゃないんじゃないの?」

リラが聞いた。

「そうね・・・私もよくは分からないけど、出身はエグレサッタだと思うわ。」

「・・・あのさ、ナージャさん。おじいちゃんの名前って分かりますか?」

「うん。ヒョウルス=クロウズさんよ。」

「あと、どこにいるかは・・・」

「おそらく、『ウィニングウィンゲンツ』だと思う。」


「・・・ロサイル。そこに行きたいの?」

「よく分かったな。その通りだ。」

リラはクスっと笑った。

「じゃあさ、エリスさんの体調が良くなったら行こうか。」



すると、ナージャがこっちを見て言った。

「その前に行くところがあるよ。3人には。」

「「どういうこと・・・!?」」

「行かなきゃいけないのは、大都会の首都デューナ・・・の教会。」

2人の頭には?マークがいっぱいあった。

「何故教会に行かなきゃいけないんですか?」

「そこには、教皇と異端審問官がいるから。」

「「!??」」

「仇討ちするんでしょ?そしたらそこに行くのが一番よ。ちょっと遠いけど、まぁウィニングウィンゲンツよりは近いわ。」

「・・・どうするリラ?」

「も・・・もう少し考えようか・・・」


辺りはすっかり暗くなっていた。


「あ!!!リラ!!宿屋!!!」

「・・・忘れてた~~~~~~!!!!!!!!!!!」

2人は一斉にナージャの方を見た。

「・・・家来る?」

「「喜んで~~~~~!!!!!!!!」」

3人はナージャの家に向かった・・・



「じゃあ、この部屋使って。」

「「ありがとう(ございます)」」

「じゃ、ごゆっくり~」

そう言ってナージャは出て行った。

「んで、どうするリラ?」

「ひとまず聞くけど、個人的にどっちがいい?」

「ん~~~・・・目的からいくと・・・デューナかな・・・」

「やっぱりね。デューナを目指すのが1番いいとは思うけど・・・おじいちゃんに会いたくないの?」

「会いたいけど・・・世界も変えなきゃいけないしな・・・それに、今はもう仇討ちなんてする気ねぇしな。」

「え?そうなの?」

「ああ、今はこの腐った世界を変えることが目的だ。」

「それもそうだね~~・・・じゃあさ、デューナに行くのでいい?」

「おう!そうしよう!」

「よし、決定!!!!」

話を終え、2人は寝た・・・



翌朝・・・

「おはよう~~・・・ナージャさん。」

「おはよう。ちょっとロサイル、いい?」

「ん?何?」

「この前ね、炎の手について調べたんだけど・・・」

「おお!!まじか!!」

「それで、しばらくこっちにいるの?」

「ああ、エリスが治るまでは。」

「じゃあさ、『フラージャ特訓場』に行ってきなよ。」

「何で?」

「炎の手の特訓や、剣技の特訓も出来る。エリスちゃんが治るまで、リラちゃんと行ってきたら?」

「それもいいかもな。んじゃ行くよ。」

「じゃあ、いってらっしゃい。」

「行ってきます。」




次話は、出来れば明日更新したいと思ってます。

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