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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
陰陽の隠れ里編
21/88

第21話 炎と光の末

ロサイルと異端審問官決着です。


いっぱい書きました(vazにしては)


あと、テストが始まるので、土曜日くらいまで更新できません。

ご了承ください。

      ~ロサイルVS異端審問官~


「うぉぉおおおおおお!!!!」

異端審問官が剣を構えて、勢いよくこちらに向かってきた。

ロサイルもしっかり、剣で受け止めた。

「ひゃ~~・・・結構速いんだね~。あんた。」

「言っとくが魔法など使ってないぞ。」


異端審問官はそう言うと、更に力をこめた。

ロサイルはそれに耐え切れず、後ろに下がった。


「はぁ・・・異端審問官なのに・・・近戦が・・・何でこんなに・・・」

「近戦が一番の得意分野だ。残念ながら。」

「まじかよ・・・」


ロサイルは、両手で剣を握った。

そして炎のビームを発生させたのだ。


「へぇ~~、まだこんな技があったんだ。・・・けど、通用しないよ。」

異端審問官は、魔法陣を書きだした。

そのパワーを剣に注入し、炎のビームを切り裂いた。

しかし・・・

「あれ?エグレサッタの少年は・・・?」

探しているうちに、後ろに黒い影が横切った。

「しまっ・・・」

ロサイルは一気に斬りつけた。

地面に転がりながら、異端審問官は倒れた。


「くそ・・・まだまだ・・・」

「なぁ、1つ聞きたいけど・・・」

「何だ。」

「何でそこまでして、教皇の言うことを聞く?」

「愚問だな・・・教皇に仕えるのが異端審問官だ。」

「教皇は教皇でも・・・犯罪に手を染めてるじゃねぇか。」

異端審問官は立ち上がった。


「そこから先は・・・俺を倒してからだ。」

「なるほど・・・絶対負けられねぇな。」

異端審問官は、魔法陣を描いた。

「ライトソード!!!」

異端審問官の剣は、たちまち光り輝いていく。

「いくぞ・・・」

異端審問官は、思いっきり前から突っ込んできた。

「ははっ、そんなに正面からくると、斬られ・・・」

ロサイルが「る」を言う前に、異端審問官はロサイルを斬っていた。


「教えてやろう・・・お前の反応や、ジェット移動よりも速いものを・・・」

「ぐ・・・!!」

「光だ。」

異端審問官は、光の速さでロサイルを斬りつけたのだ。

「はぁ・・・まさに・・・光速の世界か・・・」

「諦めるか?俺が仕える理由を聞くの・・・」

「諦めねぇよ・・・」

ロサイルもすぐさま立ち上がる。

「聞かねぇと・・・人がまたたくさん死ぬ気がする。」

「ほう・・・」


ロサイルは、ジェットを使って正面から斬りつけた。

異端審問官は受け止めるどころか、ロサイルの後ろにいた。


「なっ・・・」

「終わりだ・・・エグレサッタの少年。」

「そう簡単に・・・終わるかーーーーー!!!!!!!!!」


ロサイルは、左手の炎から炎の球を投げつけた。

「ちくしょう・・・」

異端審問官も仕方なくかわす。

そのかわした先には・・・


「異端審問官ーーーーーー!!!!!」

剣を構えたロサイルがいた。

「しまった!!!」

ロサイルが一気に斬りつける。

しかし異端審問官も受け止めて抵抗する。

「まさか・・・エグレサッタの少年がこんなに強かったとわな・・・」

「いちおう、成長期なもんで!」

「・・・だが、光の悪夢は続くぞ・・・」

すると、異端審問官の姿が、光に包まれて消えた。

「あれ?異端審問官は?」

辺りを見回しても見当たらない。

「こっちだ、少年。」

ロサイルは声がした方を勢いよく向いた。

しかし誰もいない。

「遅い!!!!!」

何と異端審問官は、ロサイルの後ろにいた。

異端審問官は勢いよく斬りつけた。


とても深く当たったのか、大量の血があふれた。

「な・・・」

「ここまでか・・・エグレサッタの少年・・・」

ロサイルはその場に倒れた。

「残念だったな、少年。やはり、フォースの技について行くのは、さすがに無理だったか・・・」

「ばか・・・やろー・・・おれは・・・いき・・・て・・・るぞ・・・」

「しぶといな・・・まだやるか?俺も聞きたい。何故そこまでして戦う?」

「さぁな・・・俺を倒してから聞け!!!」

「なるほど・・・そっちもか・・・」

ロサイルは、両手で剣を握った。


「この一発に、全ての炎を込める!!!」

「最後の一発か・・・」

「ああ、そうだ!」

「ははは。全くおもしろいな・・・お前は。」

「・・・」

「ならば、俺も今からする一撃に全ての光を注ごう!!!」



2人は、両手で握った剣を前に突き出す。

「「うおぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」」

「炎のビーム!!!!!!!」

「光のビーム!!!!!!!」

2つの剣先から、一筋のビームが出る。

そして、互いにぶつかった。

真ん中で、すさまじい爆発が起きる。




「「はぁ・・・はぁ・・・」」

「まだ生きてんの・・・しぶといな・・・」

「少年こそ・・・しぶといじゃないか・・・」

2人とも限界寸前だった。

「おい、異端審問官。言っとくけど俺もう動けねぇぞ。」

「あいにく俺もだ・・・この勝負、引き分けだな・・・」

「という事は、思ってること一緒だと思うけど・・・」

「ああ。」

「「どっちの理由も聞かない。」」



異端審問官はすくっと立ち上がった。

「何だよ・・・動けんのかよ・・・」

「悪いな、嘘ついて。」

「はぁ・・・正式には・・・俺の負けか・・・」

「正直驚いたな・・・あの状況であの一撃とは。」

「そうか・・・」

「じゃあな・・・最後に名前を聞いておこうか、少年。」

「ロサイル=クロウズだ。」

「ほぉ~、いい名だ。」

「あんたは?」

「ショウザン=レングラージだ・・・」

「長い付き合いになりそうだな・・・」

「そうだね・・・」



「じゃあな、ロサイル。」

「ああ、今度こそ絶対理由聞き出してやる。」

「ふん、こっちのセリフだ。」



こうして、ロサイルの戦いは幕を閉じた。

次話は、エリスだったり、陰陽の隠れ里だったりです。

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