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色んなIslands  作者: 桜二冬寿
陰陽の隠れ里編
14/88

第14話 陰陽の隠れ里で再開した嫌な奴

サブタイトル長っ!

・・・いですが、どーぞ。

二人はまだ船に乗っていた。

「なぁリラ。隠れ里って言うことは、山の中にあるのか?」

「まぁ・・・多分ね。行った事ないから。あっ、そろそろ着くよ」




二人は、船から降り、陰陽の隠れ里へ向かった。

歩くこと10分・・・

「ここだよ!陰陽の隠れ里!」

「じゃっ、早速入るか」

二人は陰陽の隠れ里に入った。その時・・・

ドンッ!!!

「キャッッ!!」

「わっ!!!」

ロサイルと向こうから来た一人の女性とぶつかった。

「す・・・すいません。お怪我はありませんか?」

「いえ、大丈夫です。そちらこそ大丈夫ですか?」

「はい、すいませんでした。では・・・」

そう言い、女性は去って行った・・・



「で、どうする?」

「もう夜だし、宿屋に行こうか」

「金大丈夫なん?」

「ぼろくても我慢してね」

「・・・・はぁ~・・・」

二人は宿屋に行った。そして部屋で話し合った。

「で、休んだらどこ行くの?」

「ん~・・・山をどっちみち通らなきゃいけないし・・・」

「電車とか無いの?」

「金がもったいない!」

(今まで贅沢してきた奴が言うんじゃねぇ!!!)

「ひとまず・・・フラージャの町に行こうか」

「ん、分かった。おやすみなさ~~~い」

「寝たかったのか・・・」



_____________________________________


「おはようございますっ!・・・ってまだ1時じゃん・・・」

ロサイルは、寝たかったにもかかわらず、1時に目を覚ました。

しぶしぶ窓の外を見る・・・すると・・・

「あっ、あれは昨日の・・・」

そう、ぶつかった女性だった。

何か隠れている様子だった。

ロサイルは、ひとまずその人のもとへ向かった。




「何してるんですか?」

「ひゃあっ!・・・あっ、あなたは昨日の・・・」

「ロサイルと言います。ところで何してるんですか?」

「実は私、この里の、村長?なのでしょうか・・・その人と、一緒にくらしてるんです。」

「へ~そうだったんですか」

「ですが、ここ最近、いつも夜中にどこかに出かけるんです。気になってしょうがなかったので、つけてきたのです。そしたら、見たことの無い地下室に入っていったのです」

「その地下室ってどこにあるんですか?」

「あの噴水の周りに白い正方形の板があるんですけど、それの北側にある板の下です」

ロサイルは、その板を動かしてみた。

「あっ、本当だ!・・・入ってみましょうか」

「えっ!?」

「気になるから~、僕も~ではっ!」

「えっ、あっ、ちょっと!」

二人は、地下室へと足を運んだ。

そこで見た光景は・・・

「村長!!と、あとだれか二人いますね」

その姿を見た途端に、ロサイルは震えだした。

あのマント、あの杖、あの仮面・・・

「異端審問官だ・・・」

その異端審問官は、まぎれもないエグレサッタ村を滅ぼした二人だった。





ロサイルと女性は、三人の話を聞く。

すると、驚くべき事実が発覚する・・・

次話もお願いします。

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