第11話 決着!小さな島の戦い
決着しました~
今回も読んでくださってありがとうございます。
リーダーが勢いよくかかって来た。
それをロサイルは炎の剣で受け止める。
「ははは・・・反応早くなったな~・・・」
「そっちが遅くなったんじゃない?」
ロサイルは、左手に力をこめた。
そして炎の球を作り出し、リーダーに向けて放った。
「いけぇぇーーーー!!!!」
「そう何度もくらうかぁぁぁ!!!!!」
リーダーは綺麗に剣で受け止めた。
その間に、ジェットを使って、ロサイルはリーダーの後ろについた・・・だが!?
「・・・あれ?いない?・・・」
すると後ろに黒い影が通った。
「しまっ・・・」
「ははは・・・やっぱおせぇ・・・死ねガキ・・・」
殺される・・・これはもうあの時のようにはいかない・・・そのとき!!
「ウィンドトルネード!!!!!!」
リーダーの後ろから強い爆風が吹き荒れた。
「私の存在を忘れられちゃあ困るよ」
リラ皇女だった。
「ははは・・・そういやお前もいたなぁ・・・だが・・・簡単に俺は死なねぇぞ・・・」
「そのようね」
そう言うとリラ皇女は本の一文を、手でなぞり魔法陣として出した。
「な・・・何だあれは・・・?」
リーダーも驚いた様子だった。
「あなたには、しっかり反省してもらわなきゃ♪」
「えっ・・・」
「アイストルネード!!!!」
さっきの爆風とは違って、氷がまじった爆風が発生した。
ものすごいスピードでかわしきれなかった。
「ぐっ・・・くそっ・・・ぐわぁぁーーーー!!!!!!!!!!」
リーダーは勢いよく壁に叩きつけられた。
「今よ!ロサイル君っ!」
「了解♪」
ロサイルは、炎の剣を両手で握り、炎のパワーを剣の先にこめた。
すると炎のビームが発生した。
「ぐわぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!!!!」
こうして、リーダーは倒れた。すると奥の方から・・・
「船長!船長!」
他の海賊たちがやってきた。
「あ・・あれ?船長が・・・やられてる・・・?」
そう言うと、海賊たちは、ロサイルとリラ皇女の方を見て怯えた。
「ごっ・・・ごめんなさ~~~い」
そう言い残して逃げていった。
「一件落着ですね・・・皇女」
「ははっ、そうね」
「帰りましょうか・・・」
「うんっ♪」
そうしてロサイルは、リラ皇女を担いで、ジェットを使ってオーシャンアイランドへ帰りました。
次話でオーシャンアイランドでのお話はおしまいです。
まだまだ、作品自体は続くので、
これからもお願いします。